
共同親権を微力ながら伝えてきて...
タイトル偉そうですいません💦<(_ _)>
他にいい言葉が思い浮かばなくて・・・。今回のnoteでは、これまで「悲惨な親権争いの現状・共同親権・共同養育・面会交流」を主要駅での街頭演説(通称:街宣)や、ビラ配りを通じて、一般の方々にお伝えした時に起きた事、地方・国会議員の方々に陳情として伝えてきた時の内容、その他の市町村役所の方々(子育て課、人権センター等)に、伝えた時にあった事などを書いて行きたいと思います。
反応は様々ですが、どんな事があったか、ぜひ知って頂ければと思います。
①実際の当事者の方に出会う
これ、本当?と思われるでしょうが、結構あります。特にビラ配り中、ご年配の方が多い印象です。
・「私も昔、子ども取られて親権なくして、今も子どもの事がわからない」
・「妻が子どもを連れて実家に帰ったきり30年。宗教関連で連れて行かれた」
・「嫁は他に男作って、子ども連れて逃げていったよ。裁判で戦ったけど無理だった。子どもはとっくに諦めた」
・「私も旦那に跡取り息子だ!と言って子どもを取られたよ。その身にならないと知らない事だし、分からないんだよね、こんな事」
・「再婚されて、子どもに会えなくなった。私も再婚したけど子どもの事はいつも心配ですね」
・「私、実の父親を知らないで育ったんです。新しい父親にも言いにくくて・・・皆さんの言う事、わかります」
この問題は本当に昔からあり、表に出ない・話せない・だから遠い世界の出来事の様に思っていたのだと感じます。実際はこんなにもあったのか、皆さん声に出せずに苦しんでいたんだと実感しました。そして皆さんこう言います。「頑張って」「負けないで」「応援している」と。ありがたいです。
②身内や友人が当事者の方に出会う
こちらは比較的30~50代の方に、よくお声かけ頂きます。やはり、ビラ配りや街宣中に多いです。
・「友達が子どもに会えていないんですよ。教えてあげたいのでチラシいいですか?」
・「弟が子どもを取られて大変だったよ。今の法律はホントに酷いよね」
・「近所のパパ友で子ども見かけないと思ったら・・・多分そういう事だと後で分かったけど、本当に辛そうだった」
・「親戚でいますよ。子ども取る為に争って負けた人。確かになんで親権は一つなんですかね?」
思った以上に数が多く、子どもの親権争い・子どもの奪い合いが起きているか、改めて毎回実感させられます。そしてこの問題、親族の方や周りの友人も辛くて声もあげられない、どうして良いか分からない状況にあるかがよく分かりました。「声にあげてくれて助かる」「分かりやすくていいですね」「友人にも伝えておくよ」「応援してるから頑張って」皆さんの励ましが、本当に力になります。
③共同親権を初めて知る人の意見
こちらは賛否あります。先ずは否定的な意見から
・「親権は一つでいいよ。話合ってたら揉めるでしょ。子どもに会えないのは酷いけど・・・」
・「DVの場合はどうするの?DV加害者が連れ去る?そんな事は知らないよ。関係ない」
・「子どもは親の言う事を聞いていればいいんだよ。今更法律を変える必要はない」
・「共同親権なんて言うなら別れるな!子どもばかりに税金使うな!」
次は肯定的な意見
・「そりゃそうだよね。親権が一つなのがそもそもおかしいね。気が付かなかったよ」
・「離婚したら親権って両方の親が持てないんですか?知らなかった。それは酷いですね」
・「子どもから見れば当然ですね。日本の法律って本当に変わりませんよね。」
・「海外の多くが共同親権ね。日本の常識って、いつも世界の非常識なんだね」
・「共同親権って言葉は初めて知ったけど、まあ当たり前の事ですね。」
・「参考になります。法律勉強してても知りませんでした。良い制度ですね」
