高葛藤別居夫婦の入学式~共同親権中~
妻の不倫により離婚はしたいものの、裁判所が不倫に子どもを巻き込んでも、過去に虐待があっても、今子どもと住んでいるからと言う理由で、離婚したら妻に親権を与えるというので、5年以上の離婚できないわがこさんです。(いや~、本当に単独親権制度は、サレ夫にとって離婚禁止制度ですね)
そんな、妻とは未だに高葛藤というか、妻側が高葛藤につき、俗に言う「高葛藤夫婦」。(理由は不倫をゆるさなかった私が憎いのが明白なんですけどね・・・)。かれこれ4年は、まともに姿も、声も聞いていませんし、会話もしていません。
しかし、親子交流(面会交流)や、宿泊交流は実施されています。
そんな、別居中・葛藤状態・しかし共同親権で親子交流は実施中、という状況の中、子どもの入学式にこの度、パパもママも参加して来ました。
そんな中で、学校行事とか行って大丈夫?子どもは板挟みになってない?など思うでしょうが、大丈夫!子どもも終始笑顔で入学式を終えましたし、パパとママの参加に、子どもも喜んでいました。
今回は、その状況を踏まえてnoteしたいと思います。(身バレ防止のため、一部ニュアンスをぼかしていますが、ご容赦下さい)
1. 事前連絡はラインなどのやり取りのみ
私は、裁判所で学校行事への参加が認められています。(入学式に間に合うようにタイミングも考え、1年以上前から申立てを行いました)
ですので、妻には【入学式に参加し、直接子どもにお祝いしたい】意思を伝えました。
すると数日後に妻から「○○学校、入学式○○時~、場所○○、必要なもの○○」と、案内の連絡が来ました。(プリントのスクショなど)
そう、これだけでOKなんです。返信は「ありがとうございます」。簡単!
ただ、これでは子どもに「おめでとう」が言えません。ですので、その後に「式後に校門で子どもと写真撮影とお祝いの言葉を伝えたいので、式後に校門でお待ちしています」と送って終わり。
返信がなければ、了承の証。問題あれば連絡が来るでしょう。このやり取りで、入学式についての連絡というか、段取りは終わりましたwww
よく、高葛藤夫婦が学校行事に父母両者が参加となると揉めるというのを見かけますが、それって取決めがないからだと思うんです。ならば、裁判所で取り決めるしかありません。判決が出れば、それに従うのが道理。学校側も当然従います。妻側も従わないと問題ですし、従わない場合は裁判所書面をもって学校へ経緯説明をする事になります。(そうすると別居に至る内容も当然書かれているので、色んな事が発覚する訳で・・・)
と、まぁこんな感じです。当然、こちら側も事を荒立てる行為は絶対にしませんし、何より子どものためになりません。お互いが、判決通りに粛々とやり取りすれば、子どもを夫婦の葛藤に必要以上に巻き込むことはないんですよね。
2. 当日は別々に参列
これは私が勝手にそうしたのですが、無用な混乱や鉢合わせを防ぐため、入学式開始の時間ギリギリ前に保護者席に座りました。
(そういう努力も一応やってますwww)
普通に考えれば、同居親が子どもを時間に余裕を持って連れて来くるわけです。(2人目の場合は別ですが💦)
ならば、こちら側が時間をずらせば済む事。席は後方になってしまいますが、入学式に参加出来るだけヨシ!という前向き思考で行きました。
こうすれば、葛藤ある夫婦でもお互いに気持ちよく子どもの晴れの舞台を見守れます。というか、式が始まってしまえば、そんな事も吹き飛んで、子どもの事しか見てないんですけどね~(笑)
3. 保護者代表は・・・?
クラス全体と保護者の記念撮影などで、「保護者代表の方」というのがあります。これは、どう言おうが同居親なのは仕方がありません。そこは、同居親の方に任せましょう。というか、他の親御さんを見ても、皆さんお母さん側が動いていましたので、そういうものですね。
妻も私が動かないのを確認して、動いていました。それで良いんです。
(その時に睨まれたとか何とかは、まぁ、はい・・・)
4. 入学式中に、子どもにパパが来たことは伝わった?
これは、バッチリ出来ました。
式の最初は、子どもは気が付いて居ませんでした。しかし、待ち時間や写真撮影の時などは、保護者席のパパさん達が子どもに手を振ってアピールしながらスマホや一眼レフで写真を撮っていました。(当然皆さん、声かけはしてませんでしたね)
私も立って、子どもに向かって大きく手を振ったら気が付いてくれましたw
その後も、保護者席の横を通って行く際に声をかけると、照れながら笑顔で手を振ってくれました。
他にも色々と、子どもと近い所で過ごすものもあり、その都度パパを見てニヤニヤ、パパが変な顔すると笑っていました。
やっぱり、子どもってパパも来てくれた事はうれしいんですよね。
何より今の時代、入学式には両親が参加することが多いですよね。うちの入学式もほとんどが父母揃っての参加でした。
子どもには例え離れて暮らしていても、一大イベントには「他の子と同じように、パパもママも来るんだよ」というのが伝わるのは大切な事ではないでしょうか。
それこそが、子どもに多くの愛情を伝える、他の家庭とちょっと違うだけ、という別居・離婚の重荷を軽くするものだと思います。
5. 最後に記念撮影とお祝いの言葉を子どもへ
入学式などが終わり、パパが一足先に校門へ。
そこで待っていると、子どもが駆け寄って来ました。
先ずは「入学おめでとう」「ランドセルかっこいいね」「返事すごく元気良かったじゃん」などを伝えました。
そして、入学式の看板と一緒に記念撮影。
その後、子どものお友達も来たので話をして、他の父母の方ともご挨拶。「これからよろしくお願いします」とね。
ちょっと経ってから、妻が来たので「学校楽しんでね。また○○で会おう。その時学校のお話聞かせてね」と、子どもとここでお別れ。
手を振りながら、妻の元へ子どもが行くのを見送って学校をあとにしました。(次は妻が写真を撮るかも知れませんからね。)
そんな感じで、子どもの入学式は終わりました。
とても良い式で、高葛藤夫婦でも接触なく、会話もなく過ごす事も出来ました。(くれぐれも言っておきますが、私は接触や会話はOKです。子どものためなら我慢できます。裁判書面にもそこの主張は残ってますので)
今後、共同親権へと法律が変わります。離婚する位の夫婦関係です。葛藤も当然あるでしょう。しかし、子どものためには最低限の協力、分担は必要だと思います。
(但し、有責配偶者は別。家庭を壊した反省や償いが先ですよ。)
うちの様な高葛藤夫婦でも、最低限、お互いが子どもの事を思えば、なんとかなります。うちの様なケースが、今後の参考になれば幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございました。