2020年を振り返って
2019年は正に地獄の年だった。妻の不倫は発覚するは、義理両親には裏切られるは、調停は起こされるは、子供に会えなくなるは・・・まさに悲惨そのもの。絶望の嵐。これは冗談ではありません。目の前がぼーっとして一日が過ぎる事なんてざらでした。体重も10kg痩せるし、痛風になるし、裁判所の運用・司法の制度には絶望するして自死も考える程。
しかし、前向きに生きようと考えた2020年。今年一年を振り返ってみる。そういろんな出来事がありました。
1月:noteを始めた、子どもに会えた
絶望の正月休み。共同親権についてまだ勉強をし始めたのはつい最近。このままではダメだとnoteを始めた1月3日。当時ブログなんてやった事もなかったしSNSやPC関係に弱すぎた私が自分を奮起する為に!今では遠く懐かしい。
そして、何より子どもに会えました。会えたうれしさ、父を忘れていた悲しさ、別れた当時とは変わっていた子ども、興味を引くのに頑張った2時間。写真も撮るのも忘れていました。そう、今思うと全てが必死でした。その為noteも短め(笑) 今ではいい思い出かな。
2月:仲間と共に本格的に行動開始
共同親権実現に向けて本格的に動き出し始めた2月。ビラを配ったり、グッズを考えてみたり、どうすれば世の中に共同親権が周知されるか作戦会議してみたり。その中での今では有名なポスターがこちら。素敵なポスターありがとうございます。
親子問題に関する映画「his」を見たりもしましたね。
3月:第2回ウォーキングフェス、渋谷オレンジパレードに参加
今ではある意味定期的に開催されいるオレンジパレードに両親一緒に参加。素敵なパレードでした。道行く人も興味津々でした。
併せてクラウドファンディングにも初参加。素敵なリターンも頂きました。
4月:緊急事態宣言発令。別居・離婚後の親子にも大きな影響が
コロナウイルス感染拡大につき緊急事態宣言が4月7日に発令されました。裁判所も停止につき調停ストップ。親子交流もストップ。一切の共同親権関する行動も中止となりました。そんな中、こんな記事が取り上げられていました。
5月:zoomによる新たな生活様式と緊急事態宣言解除
コロナウイルス感染拡大、緊急事態宣言に何より私の生活を変えたのはzoomでした。子どもへの思いは共同親権への法改正でより良く出来ると目標が立てられました。しかし不倫に関する心の痛みはどうすれば良いか悩んでいました。そこに現れたのがzoomによるオンライン飲み会。Twitterで「配偶者の不倫に悩んでいる人オンラインで集まりませんか?」との会に思い切って参加しました。それが以下の記事。ホントに素敵な人達に出会えました。
そして緊急事態宣言解除。しかし元通りの生活は戻らず、また子どもに会えなくなるとは思ってもいませんでした。
6月:麺会交流が本格スタート
ラーメン馬鹿がここから炸裂しました。何があったかは覚えてませんが、元々ラーメン好きのわがこさんのリミッターが外れた瞬間でしたね。今年はトータル88杯。素敵な数多くのラーメンとも出会えた1年でした。その中で今年一番おいしかったラーメンはコチラ。
はい、池袋の「無敵家」さんです。ちなみに左が「無敵屋ラーメン」右が「本丸black」です。基本、家系が好きだから仕方ない(*^_^*)今度は煮干し部門、二郎系部門とかもやろうかな(笑)
7月:欧州議会からの勧告
欧州議会本会議は7月8日、日本の子どもの連れ去りから問題に関して強い懸念を表明。子どもの権利条約に反するとして「共同親権」を認めるような内容で賛成686票、反対1票、棄権8票で決議が採択されました。これは正に国際問題です。先進国とはいえない現状がどんどん浮き彫りになりました。日本は何時まで単独親権制度にこだわるのか・・・もう共同親権へは待ったなしです。
翻訳はURL右側の真ん中(お気に入りの星マークの左)をクリックして言語を日本語にして下さい。
8月:婚姻費用審判と子供のイヤイヤ期
調停も進み婚姻費用分担調停は審判に。まあ適当な審判だった事。詳細はこちら。
そして手を焼いた子どものイヤイヤ期突入での親子の交流。子どもの気持ちはコロコロ変わる。またそれも成長の証。
9月:第3回ウォーキングフェス、大阪御堂筋オレンジパレードに参加、横浜でも子どもの権利を考える会が
大阪でのオレンジパレードにに参加。大阪の街を歩けるなんて思っても見ませんでした。今回も素敵なパレード。素敵なライブや当事者のお子さんの声など、大きな盛り上がりと大盛況なパレードでした。
神奈川県横浜市では「子どもの権利を考える会」に参加。神奈川県内も大きな盛り上がりを見せてました。
10月:共同親権に向けて新たなステージが
池袋での子どもの立場から親権制度を考える会に参加。豪華なゲストの方々には圧巻と現状の深刻さ、改善に向けての意見や道しるべをご教授頂けました。何より法を変える、動かす議員さんの意見は貴重なものでした。
11月:横浜駅で街宣活動と初めてパパと呼ばれた親子交流
横浜駅西口相鉄線改札口近くでビラ配りと街宣活動に参加。長時間に渡り、多くの当事者が集まり、周知してくれました。神奈川一回の街宣として、素晴らしい盛り上りと、一般の方の「えーそうなんだ」には広く周知が出来たのではないでしょうか。
そして何より、ついにパパと呼ばれた親子交流。思わず涙しました。本当に諦めないで良かったと思います。
12月:第2回子どもの権利を考える会、桜木町で街宣活動と地元神奈川新聞に記事掲載
第2回「子どもの権利を考える会」では共同養育についての勉強会。とても参考になる、二人で子育てに向けて大きな一歩でした。
桜木町でのビラ配りと街宣活動に参加。ビラが無くなるというありがたい結果に。改めて、この問題が知られていないと実感。
そして地元神奈川新聞様には取材をして頂き、大きく記事掲載までして頂きました。本当にありがたいです。今後の周知活動に大きく躍進したと思います。
こんな感じでこの一年、2020年が終わりを迎えます。何より良かった事は、子どもに会えた事、パパと認識してくれ、パパと呼ばれた事。最初にパパを忘れていた1月に比べて本当に良かった。たった10回、トータル数十時間の短いの親子の交流でしたが目いっぱいの愛情を伝える事が出来ました。これも皆さんの声掛けと助言、先輩当事者の方の切り開いてきた道のおかげです。本当にありがとうございました。
また、ここには書いていないですが、自分なりに共同親権に向けて行動してきたつもりです。そして、多くの当事者と知り合い、話、協力して行動をしていく事が出来ました。まだまだ微力ですが、来年も頑張りたいと思います。
我が子の為に
来年もよろしくお願い致します。良いお年を。