2024/09/15の広島東洋カープ 10-2 勝ち!

新しい風が吹いた。

今夜のカープ

常廣が何を思ってマウンドに立っていたかは分かりませんが、
最初から全開でもんのすごく飛ばしていたのは分かります。
体力の続く限り投げて前に倒れてみせるって位の気迫で。

相変わらずの守備のやらかしはかなり多くて、
初回から矢野が後ろに溢して二死二三塁となりましたが、
ここで常廣が踏ん張ってみせました。運も良かった。
フルカウントまで行ったらフォークが浮いて入って宮崎を見逃し三振。
宮崎が見逃し三振で倒れるの始めて見たかも。
びっくりしちゃいました凄いな常廣。

相手先発の吉野がフラついていたのもあったでしょうし、
打ててはいた打線に常廣が火を付けたのもあったでしょう。
初回で二死一塁から野間が四球を選ぶと小園が初球を叩き2点タイムリー!
矢野が繋いで調子を戻しつつある末包タイムリー!
菊池のしぶとい当たりもレフト線に抜けてタイムリー!
いきなり4点を先制します。

ちなみに常廣にも打席が回りました。初球まさかのフルスイング。
当たらなかったんですが見極めは上手いようで、
もしコンタクト出来るようになると床田や森下の仲間になれるかも、
なんて思ったりしました。

二回裏に矢野が押し出し四球で5点目。
一死満塁で相手投手が代わって、小園が倒れて、1-2からの四球。
まさに会心の四球でした。これ取れてなかったら危なかったでしょう。

三回表にちょっと常廣がバテ始めて、
牧と佐野に連打されて無死二三塁になったんですが、
残菊、ゴロ間1失点、残菊で1点で凌いでみせます。
残菊の球はど真ん中でした。おそらく構え通りの。
坂倉の構えに常廣が見事に答えてみせました。
すごいだろ菊池。一度味わうと二軍に戻れなくなるだろ常廣。

この後四回裏に無死一二塁で野間がゲッツーやらかすんですが、
(送ると思ってたので強攻でびっくりしました。野間バント下手ですねそういえば)
直後の小園が初球を仕留め1点、矢野も長打でもう1点。
六回裏にはエラーもあって二死二三塁となった所で、
菊池へのスプリットが浮きました。逃さず仕留めスリーラン。
これで10-1とします。

常廣は力の限り投げ抜いて五回1失点。
五回で山本に死球(スイングしに行ってたので死球にはならない判定だ、という事で新井さん監督が食って掛かったりしました)が行ってしまい、
動揺しても仕方ないと思ってましたが桑原をサードゴロ。
小園がよく抑えて常廣も0で切り抜けます。
初登板のルーキーにこんな場面を任せて申し訳ないと思いつつ、
本当によくやってくれました。

からの継投です。ここ最近散々でしたが踏ん張ります。
六回の塹江が先頭ヒット、からの菊池エラー。どちらもストレート。
ここですごく嫌な予感しましたが坂倉が大胆に組み立てます。
なんと以後はスライダーだけを要求しました。
実際これで梶原牧佐野を全員フライアウト。無失点で切り抜けた。
ここがターニングポイントだったんじゃないかな。
會澤のあの怒涛のチェンジアップ要求を思い出しました。ナイスリード。

七回の森浦は何かを試していたようにも見えました。
オースティンにカーブカーブストレートで三球空振り三振とか、
宮崎をストレートだけ3つでセンターフライとか。
戸柱にツーベース打たれて桑原に初球ストレートを叩かれ1点失いますが、
続く左の森敬斗はチェンジアップ多投で空振り三振。最少失点で抑えた。
八回はやっぱり先日の汚名を返上したいであろう島内でした。
いきなり小園がエラーして嫌な記憶がよぎりましたが、
二俣が無理してゲッツーを取りに行かず一塁アウト。ここが先日と違った。
それからオースティンを真ん中154kmで空振り三振。なんとかなった。
九回は長谷部が入ります。言われてみればこれが一軍二回目。
先頭に四球出しましたが戸柱ゲッツー桑原セカンドゴロ。
最後は守備もリズムを取り戻せた感があります。
この試合もこっそりエラーが多発してゲッツー取れてなかったし。

