マイケル中原G『週末の顛末』アルバム発売です。

こんにちは、音楽チームID-ANsのリーダーあっこです。

新型コロナの影響で
どうしても家にいることも多い今年の夏生活。

そんな皆様に朗報です。
いえ、外出されてる方にも相当朗報です。

ID-ANsメンバー：マイケル中原こと、マイケルさんのアルバムが配信発売されました！

私は彼、マイケルさんの創作音楽に魅力を感じています。
毎回新曲を聴く度に、おー！そうきたかー！とか、クッソー！とか妬いたりいじけたり悔しがったり、猛烈触発されます。
ただの負けず嫌いな私ですが、特に良いものを聞かせてもらうとこうなってしまう、甚だ刺激臭の激しいマイケル中原作品に毎回嫉妬してるかのようです（笑）
まぁそんな素晴らしいのでID-ANsメンバーにお誘いしたわけなんですけどね。

なので、この度発売されたことを大変嬉しく、そして有り難く感じている一人なのです。配信おめでとうございます！

そんなマイケルさんワールドが詰まったアルバム
『週末の顛末』です。

配信が羨ましくもあり、嬉しくもありな一枚！でした。
やっぱりアーティストとしてアルバムを発売できるって憧れですもん。


それでは、僭越ながらアルバム紹介をしたいと思います。

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＜apple musicなどで配信・発売中＞
リンク先貼っておきます。
https://music.apple.com/jp/album/%E9%80%B1%E6%9C%AB%E3%81%AE%E9%A1%9B%E6%9C%AB/1524992260

＊または "マイケル中原G" でご検索ください。
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ちなみに私のアルバム評は、文面がお口悪い系です。
悪気があって書いてるつもりはない「広島人のブラック文面=それだけ褒めている、感激している」だとでも解釈して目を通していただければありがたいです。

1.ワゴン
ワゴンで出発って聴いて、アルバムのスタートです！を凄く感じました。
そしてこのアルバムという道にはいろんな走り方があって、それは真っ直ぐだけでもなく、ウネウネしたり横道外れたり、いっそ違う乗り物で行った方がよかったかも？な気持ちまで抱えながら、それでも俺はこれ！これで行くんだよ！とこだわりミュージシャンがここだけは譲れないマイペース感を出したスタートのGOフラッグにも歌聴いてて感じましたねえ。

2.共犯の絆
おー、アルバムの２曲目にこれか！
今年、メディアの間でも大騒ぎだった不倫を想像させる作品です。
マイケルさん、あんな経験あるのかなぁ...いや、深読み探りはするまい。
でもその濃い、執拗な世界観をマイケルさんはさらりとかわすように歌う。
それもアリでしょ、だって恋しちゃったならしょうがないじゃん？
他人が止められる理由もないしね。。。がよく伝わる。
不倫って渦中から見える景色と、世間が注目する景色は全然違うと想像するんです。それをこの作品でより感じることができるかもしれません。
ID-ANsでカバー、私が歌うとこれまた全然違います。
なんだろ...あぁやっちまったね、あんた...世間との付き合いどうすんの？あと三年は友達近づいてこないよ...感が強いなぁ（笑）

3.バーミリオン・キャップ
この曲聴くと、勝手にトッド・ラングレン、ゴドレイ＆クレーム、XTC、ELOなどを思い出すわけなんですが、ちょっと先のコード展開にすら小技効きまくって音楽通にはたまらんでしょうねえこれは。マイケルさんは私より随分年下なのに、古き良き時代の洋楽を深く探究、勉強されてると思います。是非その辺り絡めて洋楽大好きな方からのご感想も聞きたいところ。

4.香港バイキング・ツアー
日本語の転がし方も上手だなって思います。でもそれは本人の歌い回しも大変重要だからなぁ。マイコーワールド満載で痛快！です。
このオリジナルは、しっかりバックパッカーで一人で香港を好きに回ってる感じ。ID-ANsカバーは、ちょっと旅の所持金余裕アリな社会人で、一人できていて、あれとこれは絶対香港でこなして帰る！的、フリー時間アリ香港ツアー申し込んで来ましたーな印象かな。案外シンプルなアレンジに努めたところなんか、マイケル節が聴けて興味深いですよ。

5.幸せのやりとり
じっくり聴いていくうちに、やれやれ...結婚ってこういうものなのかなぁ...きっとそれをハッピーっていつか年取った時ふと物凄く深く気づくんだろうなぁ...なんて、結婚する前から哀愁感漂ってる、特に男性を想像しちゃいました。でも新型コロナでステイホームしましょうと世間で広まっていたあの頃、この作品を改めて聴いて、外出ばかりで家にいることを少し面倒臭く思っていた方々にも聴いて欲しいなぁって、戻る場所があることがどれだけありがたいことか、そこに人がいてくれる安心がどれだけ日頃の自由を生ませてくれていたのか、だから「おうちでハッピーしよう」じゃないのか？そんなこともいっぱい考えましたねえ。

