最後
最初がいい?
最後がいい?
そう聞かれたら、贅沢な僕サマは。
最初も最後もほしがってしまいそうで。
笑って目を閉じる。
どうすればよかったのかな。
これでよかったのかな。
少しだけ考えて、首をふる。
1日の終わりを誰と過ごすか。
1日のはじまりを誰に伝えるか。
今日は、どんなことがあったの?
今日は、どんな1日だったの?
うれしかったのか、かなしかったのか。
楽しかったのか、寂しかったのか。
いろんな感情をつめこんで、帰っておいで。
そして2人でその包みを開けよう。
今日はどんな話が聞けるかな。
でもきっとまた、2人、同じタイミングで話しはじめてしまうんだ。
そして同じように譲って。
笑ってしまうんだね。
そんな時間が永遠だったらいいよね。
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