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2024年8月の良かったケーポップ

TAEMIN - 「Eternal」
♩Horizon

テミンのSMからBPMに移籍後初リリースのミニアルバムより収録曲です。
所謂2020年くらいのニュートロブーム時によく聴いたような80年代テイストのシンセポップ。アップテンポでかつ圧の強い音がたくさん鳴って、そこにテミンの綺麗なボーカルが乗ることで隙の一切ないゴテゴテした派手な作品に仕上がっていて素晴らしい。焦らされるようなスピード感のおかげで聴いてるだけでカロリー消費しそうな楽曲です。EVERGLOWの「LA DI DA」やATEEZの「Take Me Home」みたいな、こういうダサめな音の鳴るシンセポップ大好きなので無条件でプレイリスト入り…

RESCENE - 「SCENEDROME」
♩LOVE ATTACK

今、中小事務所好きのオタクから熱い注目を送られているRECSENEの初カムバック!前作「YoYo」「UhUh」は洋館・お花・ファンタジー…という感じでしたが、今作は一転夏らしい開放的な路線に。
Y2Kテイストの洋楽的な趣を感じるフレッシュなサマーソングで前作の妖しさは皆無の爽やかさ。ストレートな曲ではあるけど、開幕やサビ後など節々で挟まれるエレキギターのフレーズとか、「I am all you need, I am all you need」部分(ここの振り付けも良い)が癖になります。
前作とのギャップで最初は戸惑いましたが、パフォーマンスを観ていくうちに、派手で強めなルックスの子が多いから、こういう快活な曲の方がむしろビジュアルが活きてて良いのでは?と感じてきてジワジワハマり中です。

JAEHYUN - 「J」
♩Roses ♩Flamin' Hot Lemon

NCT127よりジェヒョンのソロデビューアルバム。NCTの企画として「Forever Only」などソロリリース作品はいくつかありましたが、今作では過去作のようにジェヒョンの声を活かした多様なR&Bが収録されています。アイドルというよりはソロR&Bシンガーのアルバムを聴く感覚で聴いちゃいました。
「Roses」は感傷的なムードに溢れた、聴いているとズシンと重みを感じる一曲、サビのコーラスが印象的。一方「Flamin' Hot Lemon」は温かみがあって軽快なリズム、比較すると気軽に聴けるテンションの大人なラブソング。連続して聴くと声色の明らかな違いが分かるはず。ボーカリストとしての表現力の高さが感じられる良いアルバムでした。ソロだからこそグループでは聴けない表現力や深みを感じられるのが素敵。

WayV - 「The Highest」
♩Bandage

WayV(威神V)日本デビューアルバムより収録曲。まず、聴いていただければ言いたいことは完全に判るはず…完全に曲が邦ロック!!しかもアニメ主題歌タイアップとか付いてそうなやつ!威神V・NCTの流れを汲む曲たちが並ぶアルバムの中で、一際異彩を放つ直球ストレートな爽快感のあるJ-POPバンドサウンドが急に流れてきたので笑いました。
正直日本のアーティストがこの曲をリリースしていたら聴くかどうか分からないタイプの曲なんですけど、イル活曲として海外のグループがこういう曲を歌ってくれるとテンション上がっちゃうところありますよね。1番ではテン、2番ではクンが担当するサビの「To be yourself どんな時でも/醒めない夢とどこまでも」のメロディーと歌い方が特に好き。

DRIPPIN - 「Weekend」
♩FLY HIGH

今年2度目となるDRIPPINのミニアルバムより収録曲。個人的に今年のDRIPPINは表題より収録曲の方が好みでした。
「FLY HIGH」も清涼感たっぷりの夏らしいディープハウス楽曲。ディープハウスという時点で食い付く層が一定数いるくらいK-POPでは人気のジャンルですが、まさにK-POPオタクにウケる音や展開ど真ん中な楽曲だと思います。こうキラキラした音がたくさん鳴ってるナムドルの曲って良いですよね、ウリム所属グループの楽曲ってこういう音がよく聴こえるイメージなので好きです。

