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HANOWAサービスの「WHO」を元歯科衛生士が深掘る
前職は歯科衛生士、現在はフリーランスでweb系のお仕事をしているわだやんです。
今回は、業務委託でコンテンツディレクターを務めている「HANOWA」のお話を。
HANOWAとは?
歯科医院と歯科医療従事者のマッチングプラットフォーム🦷
先日、HANOWAのCOO南部さんがこんな記事👇を出されていました。
元歯科衛生士である私にとって、爆裂に共感できるポイントが主に2点ありました。
今回は、私の実体験をベースにHANOWAサービスの「WHO」の感情を生々しく書いていこうと思います。
現在HANOWAに関わっているメンバーは、「WHO」の解像度を上げるために役立ててください。
HANOWAに興味を持っている方は、「HANOWAってこんな人たちにサービスを届けてるんだ」と知る機会にしていただければと思います。
前提:わだやん`s歯科衛生士の経歴
本題に入る前にバックグラウンドの前提を揃えるため、私がどのような歯科衛生士歴を歩んできたか記します。
新卒〜3年間:常勤勤務(A歯科医院/ユニット15台)
その後2年半:常勤勤務(B歯科医院/ユニット5台)
その後3ヶ月:パート勤務(C歯科医院/ユニット5台?)
その後9ヶ月:HANOWA勤務(マッチング回数11/累計マッチング医院数6)
※補足:上記期間ずっと独身・子なしです
爆裂共感ポイント①“キャリアを通して積み上がるものが可視化されにくい”
南部さんの記事内で、こんなパートがあります。
医療業界では、サービスの販売単価が法律で定められています。
つまり、新卒の歯科衛生士と10年目の歯科衛生士が同じ販売単価で役務提供をしています。その10年間に何冊本を買っても、何度スキルセミナー受講しても、クセのある患者対応をしても、教育担当になっても、サービスの販売単価は一緒です。これらは、見返りが乏しさ(キャリアを通して積み上がるものが見えにくい)を招くものと捉えています。
これはまさに、私が歯科衛生士を辞めた理由のひとつです。
常勤で働いていたころは、割と向上心を持って仕事に取り組んでいました👇
・新卒〜3年間:常勤勤務(A歯科医院)
入職1週間で自分の予約レーンを任されがむしゃらに取り組む。
1日10時間勤務のあと症例検討会や翌日の予習の日々。
休日はセミナーに自腹で行きまくる。
・その後2年半:常勤勤務(B歯科医院)
最先端の歯科を身に付けるべく、都内の知る人ぞ知る歯科医院に往復4時間かけて通勤。
歯科医療はこんなにも繊細で深いものなのだと驚愕。
必死についていくも、期待に応えられず疲弊。
働き方、生き方と向き合う。
この5年半を通して私は気づきました。
「あ、勉強してもお給料は上がらないんだ」
と。
10万円以上セミナーや本に課金しても、一部の人からは「すごいね!」と言われるようなB歯科医院で例え10年働き続けたとしても、お給料はほとんど上がらないという事実を目の当たりにしました。
私がほしいのはなんだ?富か?名声か?と、真剣に働き方を考えました。
保険診療において、
サービスの販売単価は法律で定められますので、新卒の歯科衛生士と10年目の歯科衛生士が同じ販売単価で役務提供をしています。
というわけなので、そりゃ勉強したところでお給料が上がるはずがないんですよね。
歯のことしか勉強していない当時の私はそこまで考えが及びませんでした。
また、これまでやってきたことがリセットされる感覚も味わいました。
B歯科医院を辞めたあとに勤めたC歯科医院で、
「あなたの歯石取りは歯石が取れてない」
「器具の持ち方はこうで、この順番でこう取りなさい」
「今まで勉強してこなかったのかな?」
的なことを言われました。
そのときのわだやんの心情はこちら👇
「え…?これまでのやり方って全否定されるの…?」
「B歯科医院でのがんばりって、認められないんだ…」
「あなたと違って、拡大鏡やマイクロスコープ使ってきたんですけど(笑)」
「あー。この人たち、自分の思い通りに人を動かしたいんだなー。」
傷ついたプライドと悔しさと情けなさと呆れと、いろんな感情が入り混じっていました。
A歯科医院で働いていたときも、B歯科医院で働いていたときも、「ここで働いてるんだから、どこへ行っても通用するよ」と言われていましたが、そんなことはありませんでした。
村(歯科医院)を変えたらいったんリセット。
正しいのは教科書ではなく、村長(院長)なんですよね。
学んできた教科書は同じ&サービス内容(保険診療)は同じはずなのに、村ごとに『正しいとされる行い』が違いすぎてもうよくわかりません。
爆裂共感ポイント②“キャリア選択肢の量の向上”
南部さんの記事内で、こんなパートもあります。
▼HANOWAのないキャリア選択肢:合計3つ
正社員 or パート or 働かない(休眠)
▼HANOWAのあるキャリア選択肢:合計7つ
正社員 or パート or 働かない(休眠) or「お試し勤務」 or 「HANOWA(単発)勤務」 or 「HANOWA(単発)勤務の連続 」or 「オメデトウ制度(継続雇用)」
この増え方、衝撃です。
上述の①で“これまでのキャリアが認められない”感覚を味わったあとに「HANOWA(単発)勤務」をした私はこんな感想を持ちました。
「え…こんな簡単に時給1,600円もらっていいの…?しかも、行くだけで感謝されて、初めましての私に患者さんの歯石取りを任せてくれて、細かいやり方に文句も言われず…こんな大らかな歯科医院ってあったんだ…」
当時のリアルな感想は、以下のラジオでもお話ししています👇
そして、HANOWAではこんなアリガトウ↓をもらい、「歯科衛生士をやっててよかった」という“終わり良ければ全て良し”的な後味を噛み締めながら、歯科衛生士人生を終えることができました。
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これは間違いなく「正社員 or パート or 働かない(休眠)」の3つだけでは味わうことのできない感覚でした。
選択肢が増える、つまり、歯科医院との関わり方が変わるだけで、キャリアの過去・現在・未来の捉え方が変わるのです。
7つに選択肢が増えたものの私自身が歯科衛生士を続けていないので説得力に欠けるかもですが、
選択肢が増えたことで歯科衛生士を続けることができた、あるいはきげんよく働けるようになった方はたくさんいます。
まとめ
以上、独身子なし元歯科衛生士が思う爆裂共感ポイント2点でした。
HANOWAサービスの「WHO」をより深くイメージいただくことができたでしょうか?
「これまでのキャリアが認められない」「このままの働き方では自分が思い描く人生を送れない」そんな閉塞感を感じたところからの「HANOWA(単発)勤務」は、これまでの経験と未来を明るく照らしてくれました。
こういった自身の実体験があるから、HANOWAが成長することでたくさんの人の人生が明るくなると確信できています。
そして、HANOWAの成長は、現在の自分の成長と過去の自分を救うことにつながっています。
これからも、HANOWAの成長に寄与できるようにがんばっていきたいと思います!
今回の内容は社内報ラジオ「We HANOWA!!」でもお話ししています^^
他のHANOWAメンバーの記録はこちら👇