デジタルガジェット長期使用の本音
ガジェット類って買った時は「うれしー!」とか「つかいやすーい!」というレビューが多くなるものだけど、数ヶ月とか数年使ってみて、実はそうでもなかったって結構あるじゃない?
ここでは実際にボクが購入して使ってきて、よかったもの、そうでもなかったものを紹介します。デジタルガジェット類なので電気で動くものが基本。
よかったもの
Pixel4a。今のメインスマホ。
安くはないけど、高くもなく、アンドロイドで、eSIMとnanoSIM両方が使えて、おサイフケータイに対応している、軽いものとなると、ほとんどこれしか選択肢がなかった。でも満足してる。
唯一の不満はQiに対応していないことだけど、後付できるギミックをアマゾンで買って、なんちゃってQi充電対応にしてる。
TicWatch C2+
最高。デザイン素敵。つけてるだけで満足感ある。
C2をメルカリで買って、デザインさいこー!ってなってたんだけど、動作が多少もっさりなので、すぐにC2+を買った。
RAMが増えてるだけというメーカーの説明だけど、まるで別物なぐらいさくさく動く。
C2は眺めてるだけで満足だったけど、C2+になってからは積極的にウォッチのアプリも使ってる。電卓とか深呼吸とかエクササイズとか。
充電式電動エアダスター
めっちゃ満足してる。もともとデスク周りのほこりを飛ばすのにエアダスターを使っていたけど、1本500円ぐらいするのにすぐになくなるコスパの悪さに嫌気が差して探していたら見つけたこの製品。
9000円近くするので抵抗があったけど、買ってよかった。エア切れを心配することなく、気軽にばーっとホコリを吹き飛ばしてる。スイッチをひねることで掃除機になるのも便利。
普通の掃除機ではなかなか取れないスライドドアの溝とかも楽に取れる。
心配される吹き飛ばす力はまったく問題なし。軽いイヤホンなんかだと部屋の向こうまで飛んでいくぐらいのパワーがある。
ゲーミングPC
今年楽天で中古のゲーミングPCを買った。Corei7-9700/32GB/RTX3070Ti/1TBSSD+2TBHDDという文句なしのスペックながら17万円で売ってた。
それ以来仕事でもプライベートでももちろんゲームでもガンガンに使ってるけど、有り余るパワーに毎日満足してる。音もとても静かで「ほんとにGPU入ってる?」と普段は思うけど、3Dシューティングゲームなんか立ち上げるとGPUのファンが回り出すので「うんうん、GeForceがんばってるね」と嬉しくなる変態ぶりを見せてる。
iPad mini6
もはやいわずもがなの名器。まだ世に出て1ヶ月ちょっとだけど。毎日使ってるし、もう存在しない生活が想像できないぐらい「あって当たり前」の相棒。このデバイスはApplePencil2でガンガン書き込んでこそ真価が発揮されるので、ディスプレイの見え方を犠牲にしてもペーパーライクフィルムを貼ってる。おかげでまさに電子手帳になってる。
スマート家電
赤外線リモコンをスマホでコントロールできるようになるデバイス。数年前買った時はまだ高い商品だったけど、最近は廉価になってきたよね。おかげでボクの部屋からIRリモコンは消えた。スマホを買い替えた時もいちいちリモコンを登録しなくても、古い機種から設定を受け渡しできるのも○。
ミキサー
普通に4chイン、ステレオアウトのミキサーは1つあるとなにかと便利。アマゾンで在庫切れみたいだけど、3980円で買った。デスクに置いているスピーカーに対して、PCやスマホからの複数入力をミキサーにつないでおき、BGMをスマホから流す時、PCでyoutubeを見る時など、場面に応じて手元のアナログボリュームで調整できるのはとても便利。
イヤホン
今年のベストバイと言っても過言でないほど気に入っているソニーのXBA-N3。音楽を真剣に聞く楽しさを思い出させてくれた。毎日このイヤホンで震えるほどの感動を味わってる。
アンドロイドにUSB-C DACをつなぐと最上位の再生環境になるけど、ボクはradiusのRK-DA50Cを愛用してる。
コーヒーメーカー
ネスカフェのバリスタシンプルを愛用してる。昨年11月か12月に買ったので、もう1年使ってきた。
いくつかのパーツを水洗いするだけの手間いらずだし、専用とはいえ豆は安いし、インスタント以上ドリップ未満ながら、インスタントよりははるかにおいしい味を提供してくれる。
