聴いてます『Discover/KAZMA TAMAKI』

遅ればせですが、かずまさんのＣＤ通して聴いてます。
アルバムを聴く一回目だけはちゃんと心の余裕のある時間に頭から通して聴く。
私は古い人間なんだろうな、これは儀式のような感じかな。

とはいえ、ざ～～っと書けるだけの余裕時間まではなかったので（現在午前二時前なもんで笑）申し訳ないです！ピックアップする形になりますけど、すぐに言葉にできたものをここに書かせていただきますね。

１曲目「wonder wonder」はごもっとも！って思ったですね、これしかないよね！なナンバーですよねっ。
見えた景色があります…青空が見えるビル群の合間、その下の交差点。午前中。
そして無数の色とりどりの風船が空へ勢いよく舞い上がるんだよなぁ。

3曲目「wound」は私の中でも印象深い一曲です。家族を亡くしてから想うことって、後々どんな形でどんな風景でどんな立ち位置で出てくるのか、それが突然なのか必然なのか、いったいなぜ今なのか。そんなことを、私も両親既にいませんけど、ふとあったりします。そうやってずっと心に、そして亡き家族へ問う時間、あってもいいんだなぁって、初めて聴かせてもらった時ちょっとほっとしたこと思い出します。

４曲目の「Unknown feat. Futoshi Sato」これ、すごくいいですねー！

かずまさんの曲、カッコイイ！の印象強いせいなのか、演奏やアレンジ、耳に留まるところ満載のせいか。ずっと聴いて聴いておぉ～いいねっ、でまた聴く～な流れが多かったような。

かずまさんだからまるごと聴く～。それは立派に個性として確立しているんだとも思うのですよね。

でもこうやって他の人がメロを口ずさんでくれることで、もう自分の作品ってだけじゃなく、みんなの耳の口の近くにある一曲になること。それがとっても幸福なこと。改めて気付かせてもらえるんですよねー。きっと私がかずまさんだったとしたら相当嬉しいから、かずまさんもすごく嬉しかったでしょうねえ。

Futoshi Satoさんがしっかりかずまさんの歌をご自分のものにされてる感触を、私の耳がちゃんと受ける。そしてそれが心に響く。この流れ、いい作品の証拠なんだと思うのです。

私は基本作曲することが一番創作の中で優先度高いので余計思うことなのかもしれないですが、他の方に自分の作品を歌ってもらえることは有難いことなんですよね。手元から親離れしてゆく子供のように羽ばたいてゆく自作が、嬉しそうに他の方々の口元からこぼれる、鼻歌で流れるその一瞬に、私は至福を感じたりするものですから、なんともうらやましい作品だなぁ…と感心しきりでしたねえ。

で、ごめんね、聴いてないわけじゃないですからね！他の曲(笑)歌詞みたり、絵眺めて時間すごしちゃったのです、そんな時間も楽しいんですもん。

10曲目の「world's end」いいですねー。こういうグルーブ好きですー。
こういうグルーブ感の作品、全然ないとは思ってないけど、なんだかこのアルバムの中では新鮮に映りました。5年10年とかずまさんがオッサンになったことを想像して(笑)その時にも聴かせてほしい曲ですね。歳の分だけどんどんタルめになるのを切望中(笑)

ボーナストラックの「Grey Valley Fish - AVFT MIX-」がまたかっこいいなぁ。
いや、気のせいだとは思うんだけど(笑)人って、コラボになるとちょっと微妙に自分だけの時とは違うギアチェンジするのかしらね？え？私？しますけどなにか？ですけどね(笑)コラボってみんなの力が結集するから相乗効果は絶対あると思うので、いいもの出来る可能性は高いとも思ってますけどね。説明しがたいけど、「クリアさ」が他とちょっと違う気分になるんだよなぁ。


この…ページをめくるたびに違うアーティストさんの作品が拝見できる歌詞カードってのもいいですよねー。みんな夢を内包してる感じがしていいなぁ。こういうの、これからどんどん主流になっていけばいいのになぁって。みんながハッピーを共有できるのになぁってすごく手にして思いましたねえ。


私音楽やってる割には表現が野人っつーか本能か煩悩のみです。ロッケンロール的ミュージシャン表現ひとつもありゃしないよなぁ。まぁなんだか格好つけられるほどのテクもコアなミュージック用語も知らないってだけなんですけどね。五感で聴くヤツとでも思ってやってください、すいません。

ＣＤ制作の工場長には本当沢山の行程を踏んで完成していただき、発送までしていただき感謝の言葉がいくつあっても足りませんけど、どうぞ腱鞘炎とか膝関節痛とか細かい塵とかで喉やられたりしてませんように…え？もういい？大丈夫だぁ？？いやいや、まだまだこれから工場フル稼働するかもしれないからどうぞお大事に！です。

ありがとう。いいアルバム。いいアーティストだぜ、KAZMA TAMAKI。


かずまさんはこちら。
https://note.mu/kazma_tamaki