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お婿さん募集中!

劇団WAGNASオンダです!
今回は爬虫類の話です!

ですが…

この記事は実は一週間ほど前に執筆し下書きにストックしておりました。
ですが、本日先ほど帰宅して確認したら当記事で紹介予定のヒョウモントカゲモドキが亡くなっていました。

とても残念です…
一切の兆候も見られず、健康体だと思っていましたが、寿命かあるいは老齢個体だから人知れずどこか悪くしていたのかもしれません。

供養も兼ねて急きょになりますがこちらでアップいたします。
脳天気な発言多々ありますが、あえてそのままアップしています。

悲しいには悲しいですしとても残念ではありますが、正直この趣味を長くやっていると何十何百と経験する、薄情と思われるかもしれませんが仕方ないことです。

なので、あまり変に考えたり遠慮はされず、僕のヒョウモントカゲモドキ考?を楽しく読んでもらえると幸いです!

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以下元記事


我が家には数種類の爬虫類などいるのですが、その中の一匹にヒョウモントカゲモドキのメスがいます。
小学生の頃の僕は、図書館で借りた千石先生の飼育本の表紙でコイツを見て以来憧れていました!

まぁそのあとわずか数年後の中学生の頃に入手し、飼育や繁殖も経験するわけですが!

そんなヒョウモントカゲモドキ、今の時代はレオパードゲッコーやレオパのほうが通るのだろうか。
ネットをよくやったりこの手のエキゾチックペットが好きな人なら、案外わかるほどの知名度を持つ爬虫類界のアイドル的存在ですね!

で、僕は昔は好きだったけど、世間でヒョウモントカゲモドキがどんどんメジャーになり、レオパなんて呼ばれだしたころからあまり興味がなくなっていきました。

人気が出たから好まなくなったというひねくれ根性もあるのですが、原種ベースではなく、モルフや改良品種が前提の時代になったからです。

言ってしまえば犬や猫の品種のようなものです。

同じ「犬」や「猫」や「レオパ」なのに、色や柄や大きさまでもが異なる、それは同種内なのに細かい遺伝の分岐が見た目に出る表現を人間に発見・管理され作出されている。

アルビノに始まり、白化個体や黒化個体や、「豹紋」の少ない個体同士の選別交配、大きな個体の選別交配、またその組み合わせなどなど、今や品種であることが前提の生き物になってしまいました!

複雑なように見えて根っこにあるのは、丸の豆としわの豆のメンデルの法則の組み合わせが基本なので、遺伝の勉強にもいいかもしれません!

でも僕は、そういうのがあんまり好みではなく、原種のほうが好きなんですよね。

ちなみに僕が本格的に爬虫類を始めた20云年前、既にコーンスネークやカリフォルニアキングスネークは完全にその傾向があったのであまり関心を持てませんでした。
また、その数年後には件のヒョウモントカゲモドキが、5年後ほどにボールパイソンがそれに該当してしまい、自然と関心をなくしていった記憶があります。

そんな懐かし&ちょっと複雑な感情のヒョウモントカゲモドキですが、なぜか10年くらい前から飼っている個体が1匹だけいるのです!

しかもアダルトからの飼育なのでもしかしたら15歳近いかもしれません!

これは所謂野性味を多く残した遺伝情報を持った個体だと思われます。

とはいえこの子も繁殖ものに変わりはないのでしょうが、原種に近い個体同士の選別交配か、比較的繁殖化されてから血の薄い個体と思われます。
多分世に出回っている多くのレオパは何十世代も飼育下で繰り返し繁殖されている、もはや家畜ともいえる個体ばかりですからね。

で、僕の持っている子は昔で言うアフガンタイプと呼ばれるものに近いと思われます。
また、今まで結構色々な個体を見てきていますが、こういう表現の個体は今は早々見なくなったようにも感じます。

一昔前までは時々野生採集個体の流通もあったのです。
もう今はとっくになくなってしまいましたが、その中で原種の血を比較的守り続けた個体群の生き残りといった感じでしょうか。

アフガンやモンテンやパンジャブやファスキオラータスなどなど、今では聞かなくなった野生個体の産地や亜種名は少し懐かしいですね。

マニアックな話ですが、アフガニクスという亜種もおり、ただそれはアフガンとイコールではないというのも、難しいところ…
ゆえに僕なんか足元にも及ばないスーパーマニアは「アフガン」の中でも「真アフガン」なんて言っているようです(笑)

で、ですね!
僕の持つ、恐らく比較的原種の血を多く残したアフガンタイプと思われる子の、お婿さんを探しています!!

恥ずかしい話ですがどこのお店で買ったかも覚えていないので、ルーツをたどりようがありません。
ただ貰い物などではなく自分で購入した記憶はあるので、自分なら品種ではなく原種系を買っただろうというのが唯一のヒントです!

もう10年以上生きているので、そろそろ本腰入れて探さないと繁殖が難しくなってしまいかねない。

拘りがあるわけじゃないですが、やはり出来るならば近いタイプと交配させ子孫を残させてあげたいとも思っています。
ただ、先ほども言ったようにこの手の表現型は最近ほとんど見なくなったので、お婿さん探しに難航しています。

まぁあれですね!
品種も原種も可愛いには違いないので、自分がコレが可愛い!カッコいい!と気に入った個体を大切にかわいがればいいんだと思います。

ペット飼育なんて所詮自己満とエゴなんですからね!

原種やレア種を好んでいる方が確かにマニア感は出ますが、僕は普及種を10年20年と飼い込んでいる人の方が立派だと思います!
そんな人ほど、現在は完全に流通が途絶えたレア地域個体群のブリブリなやつとか、知らずに持ってたりするものですから!


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