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伊豆に一人旅した話。
劇団WAGNASオンダです!
6.7年前だろうか。
急に思い立って伊豆(熱川)に一泊二日一人旅をしました!!
一番の目的は「バナナワニ園」です(笑)
爬虫類専門動物園である「iZoo(イズー)」も目的でした!
つい先日「乗り物がとっても嫌だ」という記事を書いたばかりですが、僕にとって乗り物に乗るというのは本当にストレスな行為なのです。
だから、お金で解決出来るならば喜んで差出します(笑)
鈍行で行くなんて考えられず、少しでも乗車時間を減らすためならばお金は惜しまないのです…。
本当「どこでもドア」か「ルーラ」が欲しいものです。
またその頃は若干懐も潤っていたので、何故か割と高めなホテルに泊まりましたね!
お陰で部屋は広く綺麗で、個室温泉などもあり豪華だったのですが、一番困ったのが食事の時でしたね…
恐らく当時黎明期ともいえる「インスタ映え文化」のせいか、夕食のお重みたいのがなんか見栄えがすごくて、多分これ若いカップルなんか来たらワーキャーする奴なんだろうなぁという感じ。
しかも係員さんが演出もしてくれますから、アラサー男一人の僕はその演出をぼーっと眺めながらも申し訳なくなってしまい、
「いやーすごいですね!」「あっこうなってるんだ?」「写真撮っちゃおっかなー」なんて、悲しい道化を演じるしかありませんでした(笑)
味は普通に美味しかったですが、演出方面に関しては客層を見て察してほしかったです…(笑)
さて初日は「iZoo(イズー)」に行きました!
これ下記の「爬虫類との半生」的な記事で書きましたが、個人的にはiZooは微妙でしたね…
ここは古典タイプの爬虫類マニアが行くような場所というより、SNS時代以降の新世代マニア、また家族連れやカップルがワーキャーするためのスポットかなという認識です。
しかしながらフルアダルトサイズのゾウガメは、もはや牛のような巨大さでアレは感動したなぁ。
後、伊豆と言うリゾート的な雰囲気もあってか、屋外スペースにはヘゴやディクソニア等、当時植物にハマりだした僕にとってかなり興味深い植物を観察することが出来ました!
良くも悪くもiZooはレジャー施設っていう感想です。
もちろんつまらないというわけではなく、園内も広く展示も多いので行けば絶対楽しめると思います!
例のホテルで地獄の夕食を経て一泊し、翌日は「バナナワニ園」に行きました。
昨今はわかりませんが、昭和や平成初期生まれの爬虫類好き少年少女にとって、バナナワニ園はいつか行きたい「聖地」だったのではないでしょうか?
僕もそうでした。
小学生の頃からずっとずっと行ってみたかった場所の一つだったのです。
そしてようやくその地を踏んだわけですが、もうワニがいすぎですね(笑)
曜日や時間帯によって餌やりショーもあるらしく、僕は見れなかったのは残念でしたが。
マナティーやレッサーパンダ、またワニの学術的な展示物なども多く楽しめました。
しかしそれ以上に良かったのが、熱帯温室です!
劇団WAGNASでも4/20に新木場の熱帯温室へ行きますね!
バナナワニ園の熱帯温室には、僕の好きなソテツやヤシ系統が普及種から希少種まで大変に多く、もちろん園を関するバナナなどの熱帯果樹もたくさん、更に化け物サイズのビカクシダやリュウビンタイなど、本当に恐竜時代かのような素敵な植物が目白押し!
昨今ではビカクシダなどオシャレインテリア扱いされることもありその風潮は否定こそしませんが、まずはここの化け物ビカクシダを見てほしいとは思いますね!
ワニも素晴らしかったですが、熱帯温室には感動しました。
更にもう一つ感動したのが、カフェゾーンで食べた、バナナワニ園で栽培されたという「バナナ」です。
バナナにしてはかなり高額だったのですがせっかくだし…と思って食べてみたら「なんじゃこりゃ~」という美味でしたね!
話は変わりますが、幼少期に何かの児童向け小説で「山で遊ぶ少年少女が見つけたアケビを美味しそうに食べる描写」を読んだのです。
僕はそれ以来ずっと「アケビ」に憧れていて、中学生くらいの頃に念願のアケビを食べますが、残念ながら余りおいしくありませんでした…。
しかしあの小説で読んだ「憧れのアケビの味」を「バナナワニ園のバナナ」に感じたのです(笑)
はい!
しかしながらバナナワニ園はiZooと違い、そもそもワニや植物に興味がなければそこまで楽しめないんじゃ…とも思えるスポットでしたね。
もちろんここからワニや植物に興味を持つこともあると思うので、一概には言えませんが!
しかし、色々思い出していて思ったのが、写真が一枚もないという事。
僕はあまり写真を撮る行為に興味がないのです。
それは昨今の何でもかんでも写真を撮るというSNS至上思想に対しての、アンチ感情的な部分もありますが、思い出を振り返ってみると少し寂しいなと感じました。
残念ながら人はどんどん記憶を忘れていきますよね。
忘れるならまだマシで、都合よく書き換えてどんどん「存在しない記憶」を量産していってしまう生き物です。
じゃあ例えば、小学校の同窓会なんかをやって当時のエピソード話なんかをしたら、きっと自分の記憶と完全合致する話なんてないんじゃでしょうか。
相手が間違っているのかもしれないし自分が間違って言うのかも。双方とも微妙に間違ってしまっているのかもしれません。
「最近事実や真実に意味がない」という記事を先日書きましたが、せめて自分の経験やそれを経て感じた感想くらいはありのままの事実で覚えていたいものだと思います。
しかし忘れてしまうのは仕方ない…。
そしてそれを思い出すためのトリガーは、写真だと思うんですよね。
その時の写真を見れば100%でなくとも、かなり鮮明に記憶が思い返されてくることもあると思うのです。
昨今では写真と聞くと「アート・芸術」をイメージする傾向が強いですが、僕にとっての写真とは、人の外付け記録媒体であり、一種の記憶装置のようなイメージを強く感じてしまうのです。
まぁそんなこんなで伊豆に一人旅をした話をさせていただきましたが、本日これより伊豆(伊東)へ旅行に行ってまいります(笑)
「伊豆に移住したい」と思えるほどに楽しんでくる予定です!
帰宅後もしかしたら記事にするかもしれないので、お楽しみにお待ちください!!!
【開幕告知】
4/20(土)の正午より、都内夢の島(新木場)にて劇団WAGNAS開幕いたします!
当日参加メンバー募集しております!
参加希望はもちろん、ご質問やお問い合わせも下記よりお願いいたします。
【お知らせ】
劇団WAGNASの団員(一緒に活動するメンバー)募集中です!
東京の新たな魅力とノスタルジーを感じたい方はぜひ劇団WAGNASへ!!
※芝居はしません…
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