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タブレットで手書きノート術

仕事もプライベートもメモはタブレットの手書きノートアプリで取っています。メモ魔なのでかなりの量を毎日書いています。そんな仕事スタイル、思考スタイル、ノート術をご紹介。

最近Kindle Unlimitedで読んだノート術の本2冊がかなり参考になりました。オススメです。

在宅ワーク時のスタイル

在宅の時はこんな感じでデスクに配置しています。手前にGalaxy Tab S7、向こうにGalaxy Z Fold3。

Zは音楽かラジオをかけっぱなしにしつつ、GoogleのToDoリスト、カレンダーをウィジェットに置くことでToDoや予定をすぐに確認できるようにしています。

Galaxy Z Fold3のデスクトップ

ノートアプリの実例

ノートアプリはNoteShelfを使っています。

まずテンプレというページを1つ作っています。今はタイムスケジュールをキーボード打ちしたものだけですが、そのうちスタンプとか作るかもなぁということで専用ページを置いてます。

デイリーページではこのテンプレのタイムスケジュールをコピペして、その日の予定を書き込みます(実際は違うのですが後述します)。

ページの上に今日のToDoを書き、その下はその日のメモをなぐり書きします。予定やToDoが終わったら少し太めにしている赤ペンでどんどん消していきます。ペン先を変えたものをお気に入り登録しておくことですぐに切り替えられるのはタブレットのメリットですね。

そして1日の終わりにページの左下に「明日のToDo」を書き出します。これが1日をすっきり終えるコツだと思っています。

「今日も予定していた仕事できなかったなぁ」とか「明日も忙しいんだろうなぁ」とモヤモヤしてると、夜なかなか寝付けなかったりします。頭の中で残留思念みたいなものがぐるぐる回るからですね。

寝る時だけでなく、仕事を終えた夜、家族と会話していても、ゲームをしていてもなかなか集中できなかったりする。

それを「明日のToDo」で書き出しておくことで、「よし、明日やることは見えた。明日は明日。今日はもう終わり!」と脳に意識させられるんです。これでプライベート時間は仕事から頭が離れられるし、寝る時も頭が空っぽ状態でベッドに入れます。

次の日の予定も書いておく

明日のToDoに加えて、明日のページも追加し、スケジュールも書いておきます。

これでさらに頭がスッキリするというか残留思念は追いやることができるし、明日の予定を前日に確認することで「明日は早起きして外出だ」とか「あ、明日の会議の資料まだ作ってなかった」というまさかのミスを防げます。

会議内容も手書きで取る

会議も最近は手書きで取ってます。理由はあとで議事録にまとめる時にまとめやすいこと、振り返る時に思考の流れが分かりやすいこと、PCでタイピングしていると相手からは「壁」があるように見えてあまり印象がよくないことなどがあります。

これはとある会社との定例会議のメモです。

基本的に左上から書いていきます。会議では「そう言えばさっきの件ですが・・・」と議題が戻ることもあります。そういう時はさっき書いていたところへ手書きで付け足していきます。

会議中キーワードになる言葉を黄色の蛍光ペンで引きます。ボクはプロマネをすることが多いので会議の最後に「じゃぁ今日の会議のまとめですが・・・」と黄色ペンのところを読みながら確認し、みんなの合意を取って終了します。

会議後書いた順番や自分のコメントを読みながら会議の流れ、自分の思考の流れを再現します。これがPCのテキストメモだとなかなかイメージが湧かないのですが、手書きだと動画を早送りしているように蘇ります。

流れを再現しながら議事録に書くことを今度は赤の蛍光ペンでなぞったり、丸で囲み、正式な議事録を書いていきます。

勉強会やセミナーも手書きで

これはとある製品の勉強会に出席した時のノートです。

キーとなる言葉や説明を書き写していきます。聞きながら疑問に思ったことは「?」をつけて書きます。時間がある時は青のペンなど色を変えて書くのですが、この時は時間がなかったので黒で書き、講師が一息ついた時などに黄色の蛍光ペンでなぞっておきました。こうすることで「質問ありますか?」というQAタイムに「4つあるのですが・・・」と質問を開始することができます。