6.週末の家
マイケルさんの恋を描く歌詞には、刹那的部分と、だってしょうがないじゃない、人間だもの...の部分が凄まじく交錯してるよなぁ...とよく考えるのです。時にはそれは、私の男女間のこだわりを超真っ白にしてくれたり、あるいは物凄く女性側の本能やわがまま感を剥き出しにしてくれたり。え、だからあーた、あーたの人生これまでどう生きてこられたのざぁ〜ます？とか貴婦人気分で一度対面で聞き質してみたい衝動に駆られます（笑）

7.サヨナラニッポン
今まさにこれは胸に響きますわー。この生き辛い現状、サヨナラニッポンしたくもなる人は密かに凄く多いかも。あー旅に出たい！でも出たはいいけど、で？この空虚な気持ちを埋めてくれる場所は一体今、この地球上にマジあるのか？？って最近は考えちゃいますよねえ。そのちょっと儚い気持ちをバックのホーンセッションが山彦のように奏でてくれててユル和みします。

8.ブラック・シビック
そろそろイントロだけでこのタイトルを思い出すようになってきた私。もはやプチマイケルフリークですね、私も。で、この曲、聴いてるとあちこちがブラック臭！そこがまだ興味深いんですよ。好きなモノに対してどんどん疑心暗鬼にならざるを得ない自分と、それでもまだまだ大丈夫だと信じていたい自分との鬩ぎ合いがたまりません。シビックってところがまたイイ。昭和のバブル時代を知ってる私としては、学生時代、中古で良いから楽器運べる車が欲しいと、お下がり上等！で重宝されたミュージシャンにとって大変便利な車の一つでした。友人は茶色のシビックだったかな。Bメロサビがまたホロ切ないメロで、きっとセルフのガソリンスタンドあたりでふと歌いたくなりますよー。

9.あるきだす
この曲は、私が勝手に思うに、ここまで聴いてきた作品世界のを総括されたような曲だなぁって感じました。音楽を作る人間の性とでもいいましょうか、結局自分の日常生活の断片を作品に投影してしまうことの多いミュージシャン。恥ずかしいとか、悔しいとか。そんな気持ち、体験があちこちに織り込まれ、捻り込まれた作品のなんと多いことか。それを客観的に振り返ったかのような言葉が泳いでるなぁと感じるのです。それでも、明日からまた作品を生もうと生きて暮らして、何かを起こすのですよねえ、ギターソロも渋々のテクニックで。そしてまた...そうそうあるきだすわけです。

10.白夜の太陽
ラストを飾るのはやっぱりこれか。納得。いい曲だとずっと思ってます。
この作品は人間臭くて、脆いし、危うい。
きっと繊細なんですよ、マイケルさん、ってつくづく思う。

他人との出会いで恋をしたり、ビジネスパートナーになったり、空気のような存在だと諭されたり、性別超えた関係にほっとしたり、そうやっていろんな形、関係を生む。それが年月経つと、相手は自分と同じことを思っているのかどんどん知りたくなったり、極端にそんな不安な空気を醸し出してみたり、なんで自分でもこう...色々と不安定な自分を露呈しちゃうのかわかんないほど、まぁそのくらい、相手の心とすぐにすぐにすぐにシンクロしたかったりする。その延長にあるのが恋と言えばそうだし、永遠のパートナーかもしれない。聴いてる途中から、君を探していると同時に、こんなにまで夢中になれた本当の自分を探しているんだろうなぁって感じてくる。そりゃ永遠のようにオールナイト込みで探さなきゃいけない。だからこの作品はいつ聴いても切なく繊細だなって、そう思うのかもなぁ。

あ、このギターカッティング・グルーブ最高です。欧州ポップスやソウル好きな私にはたまらんグルーブです。さりげないけど支えてる感があってしかもまろやかで好きです。何気にマイケルさん、ギタープレイも秀逸ですから、そこも音楽好きな方々へオススメしたいところ。

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以上、独断と偏見、妄想まみれでアルバム感想、書かせていただきました。

ID-ANsでカバーさせてもらった作品を以下に書いておきます。
テイスト、雰囲気、全然違うんですけど、作品が良いことには変わりないことがこれでよりもっと感じていただけるかと。
私がポップスとして凄く大切だと思うのは、色々な人がカバーしても楽しめる、十人十色で味が出て、良い曲だねってまた様々な人が歌いたくなる、そんな大衆の耳に入ればそこからはご自由に！ってアレンジの楽しめる、そういう柔軟性だと思ってます。マイケル作品にはそれが多い。私も学びたいところです。

是非こちらも聴き比べしてみてくださいね。
2.共犯の絆
https://youtu.be/0XE-VnOxA-I
4.香港バイキング・ツアー
https://youtu.be/Mx0P-hJST3Q
5.幸せのやりとり（おうちでハッピー）
https://youtu.be/ciDJl51voxg
10.白夜の太陽
https://youtu.be/owWBuyFvKfA


今後もマイケルさんには、良い曲をどしどし書いてもらい、ID-ANsで歌わせてください〜！と相当お願いしています（笑）
私個人としましては、歌手として没頭できること。ID-ANsとしては良い作品そして作家の存在を広めるチャンスになることを大事に、そしてマイケル中原作品を令和ポップスとして応援できることも含めて、今後も作品投稿して行けたら良いなぁと思っています。
読んでいただきありがとうございました。

ID-ANs / wagamama.008(Akko)