【NerVouS】100日後に初老を迎えるわたし-あと69日-
2020年6月17日(水)
~NerVouS~
残すところ69日。
語呂がロックなので、初めて結成したロックバンドのことを思い返してみようかなぁ。
高校の友人Mとバンド雑誌などでメンバー募集したり、そこから広がった縁で高3のときに結成したバンドNerVouS(ナーバス)。
僕が神経質なA型だったから、そんな名前になったとかならなかったとか(笑)
Mと家の近い1歳年下のTがギターで加入するのですが、ギターを始めて半年でXの「BLUE BLOOD」を弾きこなすというセンスの持ち主!
あまりのレベルとセンスの違いに、ギターリストは彼に譲り、ベースに転向することに。
しかしベースを弾くもしっくり来ず、カラオケで歌うのは好きだったので、ボーカルをやることにしました。
XやLUNA SEAを聴くのは好きだったけど、ミュージシャンになるなら歌のお兄さん坂田おさむさんみたいになりたいなと思っていたので、実は全然方向性が違ったのですが…(笑)
Mが音楽の専門学校ESPに進学し、1999年6月にESPホールにて初ライブ。
MとTが作る様式美漂うメタル曲と、恋をまだ知らない僕が作ったラブソングという、今思えばめちゃめちゃなセットリストでした(笑)
↑初ライブのESPホール。初めてメイクしたのも思い出深いけど、それ以上に思い出に残っているのが、この日UFOを見たこと🛸
どうせならメイクしてみようと、みんな見様見真似でやったのですが、そこで気づいちゃったんですよね。
幼少期からあがり症で人見知りだったのですが、メイクをすると全然緊張しないし、まるで別人になった感覚を覚えたのです。
この日をきっかけに、色んなライブハウスのドアをたたき、オーディションを受けながら出演の機会を増やしていったのですが、あまり好きでなかった高山陽介を忘れられる時間が嬉しくて、徐々にもう一人の人格が出来上がっていきます。
↑ちょっとメイク慣れてきた頃。化粧のノリがいい!笑
日に日に髪は伸び、眉毛は細くなっていきます…(笑)
↑だいぶメイク慣れてきた頃。地毛です。
↑スッピンはこんな感じ。眉毛…。
対バンでつながったバンド仲間もファンの子たちも僕のステージネームしか知らず、大学に通っていることも伏せてフリーターで通していたので、大学以外では完全に高山陽介を忘れていました。
そして、歌のお兄さんになりたかった夢はどこか奥底に眠り、ビジュアル系の世界へどっぷりと足を踏み入れていくことになるのです。
嗚呼…。
続く。