いっこく堂劇場(ビデオ)③


いっこく堂劇場というビデオ作品を音声から文字におこしたものを一部掲載しています。

話がたくさんあるので少しづつ書いています。
<はだかの王様>
はだかの王様の話です。はだかの王様?どこかで覚えている・・。子供のころ読んだ童話・・・・いっこく堂さんがいっこく堂劇場でアレンジすると・・・・。
はじまりはじまり!
登場人物は、いっこく堂さん、サトル(とりの腹話術人形)、師匠(おじいさんの腹話術人形)です。

いっこく堂さん:あるところに、ゲームが大好きなとっても上手なサトルくんがいました。

サトル:いやあーいやになっちゃうね。どうして?最近のゲームはあんなに簡単なんだろう。もっと難しいゲームはないのかな?オレは、ゲームの天才だろう?ゲームの天才にふさわしい難しいゲームないのかな?
師匠:はい。ゲームだよ。新発売のゲームだよ。いらんかね。いらんかね。サトル:おーおーこんなところで、ゲーム売っているぜ。
師匠:やあ、おにいいさん。ゲームは得意かい?
サトル:なんだよ。これ。
師匠:これは、天才にしかお売りできないゲームなんだよ。
サトル:どういうことだよ。
師匠:なにしろ、下手くそな人には、画面が全然見えないんだよ。
サトル:それは本当かい?
師匠:どうですか?お兄さん
サトル:しかし、言っておくけど、オレは本当に天才だよ。
師匠:それは、ちょうどよかった。どうですか?なんなら、ここで試してみますか?
サトル:やってみようか?
師匠:ただし。
サトル:なんだよ。
師匠:言っときますが、下手な人には全然見えません。
サトル:オレ、天才だからよ。
師匠:じゃあ、早速どうぞ。
いっこく堂さん:しかしサトルくんには、画面なんか全く見えませんでした。

続きは、想像してお楽しみ下さい。

声を出して読むと、より想像力が増すかもしれません。

はだかの王様の話を、ゲームに変えてしまったお話です。

続きはまた。次回は『犬の影』です。













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腹話術わがし
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