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狂ったダイアモンド シド・バレット

本日1月6日はシド・バレットの誕生日……ということで

マイク・ワトキンソン&ピート・アンダーソン著『クレイジー・ダイアモンド/シド・バレット』

ピンク・フロイドの創始者、狂ったダイヤモンドシド・バレットのバイオ本。

俺はピンク・フロイドの1stアルバム『夜明けの口笛吹き』と、シド・バレットのオリジナルアルバム2枚が大好きなので、どうしてもこの本が欲しかったんだけど、なかなか入手困難で、ようやく手に入り、毎晩寝る前にちびちび読み進めていた(けっこう独特なフォントで慣れるのに苦労する)。

一人の男が崩壊していく様はとても痛ましく、哀しい。
ストーンズのブライアン・ジョーンズもそうだけど、自分が作ったバンドからクビにされるってのはあんまりだよな。
シド・バレットはあきらかに、ロックの世界をサヴァイブするには狡猾さと忍耐力が足りなかったと思うし、ドラッグに手を出さなかったとしても短命に終わる運命だったかもしれない。

向こう見ずで恐れるものがまったくなかったキッズ時代のシドと、ポップ・スターの美しいシド、マッドキャップスなシドに、隠遁生活を送るシド……あまりの落差に眩暈がしそうだ!

孤独で自由なクレイジー・ダイアモンド永遠なれ!


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