ARrC -「AR^C」
♩shadow ♩duality

ミスティックストーリー初のボーイズグループARrCがデビュー!先輩となるBilllieは中小事務所ながらもそれを感じさせないクオリティと独特の世界観づくりが素敵ですが、彼ら同様のクオリティの高さを感じます。Billlieでは特に感じなかったんですが、HIPHOP色が強くて洗練された雰囲気で、なんとなく全体的にSMっぽい音楽性だな~と感じてます。
私が気に入ったのは収録曲の「shadow」。ジャズとヒップホップが融合したジャンルの楽曲で、ピアノや生楽器のあたたかい音が心地よいスローテンポでメロウな楽曲。8月リリースだけど冬に聴きたい1曲。「聴かせる」感じの曲調なんですが、後半HIPHOPが強くなってダンスも激しくなる地帯が一瞬挿入されるのが面白いです。
この曲、teaser時点でBilllieの「various and precious (moment of inertia)」に似てるなと思ってるんですけど、曲調も音も似てるので併せて聴いて頂きたい。

HYOLYN - ♩Wait

サマークイーンヒョリン、今年も夏曲でカムバック!最早KPOP界の夏の風物詩的ですね。今年のカムバはヒョリンらしいセクシーさは健在のまま、トレンドのアフロビーツを取り入れたチルめな楽曲を引っ提げてやって来てくれました。MVのロケーションみたく真夏に自然の中やリゾートで聴きたい。ヒョリンのハスキーだけど輝きのある声が浮遊感のあるサウンドとマッチして瑞々しい爽やかさを演出してくれてます。
ヒョリンといえば曲だけでなくパフォーマンスも注目。KISS OF LIFEの「Sticky」でのお尻を振るtwerkダンスが話題になってましたが、その彼女たち以上にずっとお尻振ってます。MVでも音楽番組でも振りまくってます。綺麗に日焼けして夏全開なスタイリングも美しい。流石、長年サマークイーンをやっているだけのキャリアと貫禄です。

YOUNG POSSE - 「ATE THAT」
♩ATE THAT ♩Loading…

3月の「XXL」も最高だったYOUNG POSSEが引き続きHIPHOP愛に溢れた作品でカムバック!HIPHOPの素地や知識がないので詳しいことは分からないんですが、私の中のふんわりした「HIPHOPの音」がメチャクチャ鳴ってるな〜ってのは分かります。「ATE THAT」のサビでピーピー鳴るシンセとか「Loading…」のイントロのピアノのフレーズとか…。本格的だけど素養がなくても楽しめるキャッチーさがあるし、きっと詳しい人にはもっと楽しめる要素もあるこの作品作りは流石だと思います。HIPHOP好きな大人が楽しんで作ってるんだろうなと…。曲だけじゃなく彼女たちのラップも聴いてて気持ちいい。ソネはもちろん、他メンバーもそれぞれの色のあるラップを繰り出していてスキルアップを感じます。
そして今回もMVが傑作!KPOPは楽曲+映像やアートワーク込みで1つの作品だと思ってるので、毎回凝った愉快な映像をリリースしてくれるのは信頼できます。あまりにもGTA(グランドセフトオート)すぎる映像で、これも元ネタ知ってたら更に楽しいんだろうな〜と思いつつ、知識がなくても全然楽しめるメンバー大暴れ映像です。プレステ的な懐かしいグラフィックが素敵。7月にお台場で行われた「XD FES」に出演した際も、日本公演用に用意したOP映像を作ってたりと、デザイン方面もかなり情熱があるグループだと思うので更に応援したくなっちゃいました。

24K+ - 「Summer Time」

サバイバル番組「PEAK TIME」ではほぼ無名ながらも、応援したくなる若々しさで視聴者にインパクトを残した24K+のデジタルリリース。番組後に出した「Roller Coaster」での正式デビュー以降、動きがあまり見えなかったのですが、デジタルとはいえ続く楽曲リリースがあって安心…。
MVはVlog的な映像で音楽番組出演もなかったのは残念ですが、楽曲は少し前に流行したトロピカルハウスの正統派サマーソングです。最近あまり聴かなくなってきたジャンルだからこそ逆に新鮮だし、彼らのフレッシュさのある歌声にマッチしてるなと感じてます。アイドルらしいキラキラした可愛い楽曲ですが、どこか夏の終わりを感じさせる切なさも漂ってるのが良い。

