Google日本語入力のムカつく点はこれで解消する
パソコンで日本語が使えるようになって半世紀以上経つのにぶっちゃけ「これよ、これ!」と言いたくなる日本語FEPってないよね。
ATOKが一番マシな気がするけど、月額課金だし、時々動作不順になるので2ヶ月ほどで使うのやめちゃった。
Macだと昔EGWORDという素晴らしいワープロソフトに確かFEPもついてきていて、どうしようもないことえりの置き換えとしては最高だった。
しかし、今やWindowsもMacも日本語FEPとしてまともなのはGoolge日本語入力ぐらいしかなくなった。
Winの標準FEPはキーバインドが使いにくいし、やっぱり変換能力がおバカだし、かといってShimejiはアレな国を経由していると噂されているので使いたくないし。
概ねGoolge日本語入力で満足しているんだけど、ムカつく点が2つある。
1つはカタカナを変換すると中黒(・)が勝手に入ることがある点。というかほとんどのケースで入る。
例えば「モーニングランチ」と打ち込みたい時、もーにんぐらんちとタイプしてCtrl+I押せばいいんだけど、時として「モーニング」を打ち込んで変換、確定してから「ランチ」と打つこともある。
しかし、だ。グーグル大先生は「モーニング」を確定しているにも関わらず、続く「らんち」を打ち込んで変換すると、ご丁寧にも中黒を入れてくれる。
つまりこうなる。
モーニング・ランチ
いや、その中黒いらんねん。いるんやったらオレが自分で入れるって。不要やからわざわざタイピングしてないのになんで入れるん?アホなん?
らんちと打って変換するとまさか先頭に・が入ると思わないから次の文章に入っていて、そこで・に気付くからBackspaceで長々と戻って、またランチから打ち直さないといけない。
カタカナが連続するとGoogle日本語入力って結構な頻度でこのおせっかいな変換をしてくれる。まじで「プロパティ」から「・は不要」というチェック項目を追加しとけとグーグルに言いたい。
そしてもう一つが「変換キーを押してるのに変換してくれない」問題。
これはまじでムカつく。1つ目の・よりムカつく。
どういうことかというと、例えば「確かにあなたの言うことは一理あります」という文章を打つとする。
するとGoogleって99%の確率で「たしかに」をそのままひらがなで確定する。
いやいや、ひらがなでいいんなら変換キー(Space)押さへんって。エンターキー押すって。
漢字に変換して欲しいからSpaceキー押してるんやで?さぼんなよ。と画面に向かって言いたくなる。
なんのポリシーか知らんが、これが結構な頻度で起こる。どれを漢字にするのか、どれをひらがなのままにするのかは筆者のポリシーに委ねるべきであって、グーグルがしゃしゃり出てくる類ではない。
これはもう10年ぐらいずっと不満を持っているんだけど、最近見つけたのは「抑制単語」として登録してしまうこと。
Google日本語入力の辞書機能に抑制単語というものがある。これは「変換で出さなくていいよ」とGoogleに教える機能。
うむ。これがあるだけでGoogle日本語入力から離れられない。日本語FEPでこの機能があるのってGoogleだけじゃないかな。
普通は「そんな漢字変換、死ぬまで使わへんわー、アホかー!!」という時に登録する。
例えばボクが実際に登録しているのは「値落ち」という単語。youtubeの返事で「寝落ち」という単語をよく使うんだけど、結構な確率で「値落ち」という変換が最初に出てきてた。
いや、多分ボクは死ぬまで値落ちなんて変換使いませんって。
なので、これを抑制単語として登録する。すると今後二度と出てこなくなる。
これを利用して、「変換キー押してるのに変換してくれない単語」をひらがなのままバシバシ抑制単語として登録する。
例えば「気付きません」という単語。デフォルトのGoogleって「気づきません」と変換するんだよね。これ、すごいムカつく。
だからムカつく方を抑制単語として登録する。
すると二度と「気づきません」は出てこなくなる。便秘解消。すっきり。
今のところ抑制単語として登録しているのはこんな感じ。
上2つはyoutubeでよく使っている単語なので登録してるけど、それ以外は全部抑制単語。
いっしょとかたいへんとか、変換キー押してるんだから変換しろよといつもイライラしていたけど、これをひらがなのまま抑制単語として登録することで二度と現れなくなり、結果として必ず変換されるようになる。
同じポイントで苛ついてる人がいれば、抑制単語機能を使うのはとてもおすすめです。