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北陸鉄道浅野川線 #2 内灘駅
内灘駅は、浅野川線の終点です。
内灘駅で折り返しの準備をしている8000系
この北鉄8000系は、名車である京王井の頭線の3000系を譲り受けたものですが、どうやら浅野川線に投入されたものはその第1~5編成にあたるらしい。廃車後に数多く譲渡された3000系ですが、浅野川線にいるのはその中でも最古のものたちなんですね。
内灘駅の外から
ちなみに、ここに写っているのは3000系のうち幅狭車と呼ばれている第1,第2編成にあたり、幅広車と呼ばれている第3編成以降とはいろいろ仕様が異なります。
まず、顔が微妙に違うんですが…これは幅狭車と幅広車を横に並べてみないと分かりにくいかな。比較して見れば分かりますが、単独で見せられると正直ちょっと難しい。
この違いは分かりやすいでしょう。乗っているのは幅狭車で、ドアが1枚の片開きです。対して後ろに写っているのは幅広車で、ドアは2枚の両開きになっています。
京王時代はあくまでどちらも同じ3000系として扱われていましたが、北鉄に譲渡されてからは
幅狭車→8800番代
幅広車→8900番代
というように車番が区別されています。