満点取得者が明かすTOEICのリーディングスコアを爆上げするための学習法


更新履歴

2021/6/22 ビジュアル英文解釈 pdf掲載サイトを追記

2021/1/19 韓国模試の買い方を追記

2021/1/19 オススメ韓国模試を追加

※このnoteは読者のかたの要望に応じて今後も追記される予定です。

連絡はツイッターアカウント @wadatoeicまで。

当noteを参考に勉強に取り組んでTOEIC875点を取得したという報告をいただきました!


1. 自己紹介

皆さんこんにちは。TOEICerのwadaと申します。

私は現役理系大学院生(2020年3月現在)の修士二年生です。これまでにTOEIC L&Rテスト(以下TOEIC)を30回以上受験し990点満点を5回取得しています。

※2021年4月追記 990点7回取得

IPテストも入れるとリーディング満点は10回取得しています。

画像1

(990点初取得時の画像 当時大学4年)

私は英語先専攻でなく留学等も一切していません。ではなぜ普通の学生が990点をとるに至ったのか?

本記事ではだれでも無理なくリーディングの力を伸ばしていけるような

勉強方法を紹介します。本記事ではリスニング学習法は扱わず、いかにして

リーディングのスコアを伸ばしていくのかを議論します。

2. リーディングはスコアが取りにくい?

TOEICを何度か受けたことのある方ならご存じだと思いますがTOEICでは

リーディングよりリスニングのほうが点が取りやすいです。

これはデータからも明らかです。

https://www.iibc-global.org/toeic/official_data/lr/data_avelist/247.html#anchor02

スクリーンショット (29)

リスニングで470以上だと全体の上位3.8%ですがリーディングで470以上

取れれば上位1.1%になるわけです。この統計からもリーディングのほうが

高得点を出しづらいことがわかりますね。

逆に考えるとリーディングを攻略することがハイスコアへは欠かせないと

いうことがわかると思います。いくらリスニングができるようになっても

495点までしか稼げませんからね。950以上を狙う方は特にリーディングに

力を入れていく必要があります。

3. なぜリーディングで失点してしまうのか?

結構模試も解いたし、TOEICの参考書もたくさんやってきた。それなのにリーディングのスコアが思うように伸びない、力がついている気がしない...

そんな悩みを感じている方は多いのではないのでしょうか。

もともと実力がある人を除けば、ただ闇雲に問題を解いて、解説を読んで納得するという勉強法ではおそらく限界が来ます。

リーディングにおける失点の原因は1. 知識不足、2. 正しく読めていない (読解力不足)3. うっかりミス この3つに大別されるでしょう。

うっかりミスは「気を付けてくださいね」としか言えませんが一番致命的なのは2の正しく読めていないことを認識できていないことです。

TOEICのリーディングは普通に英語が読める人ならちゃんと全問正解できるようになっています。正しい方法でしっかりと英語を読む練習を積めばきっと目標スコアを達成できるでしょう。


4. 本記事の対象者

本記事ではTOEICのリーディングのスコアが300以上490以下の方を対象とします。

本記事では英語の力自体を伸ばしていくことでリーディング力を上げていくというアプローチをとっていきます。

したがって

「TOEICのスコアさえ上がればいいからTOEIC以外の教材では死んでも勉強したくない」という人には向きません。

逆に、「少し時間がかかってもいいから数か月後、1年後・・・に劇的にスコアを伸ばしたい!」そんな方向けの記事となります。

すぐにスコアが上がるような怪しげな方法ではないのでご了承ください。

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