もともと「ケトルでお湯を沸かして、ドリップして」という時間がもったいなくて全自動のバリスタを買ったのだけど、時間を短縮できるという点も気に入ってる。
でも時々「本気の味」を味わいたい時もあるので、バルミューダが欲しいかなと思い始めてる。
オーブントースター
キッチンにもあるんだけど、ボク専用のオーブンとして買った。朝食をトーストしたり、時々餅を焼いたりしていたけど、今は「気軽に目玉焼きを作る」マシンとして活躍中。
高木金属の420円の目玉焼きプレートが抜群によくて、おかげで毎朝手軽に目玉焼きを作ることができるようになった。卵に含まれるタンパク質って、実はプロテインを1回飲むのと同じ以上含まれていて、朝は目玉焼き、夕方筋トレが終わったらプロテインを飲むという生活になった。
空気清浄機
今まで使ってきた廉価なツインバード製のフィルターの汚れがどうにも取れなくなってきたので今年買い換えた。アマゾンで探してももう見つからないんだけど、5,299円で買った本機、まだフィルターを交換していないけど、毎日ほぼ24時間元気に稼働中。通常モードの1だと若干音はうるさい。
掃除機
昔はロボット掃除機を使っていたんだけど、音がうるさいし、1-2時間もかける必要ないので、ボクの部屋用には数年に一度掃除機を買い替えてる。1万円を切ったものでも中華製で性能抜群のものはたくさんある。これも吸引力は抜群だし、ゴミはぽいっと簡単に捨てられるし、フィルターは共通のものなのでアマゾンで安く買えるし、文句のつけようがない。毎日在宅ワークの昼休みに5分でささっと部屋を掃除してる。
電動ゴミ箱
使い始めるともう止められないというレビューを見て興味を持ち、買ってみた商品。確かにめっちゃ便利。「手で開ければいいじゃん」は確かにそうなんだけど、でも手をかざすだけで自動で開いてくれるのは慣れると戻れないぐらい便利。ただ、この手の製品ってめちゃくちゃでかいか、かなり小さいのしかなくて、ボクが使ってる45Lのもちょっと大きい。25-30Lぐらいのものを2つ(可燃用と不燃用)並べたいんだけどね。今は45Lの本製品を中で区切って可燃と不燃両方を入れてる。
スキャナー
以前PFUの薄型を愛用していたけど、一度に取り込める枚数が少ないのと、よくジャムるので今年エプソンのDS-571Wを買った。
速いし、静かだし、まだ一度もジャムったことないし、WiFi経由でPCに取り込めるし、ちょっと高かった(43,978円)けど買ってよかった製品。やっぱりスキャナーが1台あるとブックオフで安く買ってきた本をすぐにPDF化できるし、ハガキやら保証書やら領収書も気軽にスキャンして捨てられるので便利。
でかいバッテリー
数年前に買った防災用のバッテリー。AC100V対応。扇風機ぐらいまでなら動くことを確認してる。同時にソーラーパネルも買っていて、まさかの停電の時にベランダに置いておくことで充電できるし、パソコン程度ならおそらく丸一日は余裕で供給できる容量を持ってる。幸いにもまだ一度も使い倒したことはないけど、1台あるととても安心。
ラムダッシュ
ボクは10年以上ラムダッシュを愛用してる。これは3代目かな、5枚刃のES-VF5F-Kを使用中。
Webカメラ
超人気商品のC920nをついに買った。7,480円もするので迷ったけど、下手に安いものを買って相手に不愉快なぐらいの画質を提供するぐらいなら、これ買っとけなぐらい間違いのない商品。とてもキレイに自然に写してくれる。
モニター
LGの4Kモニター27UL550-WとmsiのOPTIX-MAG342CQRVの2枚体制。横に広大なデスクトップが広がり、もう仕事でもプライベートでも全部ここで済ませたいというぐらい快適。どちらもノングレア。光沢パネルはいらん。
マウスたち
アクションゲームで使うわけでもないので(ボクはコントローラーでゲームしたい人)、ゲーミングマウスはいらないんだけど、最近のデジガジェってゲーミングと名前つく方が性能よくて安いよね。この白いマウスもWinでもMacでも抜群に使い勝手がよくて、今まで数十台のマウスを使ってきた中では最高に気に入ってる。