体感的に否定1割、肯定9割と言った感じです。この親権問題や共同親権は、本当に知らない人が多いんですよ。何より自分自身も、妻の不貞発覚で親権争い・子どもの引き離しに会うまでは、「共同親権」というものがある事を知りませんでしたから💦。知って頂ければ、多くの方が納得と賛同して頂ける「共同親権」。これからは、どんどん知ってもらわないとですね。そして、誤解の無いようにお伝えできればと思います。
④地方議員の方の意見
地方議員(市町村議員)の方に陳情した際の話です。
・「選挙落ちて、奥さんと子どもが実家に帰った議員は数人知ってますよ。本当に子ども主体で考えて欲しいですよね」
・「だったら離婚しなければいいよ。連れ去り?そんなのがあるの。それなら話は別だね。いや、相当深刻だね。知らなかったよ」
・「身内にもいますよ。よく分かります。ただ議員の立場上、言いにくい問題だったので。法改正すると良いですね」
・「DVがあるからダメでしょ。親権は母親が一番ですよ。虐待や不倫なんて別問題だし、例外でしょう」
・「はー。こんなに酷いんだ。数も多いんだ。話聞くと本当なんだね。子どもの為には必要だよね。」
・「過去にも陳情受けましたよ。多いんですね。本当に酷い。子どもの為にも頑張って下さい。」
こちらも否定意見1割、肯定意見9割でした。ただ皆さん、立場上、一方の意見だけでは何とも言えませんが、「子どもの目線からすると共同親権は必要ですよね」と多くの議員さんが仰ってくれました。それにしても、議員さんにも当事者の方が結構いらっしゃるとは・・・💦
⑤国会議員の方の意見
次は、国会議員の方に陳情した際のお話。
・「子どもの視点から見ても共同親権は必要だろう。後は細かい部分の調整が出来るのなら、絶対必要」
・「連れ去り?引き離し?そんな酷い事態なの。確かに共同親権は必要ですね。反対する理由はないでしょうね。」
・「一方の親を知らずに育った国会議員もいますよ。本当に親権争いは悲惨ですね。賛成しますよ」
・「政党として反対しているから、何とも・・・。個人的には・・・ね」
・「全く知りませんでしたよ。これは直ちに改善しないとですね。さすがに酷い。」
・「反対する議員いるんですか?ああっ、そっち系ね。変な議員もいるからね。賛成するから頑張って」
・「少し時期が早いかな。基本的には賛成だけど、もう少し周りが盛り上がって欲しい所ですね。」
と、こちらも9割以上の国会議員の方々にご理解・賛同を頂いています。ただ、それぞれに立場があるので、全面的に声をあげるのは時期的にも、取り組んでいる政策も色々あるから、との事でした。
⑥市町村の公務員の方の意見
こちらは各市町村にある、人権相談センター、子育て課、男女共同参画、DV相談センターなどに直接話をした時のものです。
・「個別案件にはお答えできませんので・・・ご理解下さい」
・「酷いとは思いますが、個別事案には何とも・・・専門機関に言って貰うしか・・・」
・「オフレコですが、本当にこの問題は酷いと思ってますよ。ただ立場上みんな言えないだけなんですよ。当事者の人間も役所の中にいますから理解してます。」
・「他の部署に話を回しますね」
8割が他人事・・・・。まあ立場上、何も言えない様子でした。オフレコの方も数名いらっしゃいましたが、その方々は賛同・理解して頂けてました。
ほとんどの方が賛同する「共同親権」
つまり、この共同親権(親権争い、親子引き離しを含む問題)を皆さん知らないだけなんですよね💦。知って頂ければ、ほとんどの方が「子どもの為に当然ですね」「親子としての当然の話」とご理解・賛同頂けるんですよ。
何も危険や問題ある親に親権を与えろと言ってはいないのです。正しく伝えて、正しく理解して貰う。それが大切なんですよね。
如何でしたでしょうか。もし、ご興味を持たれた方、応援したと思ってくれた方、一緒に何かしたいと思った方、是非、一緒にでも、個別にでも頑張りましょう・知ってもらいましょう。
読んで頂き、ありがとうございました。