ハダカの僧侶
僧侶って
どこか笑われている職業だ。
でもその笑いは
目の前で起きていることではなく
いつも背中で起きている。
だから本人は気づかない。
気づかないから
特に違和感なく
どっぷり浸かっている。
でも
それは偶像である。
あの僧侶に供養してほしい!
本来はそうなるべきだ。
しかし
墓という人質に近いもの。
昔から檀家という十字架により。
そんな日々が終わる気がしている。
皆さん馬鹿ではない。
これはおかしい。
なんのためにやるのか。
目的に対しての対価。
そこへの厳しい目が向けられるのは当然の流れである。
このあと
伝統仏教はどうなっていくのか。
わたしは
このままでは存在しなくなってくると思っている。
もうそこまで来ている。