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「一方的」に子どもを奪われた親の状況

今回、主に有責事項の無い、子どもと一方的に離れて暮らす事を余儀なくされた、別居親の心理状況を知って頂きたくnoteしたいと思います。(但し、私の個人的心理も含まれていますので、ご了承下さい。)

本当に辛かったです。(今もそれなりに辛いですけど・・・)もし、周りにこの様な子どもを奪われた方がいたら、こんな状況なのか・・・こんな心境なのか・・・、と参考にして頂ければと思います。

①眠れない

一番先にこれが来ます。眠れないのは本当に辛いです。何せ一日が長く感じます。何かをしていれば気が紛れるのですが、夜は静かなので余計に子どもの事を考えてしまいます。
今、元気だろうか?
さみしい思いをしていないだろうか?
これから会えなくなるのだろうか?
あの頃の子どもは元気だったな~
あれから、どんな成長をしているのだろうか?
そんな事が毎日続きます。余計に眠れなくなるのです。

眠れない

②食欲が安定しない。(食べれない・食べ過ぎる)

次は食欲が安定しません。色々な事に意欲がなくなりますが、特に顕著なのが食べたいという意欲が特に無くなります。最悪は食べ物を受け付けずに吐いてしまう事もあります。

食欲不振

逆に、眠るためにお酒を多く飲んだり、過度に食べ過ぎたりと暴飲暴食に走る様にもなります。私は最初、食欲が全く無くなり食べれませんでした。10kgは痩せました。今度、時間が経つと「食べなきゃ・寝なきゃ」の一心で暴飲暴食へ。12kg太りました。今度は子どもと会うために弁護士相談や情報集めでまた痩せる。日本の法制度が欠陥だらけなのが分かり、暴飲暴食。妻からの離婚調停の申立てがきっかけでまた痩せる。そしてまた太る。そんな事を繰り返す日を送ってました。

やけ食い

③仕事が手につかない(注意散漫になる)

仕事をしていても、ふとした時に子どもの事を考えてしまう様になります。その中で仕事をするも集中できず、作業も捗りません。一度、気が逸れてしまうと再度集中するのが大変。今まで子どもの為、家族の事を思って仕事を頑張ってきたのに、その源が無くなってしまってはやる気も起きませんね。

実は私、年収が⚫00万円ダウンしました(涙)。理由は
仕事に集中できず業績が落ちた
子どもに会う為に仕事の量を減らしている
が主な原因。

相手側はよく「わざと年収を減らしている」などと言いますが、「いやいや、元はと言えばあなたが子どもを奪ったのが原因ですから」。本当によくそんな事が言えますよね。

仕事手につかない

④健康に大きな影響がでる。

これは二次災害と言うべきでしょうか。暴飲暴食すれば当然身体に影響は出ます。血圧増加、肝機能低下、血糖値上昇etc...。自分がなるとしても、もっと先だろうと思ってましたが、思ったより急に来ましたね。会社の健康診断の問診で「何か大きな病気に罹りましたか?」と聞かれましたwww。事実をありのまま「妻の不倫発覚と子どもを奪われました」と言ったら、「・・・まぁ・・・気を付けて下さい・・・」。それしか言えませんよね・・・。

また、精神的負担から鬱などになり、通院する場合もあります。幸い私はその前に当事者の方と繋がり、精神的に回復したのでなんとかなりましたが、一人でいたら鬱になっていたと思います。

ちなみに、私は尿管結石痛風を発症しました。前者は致死レベルの激痛、後者はその一歩手前の激痛です。皆さんお気を付けを。

診察

⑤出かける場所が限られてくる

どういう事?と思うかも知れませんが、答えは簡単。子どもが多い所やファミリーが多い場所には、行けなくなるのです。家族・子どもいいな~、何で自分はこんな目に遭ってるのか.…見ていて辛くなる....。どんどんネガティブにハマります。週末なんかは特にキツい。結果、家に籠もり居がちにと負の連鎖ですね。

私は家でぼーっとゲームしてみたり、ボケーっとネットしてみたり、何年かぶりにパチンコしてみたり、と一時は廃人でしたね。

引きこもり

⑥フラッシュバックを起こす

どうしても、元住んでいた所や思い出の場所に行かなければならない時があります。行政やその他の手続きで同じ市内に行かなくてはならない場合、とある目的地に行くのに通らざるを得ない場合。また、同じ年頃の子どもとすれ違った時にフラッシュバックを起こしてしまう時がありました。

子どもとここに来たな~
ここで家族で過ごしたな~
あの時は楽しかったな
と当時の記憶が蘇るんですよね、鮮明に。
想いにふけながらも、「何で今は・・・」と気分が急降下
メンタル崩壊してしまいます。

フラバ写真

といった感じで、子どもを奪われた親は追い込まれて行くんですよね。子どもを大切にしていた親であればある程、そのダメージは大きいものです。そして、回復するのには個人差や環境差がありますが、時間はかかります。

もし、周りにこの様な子どもに会えなくなった方がいましたら、こんな感じなのか・・・、時間がかかるものなのかと知って頂ければと思います。

正直、子どもを奪った人たちには、この気持ちは分からないでしょうが、「あなた方がやった事で、ここまで人間を追い込んでいるんだ!」という自覚くらいは持って貰いたいものです。

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