また先の手帳術の本にあったのですが、会議では「なにをゴールとするか」を決めてから出席するといいと書いてあり、その通りだと思ったので右上に「ゴール:(この製品を)実装できること」と書いて勉強会に臨みました。

するとなんとなく聞くのではなく、自分が実装するならという観点で真剣に聞き、質問もより具体的になります。

考えをまとめるノートは別に作る

日々のメモを取るノートとは別に考えをまとめるノートを作っています。先の本を参考に「思考ノート」と名付けています。

こちらはマインドマップなどを使って構想や考えをまとめる時に使います。「そのうち~をまとめないとな」という今月中に構想をまとめるようなテーマも空のページを作ってタイトルだけ書いておきます。

すると電車で移動中や喫茶店などふと時間が空いた時に「あれを考えてみるか」と、すっと入っていけるんです。

これは今コンサルを担当している案件の報告書の構想まとめです。

チームメンバーとブレストしてきた結果を盛り込みながら、クライアントはなにを望んでいるのか、どういう構成だと分かりやすいかを最終的なアウトプットにします。

マインドマップで書く段階は頭の中の項目を全部出しきることが大事なので順番までは意識しません。「あ、これもあったな」ととにかく全部出しきることが大事。

「こんなものかな」と出し切ったら、クライアントが望むものを選び、報告書の順番を考えていきます。それを色違いの蛍光ペンで書きます。この例だと黄色で引いた項目が大見出し、青が中見出し、ピンクが小見出しという感じです。こうすることで階層が視覚化できます。

こちらは資本提携している会社との提携事業を検討する会議に向けて作ったWBS(Work Breadown Structure:ガントチャート)の構想を考えていた時のマインドマップです。

書いた後実際にエクセルでWBSを作る段階でどういう順番にするか、入れ子になるのはどれかというのを太めの赤ペンで数字を書き込んでいきました。実際には具体的なサブ項目がたくさんあるのですが、手書きだと書くのがしんどいし、それはもう頭にあるのでエクセルで書く時に書き出していきました。

このマインドマップを元に実際に作ったWBSがこちら。膨大な項目になりましたが骨子は手書きでマインドマップでまとめてあったので「あとは書くだけ」という状態でした。

読書メモも手書きノートで

読書もマルチビューにして、左に読書アプリ、右に手書きノートを置いています。

電車で座れた時や家の中でベッドなんかでまったり読書する時はこのような配置にして、ペンを片手に読書するというのがとても気持ちいいです。読書ノートも「思考ノート」にページを作っています。

Galaxyは「kindleとnoteshelfを同時に起動する」というペア設定をホーム画面に登録できるのでドックに置いています。シングルでnoteshelfを起動するアイコンと並べて置いています。

まとめ

「とにかく全部書く」「1冊にまとめる」がタブレットだと簡単に実現できてしまいます。紙のノートだと10年もすると大変な量になりますが、タブレットだと1つのアプリに収まるし、機種変更してもデータは引き継げるので引っ越しは楽。

会議でもPCを広げて臨むより、手書きメモっぽいスタイルの方が相手から見ても好感度は高いと思います。PCだとパスワード入れてスリープ解除し、メモ帳アプリなど起動して、ファイル名つけて保存して、とか結構時間かかりますからね。

これがタブレットだと指紋でスリープ解除できるし、ノートアプリはすぐ起動できるし、自動保存してくれるのですぐにペンで書く態勢が取れます。

そして日々のノートとは別に「思考ノート」を作っておくことで、夜ベッドに入って横に水割りを置いて酒を飲みながら、読書メモを取ったり、事業構想を考えたりする時間がとても楽しいです。

以上です。少しでも参考になれば幸いです。







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