腹話術人形について【1】
腹話術人形とは
腹話術人形というものは、一般的にあまり知られていないみたいだ。
詳しく書いてみることにした。
【1】腹話術人形とは?
腹話術人形とは、口が開く人形のこと。いわゆる口パク人形とも言う。
たまに、口が動かないパペットを腹話術人形だと思っている人もいる。パペットというのは、手だけ動く人形もあるからだ。
【2】腹話術人形の種類
手作りの腹話術人形、口パク腹話術人形(ソフトタイプ腹話術人形)、からくり腹話術人形(ハードタイプ腹話術人形)、オーダーメード腹話術人形の4つに分けてみる。
1)手作りの腹話術人形
手作りの腹話術人形とは、手作りの腹話術人形だ。手作りと言っても簡易的な腹話術人形のことを言う。簡易的な腹話術人形とは、言葉のとおり簡単にできるという意味である。
手芸が苦手な私でも、靴下人形はできた。
①靴下人形
靴下を使って、作ったもの。私も、腹話術をはじめたころは、半年間靴下人形しか持っていなかった。
(靴下人形の作り方)
用意するもの:新しい靴下、薄い厚紙、赤いフェルト、目玉(動眼)、手芸用ボンド、はさみ
靴下の底の大きさに合わせて、薄い厚紙を切る。そして、切った薄い厚紙を赤いフェルトのところに置き、チャコペンや色鉛筆で、書く。フェルトをはさみで切る。切った薄い厚紙を靴下の中に入れる。これで口ようになる。その後、切った赤いフェルトを靴下の底に貼り付ける。最後に目玉(動眼)を手芸用ボンドで靴下に貼り付ける。自分だけの靴下人形ができあがり。靴下の色で、靴下人形の雰囲気が変わってくる。初めて作った靴下人形は、白い靴下で作った。その後は黒だった。
②鍋つかみ人形
口のようになった鍋つかみを使って作ったもの。昨年、10月よみうりカルチャー川口の新規開講に向けて、100ショップで購入した、パクパク動く鍋つかみを使って作った。口の部分に貼ったフェルトは以前100ショップで購入したものを使った。目玉は、以前から持っていたものを使用。かわいい仕上がりになりました。
③折り紙人形
手を入れてパクパク動く折り紙。
④新聞紙人形
新聞紙を折って、折り紙人形の大きいもの。
⑤スリッパ人形
スリッパの裏を口にしてパクパクしたもの。以前作って持っていたが、口の動きが硬く、使いにくかった。今はもう持っていない。
他:牛乳パックを使った人形など
①~⑤のメリットとデメリットをあげてみる。
メリットは、お金が少ししかかからない。手作りすることによって、親しみもわく。
デメリットは、人形に対する愛着が湧きにくい。折り紙人形&新聞紙人形は、すぐに壊れる。
次回は、口パク腹話術人形について書きますので、お楽しみに。