果たしてこれで底を抜けたのかはちょっと何とも言えません。
しかし明日分かるでしょう。
どちらも中5日の森下と東。
二週連続で背信やっちまった森下は後がないんじゃなかろうか。
あんまりひどい投球だと抹消で帰ってこれないまであるかも。

常廣がここまで頑張ったんだ。今度こそやってみせろ森下。

他球場の感想

東京ドーム 巨人 6-3 中日

・初回に吉川と浅野のタイムリーで巨人が先制し、
・三回裏にも吉川のソロで3点目が入ります。
・しかし四回表に石川昂弥のタイムリーで中日が1点を返すと、
・六回表に石川昂弥のソロで1点差。更に二死一三塁とし菅野を降板させ、代打宇佐見のタイムリーで中日が追いつきます。
・が、その裏あっさり岡本がソロで勝ち越し。藤嶋が先頭に打たれた。
・七回裏にも吉川の2点タイムリーでダメ押し。
・ケラーバルドナード大勢が0で繋いで巨人が連敗脱出しました。
・勝ちは継投して追いつかれた高梨に付いています。ただピンチ作ったのも菅野で同点で抑えたんだから勝ちに相応しくもあるかも。

甲子園 阪神 2-1 ヤクルト

・ビーズリーの暴投で初回にヤクルトが先制するも、
・二回裏、佐藤輝明と前川の連発で阪神が逆転。
・前川お前いつの間にアイブラック兄弟の三人目になってたん…?
・ともかくこの後両先発が頑張ります。ビーズリーが六回1失点。
・一方の高梨も七回裏に大山ホームイン…かと思ったらリクエストで覆り、その後点をやらずに七回2失点のナイスピッチ。
・ヤクルトは八回に二死一二塁、九回に二死満塁を作るも…
・桐敷とゲラがどちらも0で抑えて阪神が逃げ切りました。
・ビーズリーが勝ち投手で高梨が負け投手に。

京セラドーム大阪 オリックス 0-3 ソフバン

・どちらにとっても苦しい投手戦となりました。大津も宮城も八回無失点、どちらにも勝ち負けつかず。
・杉山ヘルナンデス長谷川尾形が0で繋いで、
・マチャドペルドモ吉田輝星も0を並べましたが、
・12回表に一死満塁を作って栗原がタイムリーで遂に均衡を破ると、
・パスボール&山川タイムリーで3点を勝ち越し。
・裏を岩井が三者凡退で抑えてプロ初セーブ。
・ソフトバンクはこれで四連敗から六連勝です。

ベルーナドーム 西武 7-1 ロッテ

・金子侑司の引退試合となりました。一番レフトで最後まで出ています。
・二回裏に野村の内野安打で先制。シーズン途中のトレードで移籍先選手の引退試合に出て先制打ってるんだから本当に人生何が起きるか分からない。
・三回表に荻野がタイムリーで1点返すも、
・その裏に西川タイムリーと佐藤の野選で2点を勝ち越します。
・七回裏には代打栗山巧がタイムリーで4-1。更に金子の盟友源田が2ランで惜別の一撃を叩き込みました。
・八回表に佐藤がソロで1点。一死満塁となって元山は間違ってもゲッツーになるまいと見逃し三振を選び、
・最後に金子の打席が来ました。ショートに鋭い当たりを放つも…茶谷が好プレーで最後のヒットとはいかなかった。ロッテも順位決まってないしね。
・今井が八回128球1失点の力投で八勝目。
・佐々木朗希は七回のマウンドに立ったんですが危険球退場になってしまい負けも付いてしまった。

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