スタンディングデスクにはロジクールのトラックボールマウスを使ってる。高い製品だし、トラックボールがいいかと言われるとボクには微妙だけど、スペースを取らないので、こういう狭い場所では使ってる。
キーボード
まぁやっぱりこれに落ち着くかな。今年思い切って東プレのリアルフォースを買ったけど、キーのタッチ感が軽すぎて馴染めなかった。HERMESのメカニカルキーボードは2台持っていて、青軸と赤軸なんだけど、個人的には赤軸の方が好み。
鼻毛シェーバー
正確にはなんというのか知らないけど、パナソニックのこれをもう何年も使ってる。毎朝顔を洗った後耳毛と鼻毛処理として使ってる。乾電池式ではなく、充電式のがあったら嬉しいな。
電子書籍リーダー
Kindle PaperWhite(2018)とKobo niaの両方を使用中。寝る前はスマホの強烈なライトを見たくないので、どちらかのリーダーを手に持ってベッドに横になって電子書籍を読みながら寝落ちするのが日課。
カラオケセット
ボクはカラオケが好き。人に聞いてもらいたいのではなく、自分の好きな曲を好きなだけ歌いたい。だから家でヒトカラできるように買ったのがこれ。遮音効果は抜群で、大きな声で歌っても隣の部屋の家人からは「普通の話し声が聞こえる」程度の大きさになる。
6,000円ぐらいするので買うのに迷ったけど、今となっては「買ってよかった」のベストバイに近いぐらいの商品。喉がれを防ぐという意味でも毎日少しでもいいからカラオケしておくと喉にいい。
体重計
以前中華製のものを使っていたんだけど、体重は正確に出るものの体脂肪率が単に体重から計算して割り出しているだけのひどいものだったので、TANITAに買い替えた。さすがにしっかりしていて、ちゃんと筋トレした後だと体重は微増でも体脂肪率は減っているということが出たりする。
微妙だったもの
ここからは買って使ってはみたけど、今となっては微妙なもの、買わなくてもよかったかなというものというものを紹介。
iPhone
会社支給のiPhoneSEと去年末個人で買ったiPhone12mini。miniはフェレット撮影で使用中。動画撮影に関しては抜群で、ジンバル入ってる?と思うぐらい手ブレ補正が強烈。
でもすっかりiOSが嫌いになった。上にスワイプしているのに横に動いたりとか、ホーム画面に戻る時のアニメーションがうざくて「さっさと動けや」とイラッとしたりと、アンドロイドの方がはるかに速くて快適。
今年がっつり音楽を聞くことになり、サードパーティにイコライザを開放していないのもiPhoneが嫌いになった理由の1つ。多分今後よっぽどでない限りiPhoneを自分で買うことはないかな。
ただ動画撮影機能は最高。写真撮影は微妙。これで写真撮るなら素直にGRIIIを持ち出す方が幸せになれる。
その他スマホたち
左からネットワークウォークマン、Rakuten mini、Galaxy Note10plus。ウォークマンは専用機のわりには音がよくない、驚くほどバッテリー管理がおかしくて電池が減るという理由で使わなくなった。
Rakuten miniはミニマリスト的な心をそそる製品だったけど、あまりにも小さすぎて、LINEで簡単に返事をするだけなのに何回も打ち直さないといけなくなって、いらっとして使わなくなった。
Galaxy Note10+は音は最高。もう5時間でも6時間でも浸っていられるぐらい最高の音質を出してくれる(DAC+XBA-N3での話)。しかし、重い、でかいの2重苦で使わなくなった。
これの2/3ぐらいの大きさと重量のスマホ出してくれないかなぁ、サムスン。Sシリーズでもまだ重いんだよなぁ。あと最近流行りの極限までベゼルを薄くした製品はスマホに関してはデメリットしかない。手で持ってるだけで誤動作しまくりで、これも使わなくなった理由の1つ。
ワイヤレスヘッドホン、イヤホン
この製品たちが悪いわけではない。AirPods Proはまぁ音質は捨ててるけど、ソニーのは音はいい。BTヘッドホンとしては、だけど。
今年有線イヤホンのXBA-N3で音楽を聞くようになってからは、Bluetoothヘッドホン/イヤホンはまったく興味がなくなった。どんなに高価で音質がいいと言われる製品でも「しょせん圧縮音源」と感じる耳になってしまった。
ただ、特にAirPods Proは使い勝手はいいので時々使ってる。
iPad Pro 11"
