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「感謝」ってどんな気持ち?
子供の頃からのトラウマからくる生きづらさを手放して
本当の私で生き直す
「ライフ・リノベーション」クレアの香里です。
わたしはことあることに、母からお前には「感謝」が足りないと
言われ続けていました。
気分で怒り、怒鳴ったり手が出たりする親に
どう感謝すればいいのか・・・と思うのですが、
時には「感謝が足りない」という理由で怒られることもあり
「感謝」という気持ちがわからないのに
どうすれば怒られないのかと思いながら
怒られているときは、違うことを考えて
その場を乗り切っていました。
そして、長い間「感謝が足りない」という母との関係性に悩み
カウンセリングを受けたり自己啓発セミナーに参加したりと
自分でできることをいろいろとやってきたのです。
結果の所在が「結果期待型」だった
でも、結果の存在が「結果達成型」ではなく「結果期待型」
だったため、見事に撃沈・・・
解決することもなく、徐々にスピリチュアルの世界へ
足を踏み入れることになっていきました。
残念ながらスピリチュアルの学びの中でも
「感謝」が足りないから人生うまくいかないと
言われ続けてしまい、ドツボにはまってしまったんですけどね・・・
「結果達成型」と「結果期待型」
ここで、結果の所在について少しお話します。
結果の所在とは、思考パターン(考え方のくせ)の一つになるのですが
「結果達成型」とは
やりたいことをするためにセミナーを受けるという思いで
セミナー受講を決めること。
目的の達成は自分。結果を導く主体も自分。
自分を信頼しているという視点で
可能性を切り開く人生ので、自分の人生を生きやすい
パターンです。
そして、「結果期待型」とは
このセミナーを受ければどうにかなる。という思いで
セミナー受講を決めること。
これをすれば思い通りの結果が得られるだろうと
期待をすることになります。
結果は自分ではなく外部が導く。
依存性が高く、自己不信という視点で
相手の言いなり(操り人形)になるために
自分の人生を生きにくいパターンです。
今までわたしは、完全に後者の「結果期待型」でセミナーを受けて
きました。
ということは、このセミナーに受けさえすれば楽になれる。
こんなに高い受講料を払うんだから、いい結果になるに決まってる。
そんな期待でいっぱいにしてセミナーの受講をしていたのです。
それでは、思うような状況を作り出すことはできません。
望む人生を手に入れるなんてあり得ないんです。
だって、外部に依存することでうまくいくと思い込んでいるから
ずっとその外部の何かを頼って言いなりになる。
すると、自分の人生は外部の何かに乗っ取られてしまうから
自分で決めることもできなくなってしまう。
それで幸せになれるはずがないですよね。
「感謝」って頭の中がお花畑になることじゃないの??
ずっと私は「感謝」って頭の中がお花畑でいっぱいになって
全身が幸福感に包まれるものかと思っていました。
(ハイジがお花の咲く草原で「うふふふっ」と
スキップしたり両手を広げて走り回る・・・みたいな感じね)
そんな話を、友達と話したときに
「そんなお花畑までいかなくても、掃除機かけてるときなんかに
思い出してクスッと笑って心が温かくなったり
畑で育てたキュウリがおいしくて最高!って思ったり
そんなことだって感謝だと思うよ」と言われて
そうだったのか・・・と目から鱗だったことがありました。
それから、通勤の朝、家から駅まで向かう道を歩いているとき
空の色がきれいで「ふわっ」と心が温かくなったり
すごく寒い冬の日に、コンビニ入ったら中がすごく暖かくて
カラダとココロが緩んだり・・・
そういう小さなことも「感謝」という気持ちだったんですね。
「感謝」とは
人や自然などから受けた恩恵や厚意に対して
「ありがたい」と感じ、その気持ちを相手に伝えること
ということは
頭の中がお花畑でいっぱいにならなくても
私の周りには「感謝」がいっぱいあるっていうこと。
今日からは、どんなに小さい「感謝」でも
こころにふわっと感じたら「ありがとう」と
言葉にしていく。
そして
わたしは〇〇をやりたいからこのセミナーに参加する。
うまくいかなかったら、私のやり方が間違っていた!と
「結果達成型」の思考で生きていきたいと思います。
ライフ・リノベーション クレア
和田佳織
<理念>
本当の自分でたくさんの人と繋がることで
世界をLOVE&PEACEで侵略する