エミアブル代表
こんにちは。NPO法人わがことの副理事をしています中村香菜子です。
noteも2周目です。
今回は我がNPO法人わがこと代表のおーみさんについて書こうと思います。
おーみさん自身もこれまでにnoteの記事を2回書いていますが、ほとんど自分自身のことについては書いてなかったな~という印象。
うん、実におーみさんらしい。
だから今日は、代表の大美光代氏についての記事を書きます。
ちなみに、おーみさんは「大美さん」ですが、「おーみさん」と書かれることを好みます。
「大美さん」と「おーみさん」では、なんだか違うらしいです
私はよく、一緒に仕事をする仲間や付き合いのある身近な人に、「ソーシャルスタイル診断」をしてみて♪とお願いします。
ソーシャルスタイル診断では、その人のコミュニケーションのスタイルを「ドライビング」「エクスプレッシブ」「エミアブル」「アナリティカル」の4つのタイプに分類することができます。
これは、高松を拠点に全国で活躍しているコミュニケーションのプロ、谷益美さんに教えていただいたものです。
4つに分かれたソーシャルスタイル・・・
おーみさんは、その中でも強めの「エミアブル」さんです。
「誰かのお役に立てるなら何でもニコニコやりたい!」そんな気持ちが強いんですね。
Amiable(エミアブル……自己主張:弱/感情表出:強)
「みんなのためなら頑張れる。きちんとお役に立ちたい」タイプ(協調派)
じゃあ、私は何かというと、「エクスプレッシブ」がだいぶ強めらしいです。
ノリと調子がよく、思いついたアイデアをすぐに言ったり、考えるよりもまず実行したりするタイプです。
Expressive(エクスプレッシブ……自己主張:強/感情表出:強)
「楽しくなければ意味がない。盛り上がって行こう!」タイプ(感覚派)
表に当てはめてみると、上と下・・・真逆ですね!
ただ、「感情の表に出やすさ」は同じ右側方向にあるので、わりと「気持ち」を大事にするところは私たち2人に共通しているところかなと感じています。
なお、この診断表はこちらの本から引用させていただきました。
わがことのメンバーには、もちろん「ドライビング」さんや「アナリティカル」さんもいて、いろいろな個性で団体が成り立っています。
Driving(ドライビング……自己主張:強/感情表出:弱)
「指図されるのは大嫌い。思い通りにやらせてよ」タイプ(現実派)
Analytical(アナリティカル……自己主張:弱/感情表出:弱)
「やるべきことは正確に。計画通りに進めましょう」タイプ(思考派)
一般的に、社長や代表といった立場の人は、しっかりと自己主張する「ドライビング」や「エクスプレッシブ」タイプが多いそうです。
でも、わがことの代表は、強めの「エミアブル」。
いつでも「みんなのために」「あなたのために」お役に立てることを探している、そんなおーみさんです。
おーみさんと私の出会いは、今から5年ほど前。
私が高松市地域づくりチャレンジ塾を2期生として受講したことがきっかけでした。
おーみさんはすでに1期生として受講を終え、2年目の運営をお手伝いしていました。
私とおーみさんは年齢が1つ違い、長子の年齢も1つ違いで、よく似たところがありました。
しかし、私は保育や子育ての分野でわりとボランティア活動をしてきたのに対し、おーみさんはシングルマザーとして一人の男の子を育てるため一生懸命働いてきたキャリアウーマンでした。
互いのことを「なんだかよくわからない存在」と感じていたと思います。
それでも、しばらく一緒に地域づくりの学び合いをするうちに、
「あれ?私とおーみさんが思っていることって、似ているかもしれない!」
と、思い始めました。
お互いがきっとそんな気持ちになっていたのかな・・・
その頃、はじめて一緒にご飯を食べに行き、話をしました。4年くらい前のことだったと思います。
それから2人でたくさんたくさん話をする中で、私たちの同じところ、ちがうところ、いろんなことを発見しました。
そして、おーみさんが言いました。
「1人のカリスマに頼るんじゃなく、普通の人がさ、100人集まってできるような、そんな地域づくりができる団体をつくりたい!」
私も、それがすごくやりたいと思いました。
そこからおーみさんは、さまざまな方に声をかけ、賛同する仲間たちと共にNPO法人わがことを立ち上げました。
おーみさんは、いわゆるやりたいことがあって、大きな声でみんなを引っ張っていくような代表ではありません。
わがことの大切なことを決めるとき、「みんなはどう思う?」とたくさん聞いてくれるおーみさん。
気がつけば、事務仕事をささ~っと自分でやってしまうおーみさん。
「それ、代表の仕事じゃないよ、それは誰かに任せようよ」
と私が言うと、
「でも、いろんな代表のキャラがあっていいと思わん?私ができんことをかなこがやってくれたらいいんや」
とおーみさんは言ってくれました。
おーみさんは、よく言います。
「私さ~、そんなにみんなみたいにやりたいことないんよね~、みんなが何をやりたいんかな?っていうのが気になるんよ。それを私は全力で応援したい」
だから私は答えます。
「それってめっちゃ、わがことの代表にぴったりなキャラクターだね」
私は「エクスプレッシブ」タイプで、自分で他の法人の代表をしていることもあって、「自分がこうしたい、こんなふうになりたい」という気持ちが強く、「やりたいことがわからない」という状態や「誰かのことを支えたい」という気持ちがわりと薄めです。
なので、おーみさんのような人に対して、すごく憧れや尊敬の気持ちがあります。
「違う」だけで優劣があるわけではないのに、自分と違う力を持っている人ってすごく素敵に見えますよね。
おーみさんにできて私にはできないことがあるし、おーみさんは不得意で私が得意なこともあります。
だから、私は私にできることで、わがことのお手伝いができたらなあ。と思っています。
家庭、会社、学校、自治会、サークル・・・
大小問わずすべての組織が、きっとそんな「多様な小さな個性」のパワーが集まることによって成り立っているのではないでしょうか。
自分のことを知り、相手のことを知る。
そして自分のことも相手のことも尊重でき、大事にできてこそ、みんなで力を合わせることができるのだと私は思います。
おーみさんみたいに、自分に自信は持てないけれど「何かの役に立ちたい」だとか、「誰かを応援したい」だとか、思っている人はいませんか?
私みたいに、「アイデアはたくさんあるんだけど、何からはじめていいかわからない」なんて人はいませんか?
普通の人が無理なく力を出し合い、楽しく暮らしをゆたかにする。
私たちはそんなことを目指しています。
あなたもきっと一緒になにかができますよ。
おーみさんや愉快な仲間たちに、いつでも連絡をくださいね。
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