「2023年度」公務員試験までの大きな方向性
昨今、公務員試験は簡易化しています。筆記試験のハードルが下がってきていて、公務員試験に挑む受験生にとっては「朗報」以外の何物でもありません。とてもいい傾向に見えます。
しかし、新卒市場では公務員は不人気です。特に国家公務員は受験者がどんどん減ってきていて、「何とかしないとまずいよね~」という雰囲気が蔓延していました。
そこで、今回人事院が改革のメスを一気に入れてきたわけです。「試験日程の前倒し」と「受験年齢の引下げ」の2つの目玉政策を来年度から実施予定です。
民間企業に人材をとられる前に囲ってしまおう、という意図が見え隠れしますが、私は大賛成です。おまけに筆記試験もなくしてしまえばいいのではないか?とさえ思います。——私の仕事はなくなりますが(笑)。
一方、現在、社会人にとって公務員は魅力的な職業に映っています。経験者採用試験の活況を見ていれば、疑いようがありませんね。
「公務員の価値は30代以降にわかるようになる」
「恩恵は40代以降に受ける」
これは、昔からよく言われていることです。
このように、今公務員試験は過渡期にあります。今回は、そんな過渡期にある公務員試験に挑む方に向けて、2023年度試験までのスケジュールを指南していきます。
学生の方だけでなく、社会人の方も見てください。大きな方向性をつかんでいただけると思います。
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