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祇園のサウナ

京都の祇園四条に位置するサウナ&カプセルホテル「ルーマプラザ」。
先日数ヶ月に渡る改装工事を経てリニューアルオープンしたと言うことで行ってきました。
ルーマプラザは映画村や京まふの帰りに何度か寄ったことはあったけど、利用自体は4〜5年振りと記憶。

エントランスは落ち着きのある綺麗な外観に生まれ変わりました。

隣のスギ薬局では、これ見よがしに入り口付近にスポドリとミネラルウォーターの冷蔵棚を配置。わかってるじゃないの。

エントランスは従来と同じく6階。しかし綺麗に改装されていて自動精算機も新設。受付は従来通りカウンターで受付して靴箱の鍵と交換でロッカーキーを受け取ります。

ロッカーも当然リニューアル。旅行者の利用も想定してか横幅が比較的広くてよほど大きいバックパックでなければ収容可能。ただスーツケースは難しいかも。
難点は1番〜10番台のロッカーは喫煙室がすぐ横にあること。喫煙室に出入りする人と交錯するわタバコの匂いが漂うわでタバコを吸わない筆者には気になって仕方なかったです。

浴室内の配置は改装前とあまり変わってません。しかし浴槽やサウナ室はリニューアルされています。
浴槽は6・7・8階の三層に分けて配置(これも改装前と同じだったかな)。6階がメインの浴槽と水風呂、オートロウリュサウナと洗い場、7階がセルフロウリュができるフィンランドサウナと塩サウナ、陶板風呂と強弱2種類の水風呂、8階が京都市内を一望できる美泡風呂といったラインナップ。
ととのい椅子は各階にあり。特に6・7階にはインフィニティチェアもあり、屋根も無いので晴天の日は最高のととのいを堪能できます(逆に雨の日は悲惨ですが)。
気になるのは7階の喫煙スペース。仕切りがないので煙が流れてきてしまいます。筆者が利用してる時は加熱式タバコを吸っていた方しかいませんでしたが、嫌煙家にとってはちょっと頂けない造りです。

休憩スペースもリニューアルされましたが特に見るべき点は無し。TVは見れるしコンセントもあるので不満はありません。

さて、最後のレストランなんですが、これが正直期待外れでございまして…

これで900円はちょっと高くないですかねえ。味も薄いし正直美味いかと言われると…
生中は他の施設と値段はそれほど変わりません。

なんと言いますか、サウナーのニーズとメニューがマッチしてない感じなんです。一応一人鍋とかサ飯らしいメニューもあるにはあるんですが、いわゆる酒の肴になるメニューが少なすぎる。盛り付けもカフェみたいな感じで小綺麗なんだけどらしくなくて違和感が凄い。あと「煮物各種」というメニューがあったんですがその先がない。いやいやその各種が何なのかを教えてくれ。ちなみにメニューはタブレット端末で注文する方式で、注文時はリストバンドのバーコードを端末に読み取らせます。
折角綺麗にリニューアルしたのにメニューの貧弱さで損してるのはもったいない。実際1人のお客さんが着席してメニューを眺めるも注文せず出ていってしまってました。あと、カプセルもありますが今回サウナ利用だけなので其の辺はわかりませんので悪しからず。

サウナは進化、レストランは退化したというのが正直な感想。レストランのメニューは是非とも改善を検討していただきたい。サウナーにとってはサ飯も重要な要素なんですから。


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