コロナと面会交流 と親責任
子供と引き離されて一年が経ちました。結局、子供と会う事が出来たのは、引き離されてから8ヵ月後と10ヵ月後の各2時間のみ。そして、3回目の面会交流を前にして…
2回目の面会交流に安堵するも
2回目の親子の時間(面会交流)はコロナの影響もまだ低く、1回目と同じように子供と過ごせました。(オレンジパレードの前。色々あってnoteに上げれませんでした(涙))もともと料理は下手なりにやっているので、手作り弁当を持参してお昼も一緒に。
それは、おいしく食べてくれました。手作りのものは完食!しかしレンチンナゲットは固くておいしくないと…。冷めてたからね、ごめん、我が子よ。素敵な、貴重な2時間を過ごし、またすぐにでも会えると思っていましたが…
ついに出された緊急事態宣言!!
4月某日に予定されていた、3回目の親子の時間。日に日に脅威を増すコロナウイルス。妻からの子供に関する状況が断たれている中、ひたすら子供が過ごす市町村で感染者が出ない事を祈りながらの不安の日々。しかし、3回目の子供と過ごす機会の前に、ついに緊急事態宣言が出されました。日本の状況を鑑みると当然の宣言。子供の状況も周囲の環境もわからぬまま、会うのは危険。万一でも、子供が感染する事態は避けるべき。そう考えていた矢先に妻の弁護士からの連絡が入りました。
驚きの連絡書に絶句と絶望
まず先に子供と妻、お互い緊急事態宣言内の人口の多い都市部に住んでいます。それを踏まえて妻からの3回目の親子の時間について「緊急事態宣言下ですので、あなたの責任で行って下さい」と…まさに絶句です。
緊急事態宣言外の地域、また人口が少ない田舎の市町村であればわかります。父親との時間は大切ですもの。しかし、お互いの住まいの市町村の状況を考えればせめて緊急事態宣言が解除されるまで取りやめるべき事態。子供への感染リスクが考えられないのか?子供に万一があった場合どうするのか?言葉がありません。
そもそも責任って何でしょうか?親だから子供を預ければ、どちらかの責任ではなくお互いが子供の為に責任を持った行動・話し合いをすべきなのに…不倫や子供を引き離す人間って、ここまで自分勝手になれるのかと絶望した瞬間です。
親の責任について改めて考える
妻には緊急事態宣言が解除されるまでの交流中止を連絡。子供の身の安全が最優先ですよ。その代わり、「子供の状況を定期的に連絡する事」をお願いしました。
そして今回の妻からの連絡は、子供に対する親責任について非常に考えさせられるものとなりました。子供にとっては親は離婚しても親です。それを一方に子供を預けたから責任が無いとか、一緒に住んでないから責任が無いとか、離婚したから責任が無いとかはおかしいと思います。
お互い子供に万一が無いよう、預けようが、別居しようが、離婚しようが、責任を持てるように話し合って行くべきではないでしょうか?
日本が離婚後、単独親権で親権が一方になるからこそ、非親権者は責任感が希薄になり、養育費も払わない、面会交流もしない。また、親権者も私ばかり責任を負って大変、非親権者は自由に遊んでいると、どんどん対立が生まれるのではないでしょうか。
共同親権=親責任 だから導入が必要
子供の為には、両親が子供に対して責任を持つ(親責任)という意味でも、離婚後の共同親権の導入が必要だと強く感じました。両親はよく言います。
「子供は何歳になっても一生子供。子供が60歳になっても子供なんだよ」
私はまだ、その立場ではないけどその言葉の意味は少しは理解しているつもりです。子供は成人しても子供。だから、親子の絆は離婚しても切り離してはダメだし、責任も放棄してはダメ。一方の親の独断で責任の押し付けが無いように、子供の為にも話し合える世の中にしたいと思います。
追記
今回の面会交流中止はあくまで私の環境と状況判断です。子供にコロナ感染のリスクが低く、安全な場所での交流であれば、優先される事だと思います。また、夫婦(元夫婦)での連携が十分に取れていれば、問題ないと思います。お子様の為にも素敵な交流時間が設けられる事を切に願います。
ご拝読、ありがとうございました。