FRUITS ZIPPER櫻井 優衣と 西武栗山の生き様が同じ
ある日、一つの動画が流れた。綺麗な女性が頬を火照らし、多少酔いながら会話している動画だ。
私はその女性の大人の美しさと子供のような純粋さに引き込まれた。調べるとその女性はFRUITS ZIPPERの櫻井 優衣というらしい。私は一気にそのグループと櫻井氏に興味を持った。(FRUIT ZIPPERにはまりそうな話やなぜここまで興味を持つようになったのかは、また今度)
櫻井氏は容姿端麗である。誰もが可愛いと思う見た目である。そのような女性はアイドル界ですぐ人気が出るはずだ。FRUIT ZIPPERは2022年結成。櫻井氏は現在芸能活動10年目。8年の間、ポテンシャルはあるのに日を見ることが出来なかった。
過去に3回もアイドルグループにも入ったが、なかなかうまく行かず、ソロ活動もした。売れないとただただ辛い厳しい芸能界。普通の人間ならやめてしまう。しかし、櫻井氏はアイドルで売れるという夢をかなえるため腐らなかった。レッスンも怠らない、ソロの時に手作りのビラも配った。何度心折れそうでも、何度も這い上がってきた。苦しいことも乗り越えてきた。その姿はもはや、苦労人や求道者、職人という言葉が似合う。
私は櫻井氏の生き様や姿がある著名な人物に思えてきた。
埼玉西武ライオンズ栗山巧である。栗山も今でこそ大ベテランで現役の実績のあるレジェンド選手であるが、その道のりは苦労の連続だった。
入団して2年は一軍の試合には出ていない。3年目もほぼ2軍生活。4年目から一軍の試合に出場し始めるが、レギュラーはなかなか掴めなかった。また、守備が下手、パワー不足とまで言われ、さらには若くして骨折までしている。レギュラーを掴んだのは7年目の25歳である。高卒6年目で何も実績を残せなかったら、厳しい球団だったら戦力外である。
しかし、人外レベルの練習量を栗山はしていた。誰もが驚くほどの練習を栗山はしていた。その様子をみんなが見ていたからクビにはならなかったのだと私は思う。
若き時の栗山は朝早く球場に来てバッティング練習。試合終わってまた練習。夜12時までバッティング練習。コーチにもう練習するなと言われて、一人でバッティング練習。顎から血が出ても平気なくらい追い込みバッティング練習。キャンプでも限界の限界までバッティング練習。いくら野球が好きでも嫌いになってしまうくらいの練習を行っていた。常人には考えられないであろう。しかし、それは野球で飯を食べるためだからである。
その結果、41歳の今でも現役で、大きな怪我もなく沢山のヒットを打ち続けている。若手が残念な状況で、未だに中村と共に頼りにされているレジェンド選手になった。
改めて櫻井氏も栗山も普通の人間が到底できない努力をしてきた。櫻井氏の前世は栗山の可能性もある。栗山の前世はFRUIT ZIPPER櫻井優衣なのかもしれない。
栗山の背中を確実に後輩は見ている。秋山、浅村、森だって絶対に見ている。だからたくさん練習して偉大な選手になった。
櫻井氏もアイドルが選ぶかわいいアイドル1位になった。櫻井氏の血の滲む努力と何度も這い上がってきた鉄人の姿を、その目で見た人が投票したのだろう。櫻井氏は見た目はかわいらしいアイドルだが中身は違った。何しても冷めない激熱の魂を持った人間の枠を超越した生き物だった。
もしかしたら櫻井氏の中には栗山がいると思う。そうでなければ話が納得しない。栗山には櫻井氏が入っている。もはやFRUIT ZIPPER栗山という人間が存在しているはずだ。
栗山の生き様はアイドル界にまで届いていた。櫻井氏にはその栗山魂を櫻井優衣の力に変えてこれからも羽ばたいてほしい。栗山には野球界の櫻井優衣になって、これからもライオンズや野球界を第一線で引っ張っていただきたい。
櫻井優衣と栗山巧は同じ魂を持っている。いや同じである。我々はその大型人物の背中を見て学ばなければいけない。いずれは西武ライオンズがアソビシステムでアイドル活動するかもしれないし、FRUIT ZIPPERがプロ野球に参入する可能性だってある。無いとは言わせない。
櫻井優衣と栗山巧がいる限り不可能は全部可能にする。そういう努力を二人はしてきたからだ。櫻井優衣と栗山巧をこの世の全ての人間、動物、魚、虫、微生物、ウイルス、この世のすべての生き物が2人の背中や生き様を見て学んでいく。
色々な記事を書きたいです。