MCND - 「SUMMER SINGLE 'ADDD'」
♩ADDD

MCNDが猛暑にピッタリのサマーソングでカムバック。デビュー時から一貫してクオリティの高いHIPHOPサウンドをやってくれてたMCND。夏の暑さと恋愛の熱さでとにかく「暑い!熱すぎ!」…という歌詞のストレートさが素晴らしい夏曲です。MCNDは今までの作品もユニークな要素がありましたが、ここまでタイトルで振り切ったのは初めてでは?
開幕のボンゴの音からもう魅力的だし、そしてタイトル通り「아뜨뜨뜨(あとぅとぅとぅー)」と叫ぶサビが最高。クールな曲も彼らは出来るけど、逆にこういうコミカルなことをやりこなせられるのは才能だと思うので、こうちょっと癖のある路線を今後も期待したいです!ただ愉快なだけじゃなく、サビ以外の部分ではラップやボーカルのスキルも映えててカッコイイパートもしっかり健在。1:19頃のCastle J→ウィンのラップパートの緩急が特に好き。
正規カムバじゃないからか、何故かMVは全編アニメーションなのが残念(なのでMcountdownの映像を貼っています)。この曲の雰囲気に合うコミカルな振り付けが満載で、サビの飛び跳ねたり、ケツが熱い(?)動きがとにかくかわいい。

このMVなんなんですか?

ENHYPEN - ♩One and Only - PIKA PIKA REMIX

昨年リリースされたENHYPENとポケモンのコラボ楽曲のリミックスバージョン。原曲は正直そこまで刺さらなくて聴き流してたんですが、このリミックスはガラッと印象が変わっていて大変良いです。原曲より少しテンポアップしてビート感を増して、まさにポケモンのゲーム内BGMのようなピコピコした音でコーティングしたチップチューンに変身。平和なムードが一気にカラフルでポップになって、私は断然こっち派です。
自分がプレイしてた頃のGBAとかのポケモンでまさにこういう音の曲が鳴ってた気がして懐かしい気分になれる一曲でした。

LUN8 - 「AWAKEING」
♩WHIP

LUN8の5カ月ぶりのカムバックです。私は2月リリースの「PASTEL」でちゃんとLUN8を聴くようになったんですが、あのダークメルヘン路線はレアで普段はファンク要素の強めなノリやすい楽曲が多いんですね。
今回の「WHIP」はシンプルな正統派ジャージークラブ。今年のトレンド5つ打ちがわかりやすく響いてます。メロディーとか歌い方は若手のグループらしい明るさがあるけど、サウンドは音数少なめで今時という感じ。うるさすぎないこのバランスがお洒落さを上手く出してるな~と思います。そして、とにかくサビの「Whip It Up Whip It Up~」の中毒性が高い。一発でメロディーを覚えられる曲は強いです。楽曲もMVも正直かなりシンプルというか、全く奇を衒ってない真っ直ぐな作品なので最近の流れでは語られづらい作品だと思うのですが、本当に良い曲です。
パフォーマンスも曲名「WHIP」通り鞭を打つような振り付けもキャッチーだし、ターンしたり床を使ったりとかなり躍動感があるのに8人全員シンクロしているのが見てて気持ちいい。

CHUNG HA - ♩Algorithm

約2年の空白を経てリリースされた「EENIE MEENIE」以来5ヶ月ぶりのデジタルリリース。前回リリース時には「チョンハの帰還!」と盛り上がってましたが、今回は「Rollercoaster」「Gotta Go」などチョンハの名曲を生み出したブラックアイドピルスンの久々の提供曲。チョンハらしい軽やかな音色が良いディスコハウスで、今作の方がより「チョンハが戻ってきた!」感が強いかもしれません。空白期間を取り戻すようにすぐリリースしてくれたのも嬉しい。
チョンハの得意な、我々を喜ばせてくれる艶のあるサウンドに安定の歌声で、新曲なのに実家のような安心感。終盤のデデデデデッデデデデデッ…のところが聴きたくてリピート不可避。MVでは面白い動きをしたり可愛い表情も見れるシーンもあり、普段の凄みのあるパフォーマンスだけじゃないファンサービス的な要素もあるのが素敵。
最高な曲なんだけど2分弱しかないのが少し残念!すぐ終わってしまうのだけが惜しい…!

