1か月でとれる甲種危険物取扱者対策法
はじめに
こんにちは。wadaです。
今回は突然ですが甲種危険物取扱者試験について書いていきます!
甲種危険物取扱者とは1類~6類までの危険物を扱ったりできる国家資格です。
これは僕が合格した時の成績です。
法令 93%
物理・化学 70%
性質・消火 90%
合格ラインは各60%以上なので余裕の合格でした。
(物理・化学が一番低い💦)
甲種危険物がどういう資格なのかは以下をお読みください。
受験資格が設けられているのでそこは気を付けてください。
取って何かいいことがあったかといわれると微妙ですが、国家試験の中では気軽にとれるものなので目指してみるのはよいでしょう。
合格率3割くらいらしいのでまぁまぁの難関資格といえるでしょう。
また、仕事で必要になってとれと言われた方もいるみたいですね。
本記事ではなるべく早く効率よく合格するための勉強法を紹介します。
オススメ参考書と勉強の方法
参考書選びはめちゃくちゃ大事です。
僕は最初大学の講義でこのテキストを買わされたのですが、分厚すぎてやる気をなくしました。
何でもかんでも赤字になっていてどれが大事なのかわからないのが気に食わなくて僕にはあまり合いませんでした。
ただ、著者が大学の化学科の教授ということもあり物理・化学分野の充実度は高いですね。私は後述するテキストで勉強した後問題演習の目的で本テキストを利用しました。
オススメテキスト
通称工藤本です。
このテキストさえやれば合格すると言って間違いないクオリティです!
この本のいいところ
・試験に出る要点がよくわかる
・語呂合わせが豊富に掲載されており暗記の助けになる。
・めちゃめちゃ問題演習ができる
この3点ですね。
演習問題に新幹線マークや特急マークみたいなのがついていて、「これは絶対覚えないといけないやつか」とか「これは最悪覚えなくてもいっか」みたいなのがわかるようになっています。
これが地味に助かります。完璧主義な人ほど心配になってしまいますからね。
ここからは分野別にどのようにやればいいのかを伝授します。
法令の攻略法
実は僕は法令分野が一番得意でした。この分野はしっかり勉強すれば、絶対に取れるおいしい分野です! ここはかなり力をいれてやる価値があります。
やり方としてはシンプルです。まずはテキスト部分を気軽に読みます。
ここで無理に暗記しなくても大丈夫です。語呂合わせを何度も反復して内容を頭に軽く入れましょう。
とにかく問題を解くのが大事です!一度目で解けなくても全く悲観する必要はありません。問題番号のところに〇×△でもつけておきましょう。
間違える→テキストに戻って覚える→また解くの繰り返しで問題を解くことによって覚えるのがコツです。最終的に4~5回くらい解けばほとんどの知識は頭に入っているでしょう。
僕は試験直前は法令マスターと化していました。(今は全く思い出せません・・・)
物理・化学分野
ここは高校基礎レベルの化学と物理の計算問題が解ける方ならかなり楽な分野です。逆にそうでない方にはかなり厳しい分野となります。
化学の計算は正直、このテキストだけでは足りないかもしれません。
そんな方にはこれがいいかもしれません。同じ工藤先生の本です。
アマゾンから引用。これを見ると高校生レベルの有機化学の知識も必要ですね。
化学の計算なんて余裕だぜって人はざっくりやればOKです。高校化学の内容なんて忘れたぜ・・・って人はガチってください。
性質・消火
最後の難関である性質・消火です。
ここは結構根気のいるところになります。
まずは各類の性質・定義をしっかりと抑えるのが大事です。ここがあやふやだと学習が空回りします。
各類ごとに共通の性質や消火方法がありますのでまずはそれを覚えます。細かい例外はその都度問題に出てきたらチェックするくらいがよいでしょう。
この分野は問題を解くのも大事ですが、何度もテキストを読んでしっかりと性質を暗記する、これに尽きます。また、出やすい類や物質というのは結構決まっているのでそういったものも問題演習を通じてつかんでいくといいですね。
総括
これらを一日1時間くらい取れれば1か月もあれば終えられるんじゃないでしょうか。お忙しい方でも2か月あれば十分です。サクッと勉強して栄冠を手にしましょう。
おまけ
合格を確実にしたい・高得点で受かりたいという方はこの模擬テストまでやれば鬼に金棒です!同じ著者なので親和性も抜群です。「わかりやすい」と同じく語呂合わせも健在です。
以上になります。
めちゃめちゃざっくりでしたが、結局何回も問題を解いてれば結構覚えられます!
少しでも参考になれば幸いです。