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コミュニケーションのとりにくさ
テキストでのコミュニケーションがとても苦手だ。
仕事の話、例えばスケジューリングやその調整などは事実を記載するだけでシンプルに完結するので、気が楽だ。
一方で、話し合い。テンションの感覚はテキストでは伝えにくい。
正確にはテキストには僕が伝えたい言葉のイメージがない。それは感情もそうだし、イントネーションや声色も、である。
嬉しかったことや喜びたいこと。それらは十分に伝えたい表現だ。最大限の喜びを表すテキストが存在しない。対面で話す言葉をテキストは持っていない。すごくもどかしさを感じている。
逆に、テキストでコミュニケーションが取りやすい例がある。友達のイベントや商品を買うときはとても快適だ。何かにお金を払う行為がそもそも最大限の好意だし、(ダジャレじゃないよ!)「ありがとう」に精一杯の気持ちが込められていると思っている。
インターネットで完結する世界は近いのではないのだろうか。家から一歩もでなくても生活できてしまう世の中は果たして幸か不幸か。人と喋る行いをせずとも生きていけるようになってしまったら、ネット上にのみ存在する人になる。
最近思うのが、誰か知り合いのやっているイベントや商品などを、もっと多くの友人がやるようになると、コミュニケーションしかり関係性が柔和に、潤滑になるのでは、ということ。
もちろん、ある程度のクオリティや想いは必要で、ハードルは高いけれど、お金を払うことにはテキストの言葉以上の誠意がある気がしていて。
結局、生活していくためにはお金は必要で欠かせないものなので、ではそれを稼ぐにはどうしたらいいのかとなり、自分が好きなもの、もっと他人に知ってほしいものを広げていけると、良い経済圏が生まれるんじゃないかなあと思っている。
特に僕は誰かのつくっている商品やその想いが込められたものを買うことが好きで、それをやっているけれど、そのときの「ありがとう」はとても嬉しい。双方に温かさが宿る。
普段はあまり話さないけれど、商品を買うことをきっかけに生まれた縁もある。自分の世界を広げる手段にもなっている。
いつも静かで何を考えているかわからないと言われることの多い僕も想いを伝えることができる行為の一つがものを買うこと。応援したいし、好きだし、心の底から伝えることができるのかなって。
今日もそんな縁を紡ぐために出かける。ワクワクしているし、ここにワクワクする自分がいる発見をした。
そういえば手紙を書くことも好きだったな。
最近は全然書いてなかったから書いてみようかな。
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