懐かしき友人
劇団WAGNASオンダ・シュウジです!
懐かしき友人についてのお話ですが、人間ではありません!
「スッポンモドキ」というとても可愛い亀のお話です。
当記事でも軽く説明していましたね↓↓↓
この亀には思い入れがありまして、僕が中学生の頃、初めて本格的なアクア系ショップへ通い出した頃によく見かけたんですよ。
当初は5000円くらいから見始めたのですが、1.2年経つと980円とかで売られていました。
ベビーサイズのスッポンモドキが何頭もわちゃわちゃと泳ぎ回るガラス水槽は、そりゃあ生体に取っての環境は劣悪なのですが、純粋にとても可愛いらしかったこと、
生まれて初めてレベルで見る本格的な異国の爬虫類、図鑑で何度も見たその姿が間近にあるという現実に大変な感動を覚えたものです。
そしてある日、入荷がピタッと止まりました。
爬虫類の大半は野生採集個体なのでよくあることなのです。
肝心の飼育に関してですが、この亀、とても大きくなります。
しかもウミガメ並の遊泳力なので、それこそお金持ちの家にあるお風呂(想像)くらいの超大型水槽がなければ終生飼育は出来ません。
なので、スッポンモドキが安くても、水槽やヒーターやろ過器などの設備投資に云十万、大型水槽に水を入れて重くなるから必要に応じて床補強などもしたら百万単位のお金がかかり兼ねないわけですね…
しかし、当時のスッポンモドキは安く売られていました。
恐らく90%が5年経たない内に死んでいるでしょう。
これは賛否両論どころか完全なる否な訳ではありますが、そんな狂った時代もあったからこそ今があり、僕自身もそんな時代を生きていた懐かしさもあるわけです。
あの頃に見た、赤ちゃんスッポンモドキの大群は今も覚えています。
あれなら20年以上が経ち、それからも時々は目にしたんですよね。
でも大体は大きな個体だったり、アルビノなどの変わった個体でした。
僕があの頃よく見ていたスッポンモドキはちっこいのが大半でしたから、大型個体などを見て「すごいな!いいな!」とは思っても、情緒的にピンとこなかったのです。
そして本当につい先日!
中学生の頃に見た、未だ健在なアクア系ショップにて、20年以上振りに幼体のスッポンモドキを見たのです!
同じ場所で見たという感慨深さもあり、まるで懐かしい友人に再会した気持ちになりました。
当時の匂いや音なども瞬時に蘇ってくるような不思議な感覚です。
お値段は相応にあがっていましたが、前途のように設備投資に大変お金の掛かる亀です。
現在は、あの頃ほど狂った時代ではないと思いますから、大切に飼われて欲しいなぁと心底感じました。
僕も今からでも飼育したいですが、とても飼い切れる自信はありません。
命ある生き物なので、買えると飼えるは大違いです。
宝くじでも当たったら飼うかもしれません(笑)
このスッポンモドキ、大型の個体でもかなり可愛いですが、ベビーサイズの可愛さは異常です!
ちっこいのが泳いでいる姿が特に可愛いので、YouTubeなどで是非見てみてください!
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