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【イベントレポート】私からはじまるコミュニティワーク vol.4 ~わたしの活動自慢大会~
こんにちは。すっかりあたたかくなってきましたね。
遅くなりましたが、3月5日に開催した、私からはじまるコミュニティワーク vol.4 を末澤がレポートします。
「ひさしぶりー!!」「会いたかったよー!!」
あちこちでそんな言葉が聞こえてきて、なんだか始まる前から気持ちが温まるような、そんな雰囲気の中スタートした今回のイベント。
今回は、去年6月に好評だった わたしの活動自慢大会 の第2弾!
「これを人に見せたいな、聞いてもらいたいな」と思っている人(スピーカー)と、「そんな活動を聞いてみたい、応援したい」という人(聴講)が集まりました。前回同様、スピーカーはすぐに募集枠が埋まってしまい、聴講も一番若手は中学生という幅広い年齢層の方々に参加していただきました。
いろんな状況がある中で当日に「来れたよー」と参加してくれた人、「リアルで会えたの初めて―!!」と喜んでいた人など、今の時代ならではの声も聞かれて、冒頭から既に「やってよかったな」とうれしい気持ちになりました。
オープニングトークは、「食の劇場」代表の岡本 裕介さん。
生産者と消費者をつなぐ活動に取り組んでいる岡本さん。
いろんなところで登壇される機会も多い岡本さんですが、「この話は、人前でするのは初めてですね」と、初出しのお話もたくさんしていただきました。
なぜ今、農業者を応援する仕事をしているのか?
原動力になっているのは「苦い記憶」、前職での生産者さんとの出会いだとおっしゃっていて。
「数字ばかり見て顔を見てなかったんだな~…」と涙ぐみながらお話くださったことがとても印象的でした。
生産者さんの想い、人とのつながりやご縁を大切にされている岡本さんの原体験に、わがことメンバーも聴講者もぐっと胸が熱くなりました。
1番目のスピーカーは、「慈照寺」秋山 美智子さん。
グリーフケア(喪失や悲しみを抱えた人をサポートする活動)を通じて、地域の人のちょっとした居場所をつくっているお寺です。
しっかり自慢した後は、「安心して話をしていいよ、こんな場所があるよってぜひ伝えてほしい」と、聴講の私たちにしっかりと応援の役割をくださいました!
続いて、「国分寺北部コミュニティセンター」三谷 美奈子さん。
地域古民家をリノベーションした「まもりん食堂」など、高松市内でも数少ないコミュニティ協議会が運営するコミュニティビジネスを経営されています。
三谷さんの自慢は「人財」。人が人を呼んでくるものすごーい好循環!聴講のみなさんからは、「どうしてそんなに人が集まってくるの?」など質問攻めでしたね。私もすごーく気になりました!!
そして、前川 宗正さん。
現役の学校の先生で、性的少数者の人への理解を広げていく活動をされています。
さすがは先生!とてもお話上手で、「選択肢がAかBかしかないという当たり前」を疑う勇気をもってほしいというメッセージ、性的少数者だけでなく、いろいろな部分につながる考え方ですよね。
最後のスピーカーは、「学生団体koi-koi」久米 佑輔さん。
地域に関わりたい学生の窓口になり、香川の面白い人やことをつなげる、年齢も学年も学部も違う多様な学生団体です。団体の活動と合わせて、コロナの状況で学生が感じているリアルな感情を話してくれました。
ちなみに、イベントの前日に卒論を提出した久米君の顔は、すっきり!
聴講の方には、各スピーカーの話を聞いての感想や質問、応援メッセージなどを付箋に記入していただき、ペタペタ貼ります。
この応援コメントって、うれしいんですよね。我々運営側もみていて、なんだか元気をもらえます。(岡本さんの言葉を借りるなら、ホント心の温度が1℃上がります!)
このコメントは最後にスピーカーさんにプレゼントしています。持ち帰って読み返したり、スピーカーさんの周りに共有したり、きっと自慢しているはずですよー♪
その広がりを想像するとなんだかうれしいですよね。
そして、さらにうれしかったのが、「一緒に〇〇したいです!」「興味あるんです、詳しく教えてほしい」なんて声があちこちで聞こえてきたことです。すごく力の出る応援じゃないですか?
これまでにもそんな声はあったと思いますが、リアルの場が久々だったせいか、目の前でつながっていく瞬間に立ち会えているような、わくわくする感覚でした。
わがことは、「一人ひとりの出番を創出し、多様なコミュニティとのつなぎ役になります。地域の暮らしを豊かにする市民に伴走します」をミッションに掲げています。
つなぎ役になれるよう、伴走できるよう、みなさんの不満よりも自慢をたくさん聞いて、活動していきたいと改めて思いました。
スペシャルゲストの岡本さん、スピーカーのみなさん、聴講のみなさん、今回のイベントにお力をお貸しくださったみなさん、改めまして本当にありがとうございました!
今後も引き続きみなさんと一緒になにかできることを考えたり、ツナグお手伝いをしたり、応援したり、春からまた一歩、二歩、三歩と進んでいきたいと思っています。