LE SSELAFIM - 「CRAZY」
♩Chasing Lightning ♩CRAZY

今年は色々大変だったルセラフィム。「この次何をやるのか」がかなり難しい案件だったのでは?と勝手に心配してましたが、再びルセラらしい突き抜けた大胆さと奇抜さで暴れてくれて安心しました。「EASY」がおとなしめだったので今回「CRAZY」ではまた強烈な曲を提げて戻ってくれたのが嬉しいです。
今回メインで取り入れられてるのはヴォーギングということで、ヴォーギングに合いそうなジワジワとテンションを上げてくれる低音の気持ち良いミニマルなHOUSEに、KPOPではまだ珍しいPHONK要素のあるキンキンした音が印象的。更に独特な歌詞の響きも加わって、かなり変だけどカッコいい一曲に。このリズム聴いてるととにかく気持良いので6分くらいに引き伸ばしたバージョンとか作ってくれないかな?
恒例のイントロポエトリー枠「Chasing Lightning」も今回は3分越えの大作、いつも以上に喋りまくり。喋ってる内容はよく分かりませんが、何故かこのシリーズは毎回異様な盛り上がりを演出してくれる欠かせない存在になってますよね。裏で鳴ってるトランスっぽい音がベタな展開すぎて絶対ノッてしまう抗えない音でズルい。

SF9 - 「FANTASY」
♩Don't Worry, Be Happy ♩My Fantasia

今回は5人体制でのカムバックとなりましたが1月の「BIBORA」に続き心を揺さぶってくれる音楽をリリースしてくれました!由緒正しいK-POPらしい印象の曲が詰まったミニアルバム。表題の「Don't Worry, Be Happy」は前作の激情的な雰囲気からは一転ハッピーで爽やかなオーラ漂うアイドルソング。MVや音楽番組のセットも明るくて可愛い。だけど歌詞のテーマは元恋人への想いをひたすら歌う失恋ソングで、「平気、大丈夫、幸せになって」と強がりつつも未練を感じる歌詞の湿り気が彼ららしい…。でも歌詞を見なければ新人グループのような清涼感と笑顔に溢れた作品です。インソンのボーカルが映えるラスサビ前からの盛り上がり方が特に多幸感いっぱいで好き。
「My Fantasia」は歌詞を見ると甘いラブソングかつFANTASY(ファンダム名)に向けたファンソングのようですが、しんみりバラードではなく難しいことを考えずに盛り上がれるディスコファンク調楽曲。今時の流行の音ではないけど、めちゃくちゃK-POPだな~と感じる要素満載です。ラップの感じとか、哀愁のある芯の太いメロディーとか、分かりやすいダンスブレイク地帯があったり、メボ絶叫ももちろんあります。

OH MY GIRL - 「Dreamy Resonance」
♩Classified

最近は年1カムバなオマゴル。Nonstop以来、夏曲のリリースが増えてましたが今夏は初期のおとぎ話のような幻想的なコンセプトに回帰。生楽器で奏でられる華やかなメロディーが軸になったメルヘンな雰囲気ですが、その裏でメルヘンとは相対するようなビートが刻まれてるのがなんと言ってもこの楽曲の良さ。クラシックみたいなフレーズと一緒に5つ打ちのビートやカチカチカチカチ…とハイハットが鳴ってるのが、一見アンバランスなのに綺麗に調和されていて耳が幸せになります。そしてスンヒやヒョジョンの軽やかで美しい高音ボーカルと一緒にミミの低音の尖ったラップパートが味わえるのもなんとも贅沢。特に今作はミミのラップの存在が世界観をグッと変えてくれるフックになっていて感動しました。サビの最後の「…나」の残しも好きですね。
ここ最近の路線も素敵だったんですが「Secret Garden」「5番目の季節」「CLOSER」あたりをよく好んで聴いてたので今この路線でのカムバックは本当にありがたい!また近いうちにカムバ待ってます…。

