呪縛のように頭に残り続けている、逃げた後悔の話
おはようございます。
新卒編集者のだゆーです。
今日は頭の片隅に残り続けている、逃げてしまった後悔の話をしようと思います。
この記事を読んでくれている皆さんは、「途中で逃げたこと」「辞めたこと」の後悔はありますか?
僕はあります。
かなり昔のことなのに、今でもたまに思い出しては「うわー」って叫びたくなります。
僕は剣道をやっていました。
今はもうやっていないのですが、小学校1年生くらいから始め、結構長い期間やっていました。
詳しい時期は覚えていないのですが、この出来事が起きたのは、小学校高学年から中学にかけてのあたりです。
その日は、一日の大体の稽古が終わって最後の打込み稽古をやっていました。
打込み稽古とは、先生の開けた部位(面・小手・胴)にひたすら打込み続けるという稽古です。
その打込みは、一日の最後の総仕上げでめちゃくちゃきつかったです。
どんだけ打込み続けても終わらずに、「まだ、まだ打ってこい!」と言われ続けていました。
体力がなくなっていたところに追い打ちをかけるように、「残心が遅い!」と言われて背中を押されたりもしていました。
終わりの時間が特に言われていないのでこの稽古があと何回やるのかもわかりませんでした。
……ダメな理由を探せばいくらでも出てきます。
結果、僕は逃げました。
少し足に痛みを感じたんです。
別に我慢できるし、そのまま稽古を続けられる程度のものでした。
なのに、足の痛みを理由に稽古をそこで中断して休みました。
キツすぎる稽古が嫌で、逃げてしまったのです。
周りのまだ頑張れただろという視線が、まだありありと思い出せます。
この逃げた後悔が今でも時々、頭をよぎります。
このことを思い出して、「僕は辛いときに頑張りきれない人間なのかな……」と落ち込むことが何回もありました。
その考えは、色々な努力を重ねた今でも拭い去ることが出来ていません。
大学受験で浪人して一日10時間以上の勉強を1年間続けた経験も、高校のイベントでマラソンを走りきった経験も、自信は与えてくれましたが、昔逃げたという後悔を拭い去ることはできませんでした。
多分呪縛のように一生つきまとう後悔だと考えています。
なので僕は、どうしてもキツくて逃げ出しそうになっているときはいつもこう考えます。
「一時の楽か、一生の後悔か」
そうして考えると、大抵のことはまだ努力する余地が残っていたりします。
後悔が僕にやりきる力を与えてくれているのです。
今でもすごく後悔している記憶ですが、同時に力を与えてもくれています。
この後悔とともに、前を向いて生きたいです。
今日はこのへんで失礼します。
それでは、また明日!