【何度でも言うよ】
昨日の夕方、
ショッキングなニュースが目に飛び込んできた。
27歳。
何度か聞いたことがある
彼のインタビューやコメントは、
どんな状況でも相手を受け止めた上で
自分の想いを
自分の言葉で
愛をもって伝えていた。
中でも印象的だったのは、
たまたま目にしたドッキリ企画。
仲の良いモデルの先輩か仲間かだったかな。
女性2人から
「子どもが生まれても、そんなパパでいるの?」
「もっと父親らしくした方がいいと思う」
「絶対子どもがかわいそうだよ」
みたいな、彼のスタイルや生き方に対する
忠告めいた言葉が浴びせられていた。
「確かにすごく珍しいですもんね。
そう思われても仕方ないし、ずっと言われて育ってきたし」
と受け入れた上で
「絶対可愛いパパでいます」
「しっかり自分を持つ姿を見せます」
「人の好き嫌いに合わせないで
自分の好き嫌いを表現できる子、
自分をしっかり持てる子に育てます」
とまっすぐ目を見て話していた。
「偽りの自分に慣れたら、人に何も教えられない」
そう言い切っていた。
だけど、その後一人になった途端、涙を流すシーンも。
こんな企画自体、どうかと思うけど、
彼の言葉や強い意志は私の中に強烈に残っていた。
その後、彼らの家族関係が変わったことで
実生活で浴びる言葉は
ドッキリ以上になったのかもしれない。
そんななか、強く強く、と
必死に心を保とうとしていたんだろう。
「そうありたい」と
何度も自分に言い聞かせていたんだろう。
「そうあれる」と信じてもいただろう。
彼の言葉は、“ギフト”そのものだった。
だけど、心無い人たちの“凶器”によって
心を傷つけられ、
肉体を失ってしまった。
ねぇ、いつも言ってるけど、
何度でも言うよ。
それくらい、言葉は強い力を持っているの。
とてつもない影響力を持っているの。
相手の未来を変えてしまうほどの力があるの。
誰もが使える言葉。
せっかく使うなら、凶器ではなくギフトを贈ろうよ。
もちろん、優しい言葉だけがギフトじゃないよ?
相手を想って厳しいことを言わなくちゃいけないこともある。
意図せず傷つけちゃうこともある。
それでも、根底に愛があれば
ちゃんと真意が伝わることを私は知っている。
傷つけてしまったなら、
謝って本音で話したら
以前より深く想いあえることだってある。
私自身、意識していても、
カッとなって怒っちゃうこともあるし、
悔しくて言い返しちゃうこともある。
常にギフトを贈れているかっていうと
そうじゃないかもしれない。
それでも、一人でも
ギフトを選ぼうと意識する人が増えたら?
それを実践して、ギフトを贈る人が増えたら?
受け取って、喜んだり嬉しかったり、
幸せを感じたりする人が増えたら?
今度は受け取った人が、
ギフトを贈っていかないかな?
そしたら、その先、その先に
幸せの連鎖が起こらないかな?
そうなると、争い事なんて減っていかないかな?
大袈裟かもしれないけど、
その先には世界平和だってあり得ると本氣で想ってる。
そんな想いで起ち上げたのが
#みんなで書く会 。
小さな小さなムーブメントの始まりでしかないけれど、
「『一人でも多く』の一人になりたい」
と想ってくださる人がいたら、
一緒に言葉のギフトを贈っていこう。
彼のご冥福を心よりお祈りいたします。
#みんなで書く会
#みん書く
#あなたの言葉がギフトになる
#両想いライティング