fromis_9 - 「Supersonic」
♩Supersonic

待望のプロミスナインのカムバック!前作より1年以上空いてのリリース…このリリース間隔だけなんとかなりませんかね?こんなにブランク空けていいグループじゃない!
強烈なコンセプトのグループが増える中で、こうシンプルに綺麗なお姉さんをやり続けているプロミみたいなグループが見たくなる頃だったので助かりました。「Supersonic」はアトランタベース要素が取り入れられたビート感強めで爽やかなダンスミュージック。猛暑でカラカラになった身体に潤いを与えてくれるようなサマーソングで、サビでのハヨン・ジウォンの力強く突き抜けていく歌声が気持ちいい。そして「スパスパ〜スパソニスパソニ…」の囁きがやっぱりこの曲の1番のポイントですね、ハイライトメドレーの時点で心掴まれました。歴代夏曲「WE GO」「Stay This Way」とはまた違う、大人なサマーソングの一面が引き出されてます。
久々のカムバックとなりましたが期待を裏切らないプロミらしいクオリティで、最近競合少なめな9○生まれの多いグループだからこそ出せる魅力の溢れる、印象深い夏曲の一つとなりました!他収録曲の2曲も「プロミだな〜!」となる名曲なのでぜひ。

LIGHTSUM - ♩POSE!

CUBE所属ライトサムの今年初リリース楽曲。PD48視聴者なのでナヨンやチョウォンを抱えるライトサムはデビュー時から見ていたのですが、爪痕を残すのに苦戦してるイメージでした(「VIVACE」とか「i」など素晴らしい曲は色々ありましたが)。ただ、ここに来て今までの「元気・キュートな王道路線」から路線転換をして最適解を見つけたのでは?と思いました。
「POSE!」の魅力はスタイリッシュさとキュートさの共存。じわじわ流行りつつあるアトランタベースを取り入れ今までの作品に比べるとぐっと音数は少なめ・低音強めで洗練された印象ですが、メロディーやメンバーの声色的にクールに振り切らないバランス。可愛い系のメンバーと大人っぽいメンバーが両方揃ってるライトサムの強みを活かすのにピッタリな楽曲ではないでしょうか!サビ前のサンアのラップパートで少しガルクラっぽい雰囲気になってからの掛け声→サビで可愛らしくなる展開が特に好みです。低音と甘さがアトランタベースジャンルの良さだと思ってるので、そこをがっつり引き出してくれて嬉しいです。
MVや衣装もスポーティーでトレンドを抑えたスタイリングで「売れるぞ!」という意思を感じるし、それでいてメンバーの強さも失われていない、名作だと思ってます。次もこの路線でカムバしてください!

240823の衣装が好きすぎます

UNIS - 「CURIOUS」
♩Curious

UNISの記念すべき初カムバック!デビュー曲「Superwoman」では「こんなスタイリッシュな曲やるのね〜」と驚いたんですが、今回は一転コテコテなギターが響く強烈な自己肯定ソングでカムバック!ちょいダサだけどそこがカワイイ、一昔前のK-POPを感じさせる楽曲に仕上がってます。
ベタなバンドサウンドに「너만 몰라 정말 정말 정말 몰라」「바로 나야 바로 바로 나야」など繰り返すフレーズが中毒的。前作以上にソウォンやエリシアなどボーカルメンバーが歌い上げるパートが多いくて聴き応えも倍増。良い意味で癖の強いメンバーが揃っていて、かつ平均年齢が超若い子たちなので、その個性が引き立つユニークでパワフルな楽曲に仕上がってるのではないでしょうか。クオリティ的には前作と甲乙付け難いけど、コンセプト的には今回の方が好みです。9人組という人数を活かしたフォーメーションを活かした振付も素晴らしい、特にラスサビ前のエリシアパート辺りの皆で前進してくる箇所が好きです。
UNISはフィリピンからの逸材・ゼリーダンカ目当てで見始めたのですが、今回はゼリーダンカが前作以上に美味しい場所で使われてて嬉しかったし、更に他のメンバーの見せ場も分かりやすくてUNIS全体への興味も湧く良い作品でした!活動期間があるのが残念ですが、期間中に1回くらいは変な曲でカムバして欲しいという願望があります(絶対似合うから)。

MVといいコンセプトフォトといい、
この「センスの良い中小感」大好き!

★Spotifyでプレイリストにまとめてます

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