背面に汚れが入っちゃってるけど。iPad mini6が手元にある今となってはほとんど出番がなくなった。楽天マガジンで雑誌を読む時ぐらいかな、使うのは。今この時点でお金に余裕があるなら、ボクはiPad mini6を2枚買う。1枚はペーパーライクフィルムを貼って電子手帳にし、1枚はコンテンツ閲覧用に。それぐらいiPad mini6を気に入ってるし、miniより上のiPadはいらんかなと思い始めてる。
ラップトップたち
まず今年春に買ったMacBook Air 13"。一番下のモデル。マシン性能は素晴らしい。パフォーマンスも抜群だし、バッテリーのもちは異常と呼べるぐらい。
でもiPhoneと同じく、MacOS自体が気に入らなくなってる。なんていうか、アップルのOSってメーカーがよかれと思って実装するのはいいとして、それをon/offする自由度をユーザーに与えないんだよね。それがすごいイヤ。
家ではラズパイでプライベートクラウドを立ててるけど、MacOSやiOSとの相性はすこぶる悪く、トラブルが頻発する。
だからWin+アンドロイド環境にしつつある。AirDropは便利だけど、あれもしょっちゅうバグるし、AireMoreがあればWinやアンドロイドでも同じようなことができるので、まいっかなっと。
今年の春、予約注文までして買ったOneMix4。この小ささでありながら十分なキーピッチを確保しているのは素晴らしく、また吊り商品でありながらメモリを16GB積んでいるので、Windowsマシンと見ても十分なスペック。
ただ、キーボードの打ち損じが多くて、打ってはBackspaceの繰り返しに嫌気が差して使わなくなった。もう少しキーボードはなんとかならなかったのか、OneMix。
ボクはOneMix3と4両方使っていたけど、両方とも使う気が失せたので、キーボードが改善されない限り今後OneMix系は買うことないかな。
そういうわけで、OneMix4より1年も前に買ったASUSのZenBookを今も外出時のメインラップトップにしてる。
これは店頭で実機を確かめたのでキーボードのフィーリングはボクに合ってる。値段の割にはサクサク動くので好きなんだけど、メモリが8GBなのでちょっと使い込むとすぐにプチフリーズするんだよね。
ほんとにマイクロソフト自身のSurfaceもそうなんだけど、Windowsのラップトップって8GBが多すぎ。16GBになると途端に選択肢が少なくなる。16GBマシンで10万前後の使いやすいマシンを作ってください。今16GBマシンで軽くて廉価なWindowsラップトップを物色中。
あと、MacOSが嫌いなのって、たとえば時々パスワード聞いてきたり、リブート後は必ずパスワード聞くでしょう?指紋登録してるのに。
Windowsのラップトップだとそんなことはなくて、再起動後も指紋認証でラクラクとログインできる。
MacOSもiOSもiCloudもパスワード聞いてきすぎなんですよ、アップル。もううんざり。
おまけ
気に入ってるとかではないんだけど、ずっと使い続けてるもの、稼働しているものたち。
ラズパイ+8TB HDDでSAMBA経由でNASにしていて、毎日撮ったフェレット動画の保存や写真のバックアップをしてる。またサムスンの500GB SSDもマウントして、こちらはNextcloudの対象ドライブにし、プライベートクラウド化してる。MacでもWinでも家のネットワークにつないでいる時はNextcloudフォルダを自動同期できる環境で、おかげでGoogleドライブやDropBoxなどを解約することができた。
その横にはTVチューナーのXitとWiFiルーター。XitのおかげでPCでもスマホでもタブレットでもテレビを見ることができるようになったので、部屋にテレビはいらなくなった。
WiFiルーターは昨年リモートワークが本格化したタイミングでリビングのとは別に自分の部屋用に購入したんだけど、最近のWiFiルーターは高速化がすごくて、これもくっそ速い。WiFi経由のスマホでインターネット速度とか計測しても普通に360Mbpsとか出るもの。一瞬「このスマホLANケーブル接続してたっけ?」と疑うほど。
まとめ
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