在宅OK!手軽にできる国際協力「収集寄付ボランティア」のご紹介
こんにちは!アジア車いす交流センター事務局の熊沢友紀子です。
私たちは東南アジアのタイ、インドネシア(ジャカルタ周辺)、そして中国雲南省で、車いすや教育機会の提供などを通じて障がいのある子どもたちの自立を支える活動をしています。
詳しい活動をご存じない方は、ぜひ一度ホームページを覗いてみてくださいね♪
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私たちの支援活動にご参加いただく方法はいくつかありますが、
今日はその中から、モノで寄付する「収集寄付ボランティア」について取り上げてみたいと思います!
収集寄付を募っているもの
❶ 空き缶のプルトップ
空き缶のプルトップの部分を缶から取り外して収集し、事務所に持ち込み、または郵送で寄付
回収したプルトップは金属買取業者で換金し、全額をタイ、インドネシアへ送金します。現地で新品の車いすを購入して障がい児に届けるための資金になります。
「プルトップを溶かして車いすのフレームにするの?」と、よくコメントいただきますが、残念ながらそのまま車いすに生まれ変わるわけではありません(笑)
ざっくり計算してプルトップは1キログラムあたり約50円になります。
毎年たくさんの方にご協力いただき、800~1000キログラム(約45,000円)集まりますが、これは現地で購入する新品の車いす約2台分にあたります。
❷ 書き損じはがき
書き損じたはがき、郵便書簡、特定封筒(レターパック封筒およびスマートレター封筒)を収集し、事務所に持ち込み、または郵送で寄付
❸ 未使用切手
汚れたり、き損していない郵便切手を収集し、事務所に持ち込み、または郵送で寄付
❷❸は、所定の手数料を支払えば、郵便局で普通切手と交換することができます。会員や寄付者へ報告書や領収書等を郵送する際の郵便代として使わせていただいています。じつは、この郵便代は事務所経費としてとても負担になっているので、本当に助かっています!
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企業の従業員ボランティア・マッチング事業によるご支援
昨年から、公益社団法人日本フィランソロピー協会様(東京都千代田区)が運営する「従業員ボランティア・マッチング事業(ボランティアウェブ)」で、在宅でできるボランティア活動として募集掲載いただいています。
これにより、プルトップ回収活動を中心に、これまであまりご縁のなかった関東エリアから少しずつご賛同いただけるようになりました!
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お宝探し?未使用切手の寄付事例より
先日、ある方から30年以上ずっと趣味で収集してきたという切手シートを大量にご寄付いただきました。(N様、本当にありがとうございます!)
見ているだけで楽しい切手が多かったので、使ってしまう前に、ブログでいくつかご紹介させていただきます!
第6回喫煙と健康世界会議記念(1987年)
まずはご本人様のイチ押し!キングが煙草を吸ってます。デザインにも惹かれますが、こんな国際会議があったことも驚きですね。
登記制度100年記念(昭和62年)
ポップな配色に目が行きますが、よく見ると漢字の「登記」の中に日本地図が描かれているという、とってもおしゃれなデザインです!
海洋生物学100年記念(1987年)
なんちゃってダイバーのわたしのイチ押しはこちら!100年の節目に数ある海洋生物の中からウミウシが選ばれるなんて!テンションあがりました♪
その他、100年記念にはこんなものも・・・
動物園100年記念(1982年)
天気予報100年記念(1984年)
内閣制度100年記念(1985年)
内閣制度はともかく、動物園と天気予報はどのタイミングから100年なのか気になりますね(笑)
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ここからは、国際協力団体である「アジア車いす交流センター」が勝手にお勧めする国際関係の切手をまとめてご紹介します!
青年海外協力隊創設20年記念(1985年)
現在スタッフの中に協力隊出身者はいませんが、元スタッフ、元インターン生で協力隊として活躍していた人も。ちなみに今年2021年は協力隊の派遣開始から40周年の節目なのだそうです。
日中国交正常化10年記念(1982年)
日韓国交正常化20年記念(1985年)
今や旅行やドラマなどを通じて身近な中国や韓国ですが、国交が正常化してまだ50年ちょっとなんだなぁと改めて実感しました。
日タイ修好宣言調印100年記念(1987年)
私たちの活動国であるタイと日本の間には長い交流の歴史があります。最近だと2017年に日タイ修好130周年の記念行事がバンコクで数多く催され、私たちも在タイ日本大使館から後援いただいて障がいアート展を開催しました。その30年前の100周年は、一体どんな様子だったのでしょうか。個人的にたくさんの思い出がよみがえる貴重な切手に出会えました!
ほんの一部をご紹介しましたが、いかがでしたか?
切手で過去の歴史や出来事を振り返ることができ、さらにデザインも本当に素敵なものばかりでした。切手収集を趣味にされる方の気持ちがよくわかりました!
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プルトップ1個、切手やはがき1枚の積み重ねが、海外の子どもたちの支援に繋がります!
今晩から晩酌のビールの空き缶のプルトップを集めてみませんか?
大事な記念切手でなくても、シートでなく1枚単位でも、自宅で不要な切手、書き損じはがきがありましたら、ぜひご協力お願いします!