『グレース オブ ゴッド 告発の時』試写観賞会
映画試写観賞会
「グレース・オブ・ゴッド告発の時」
7月17日に公開の本作品。フランス映画。
美しい景色からはじまる本作品ですが直後の衝撃の告白に苦しさというか闇というかなんともいえないモヤモヤが心を襲う。
神父による小児性愛の性的暴行へのトラウマ。
30年過ぎた今となっても苦悩し、もがく姿が描かれている。
あるまじき犯罪。
無力な子供に対しての猟奇的な犯罪。
誰にも話すことができない閉ざされた世界。
そこを打ち破る怒りと叫び。
組織に対しての不信感。
神父の不気味な空気感。
事件から何十年もたっても現場で子供たちにふれあう神父。
おぞましい。
被害者たちが勇気を持ってたちあがり長いこと歴史という名の元に放置されてきた組織に風穴をあけていく。
小児性愛の性的暴行という一見特殊で隠された世界だからこそ、傷口を間近で見てしまったようなリアルな憎悪が支配する。
この世界観。
映画としてどうこうという前に事実に基づくという気持ち悪さ。
子供のころの体験が未来をぶち壊してしまう現実。
半分ドキュメンタリーという恐ろしさ。
信じていた強大な神という力からの裏切り感。
こんな経験をしてしまった子供たちは何を信じていけばよいのだろうか。親たちはどう声をあげたらよいのか。
うちの子は性的暴行を神父から受けましたと声をあげれるものなのか。
でかい組織への反発。しかも信仰してい神への反発。声をあげたあと子供がさらに負ってしまうであろう傷。世間からの目。
様々たな思いが交錯する。
パパになった被害者のその子供が 一連の流れが終わったあとに
「パパ まだ神を信じている?」
の問いかけの後の苦い笑顔がどちらに転んだ顔なのかわたしにはまったくわからなかった。
二時間越えという長い映画ではあるし最後がわかりやすいハッピーエンドでもなく
ある意味淡々としていることの不気味さ。
それこそがこの映画の醍醐味な気がする。
大きな組織に立ち向かわなくてはいけないパワーとそれを隠そうとする組織。
家族やまわり、親との関係性。
場合に寄っては性的暴行の後遺症から抜け出せない場合や自殺もあり得る。
そんなこと あってはならないし、
恐怖。
決してわかりやすいスカッとする映画ではないが大人たちには見て欲しい。
子供たちへの影響を。
あー モヤモヤする。
このモヤモヤはたぶん大切。
隠蔽体質な組織。
ヘドがでるぜ。
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