フジテレビ騒動で思い出したこと②


 最近のフジテレビ騒動で思い出したこと①はこちら ↓


②あるラジオ局(グループ会社)のことである。最近のことではなく、だいぶ昔のこと。1通のメールが来た。
わがしさんに相談したいことがあるので連絡して欲しいとのこと。
びっくりした。某ラジオ局の放送をよく聴いていたから、とても嬉しかった。すぐに電話した。電話の内容に驚いた。私の出演ではなかった。
私の大事な大事なあいぼうのカラスのキラちゃん(オーダーメイド腹話術人形)を貸して欲しいとのことだった。唖然とした。貸す?
収録の際、私がキラちゃんを持って、某ラジオ局に行き、収録終わるまで待っていて、帰るという内容だった。
全く意味がわからなかった。さらに無料とのこと。
私は即答した。お断りします。
私の大切なキラちゃんを貸すことはできません。オーダーメイドで人形作家さんに作っていただいた大事なあいぼうですと言った。
担当者は謝罪するかと思ったら、違った。
わがしさんのカラス、有名人の○○さんに使っていただく予定ですよ。光栄でしょ?
私は電話口で怒りをこらえて冷静に言った。
○○さんはもちろん知っていますよ。私はファンじゃないし、大切なカラスのキラちゃんは誰にも触られたくありません。
担当者は驚いたようだった。有名人が使うと言えばホイホイ貸すと思ったのだろう。わがしさんの名前ホームページに出しますとも言った。
私は、はっきり言った。全くメリットありませんと・・。
私は、いっこく堂さんが使うと言うならば、北海道でも沖縄でもどこにでも伺います。キラちゃんもいっこく堂さんならば喜びます。
担当者は、なんでいっこく堂さん?
この人、私のSNSも全然見ていないで連絡したのだと思った。
いっこく堂さんに憧れて腹話術師になったからです。それでは失礼しますと言った。担当者は無言だった。
私は電話を切る前に、またもし何かありましたらよろしくお願いしますと言った。
 電話の後、腹が立った。イライラした。大切な大切なキラちゃんを汚された気分になった。担当者は、私が有名ではないから売れている人の名前を言えば、喜んで来ると思ったのだろう・・。しかも無料で・・。
私のキラちゃんは、世界で唯一無二のカラスの腹話術人形。デザインから描いてもらい、私のイメージとおりに誕生したキラちゃん。大切に大切にしてきたから悔しかった。気がつくと泣いていた。本当に失礼な某ラジオ局の担当者だった。
フジテレビの二回目の会見の際、失礼な記者を見ていて思い出したことでした。
















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腹話術わがし
いただいたサポートはあいぼうさん(腹話術人形)たちの修理代などに使いたいと思います。