見出し画像

④フリースクール紹介カードを作りました

▼前回の記事

おうちフリースクールの再開まであと2か月ちょっと。
先日、おうちフリースクールの紹介カードを作成しました。



▽生徒さんの募集についての考え方

以前からnoteにも書いているとおり、今回のおうちフリースクール再開は、あくまでも”ひっそり”という形をとろうと考えています。

ナリワイはなるべく小さく。
教室も今までどおり小さくひっそりと。
何よりも教育の中身をしっかり。そういうわけで、今回の再始動においてもあえて広く宣伝はせず、ひっそりと”いつの間にか”スタートを切ろうという野望があります。

②スクールのHPをInstagramにお引越し【続・おうちフリースクールのはじめ方】より


例えば、友達から「スクールやってる?」と聞かれたときや、スクール運営仲間の方に「ちょっと勉強見てほしい子がいる」と言われたときに「うちにおいでよ」とスムーズに招き入れられるように、というだけの理由で各方面再整備をしているというのが正直なところ。喧騒から離れて、小さく、深く学べる場所を、また子ども達と一緒にイチから作りたいなぁと思っています。
よく「スクール拡張すればいいのに」といろんな方から言われて、そういうことを想像してみたこともありますが、私の場合はまったくワクワクできなかったんですね。
直に子どもと学ぶ時間が減っちゃうし、人様に指示を出して動いてもらうという立場で働くのが、未だに苦手なので。

②スクールのHPをInstagramにお引越し【続・おうちフリースクールのはじめ方】より

自分のやりたい事をこれからも守っていくためには、私のスクールは大きくなくていいし、立派でなくていい。
私自身も、スクール運営を通してエラい人になりたいというのもない。
これからもずっと、ちょっとだけ地域の役に立つただの主婦でいたい。
そのためには、スクールも仕事の幅もほどほどに小さいのがいい、それが私の今の答えです。

②スクールのHPをInstagramにお引越し【続・おうちフリースクールのはじめ方】より


上記に加え、ブランク明けの状態で、自分がどこまで気が回るか?という懸念もあります。

子ども達一人ひとりへの支援だけでなく、それと同じくらい、保護者様とのやり取りやご案内は、丁寧かつスケジュールに十分余裕をもっておこなうというのが私の仕事における心がけ。

そこを疎かにする支援者やスクールは個人的に好感が持てないので、ブランク明けの自分のキャパをひとつひとつ確認しながら、自分にOKが出せる範囲内で、生徒さんの人数を調整していきたいと思っています。

というわけで、いきなり大々的に生徒さん募集はせず、まずは「紹介カードを受け取った方からご案内」という形をとることにしました。

ただでさえボケている私なので、大小のミスが必ず発生することも考慮。
「わたなべ大丈夫?」と思われたときに保護者様からもすぐに指摘してもらえたり、反対にこちらから「ごめんなさぁぁぁぁい‼‼」と謝ったりしやすい関係づくりという点も、まずは紹介制でスタートを切ろうと決めた理由です。

関係性ゼロの相手同志だと、相手方にもいらぬ気を遣わせてしまったり、不信感を抱かせてしまうリスクが大きいし、それって結果的に保護者様へのご迷惑につながると考えました。

「センッセー!もうまたー!」って気軽に説教してもらいたいんです、私は。(そんでもって、出来ればあまり深刻に怒らないでほしいのです)

リハビリが済んで、頭の回転が通常モードになったら生徒さんの募集はもう少し広く行えるようにしたいです。

「そんな弱気なこと言ってたらフリースクールを必要としている子すべてに支援が届かないじゃん!」って怒られそうですが、心配ご無用。

ありがたいことに私の拠点である埼玉県桶川市内には、不登校支援団体やフリースクールがあと3団体ほどあるので大丈夫です。
こんな時こそ、私は同業者さんを全力で頼ります。


▽紹介カード作ったぞ

前置きがバブルガムテープくらい長くなりましたが(懐)、そんなこんなで紹介カードを作りました。

当面の間は、この紹介カードをもっているご家庭を対象に入会のご案内をしてまいります。

▼紹介カード【表】

紹介カード表

表面は基本情報を印字。

▼紹介カード【裏】

紹介カード裏

裏面にはスクールの詳細について箇条書きしました。
私のおうちフリースクールは学習支援や進路支援、課外活動等すべてにおいて、けっこう積極的な働きかけをします。

最近は「のんびり心を休めて」とか「自由に好きな事をして過ごせる」というタイプのフリースクールが多いので、そういうイメージで私のスクールに来てしまうと、子ども達は「思ってたのとちがう…」となると思うので。

事前に情報を明示することで、ミスマッチを防ぐ狙いがあります。

昔(←私のスクール以外にフリースクールが近隣になかった頃)は結構「みんなうちに来い!」って感じてやっていたのですが、先にも述べたとおり、ありがたいことに今では近隣にフリースクールや子どもの居場所が複数あります。

子ども達が(あるいは家庭が)「スクールを選ぶ」時代がようやくやって来ましたので、今回のスクールの再開に際しては、この「すみわけ」みたいなところを私は無意識に意識しています(日本語オカシ?)。

数字上げたいスクールさんはそうも言ってられないと思うんですけれどね。

私はそうじゃないので、「うちに来たい子はうちに」「他が合う子はぜひ一番適切なスクールにつながってほしい」とハッキリ言っちゃうタイプですし、なんなら積極的に他のスクールさんを紹介しちゃったりもします。

▼紹介カードの材料はダイソーの無地はがき

印字したカードは、ダイソーの無地ハガキです。

ワイルドに開封後でごめんあそばせ

A4のビラだと折りたたまなくちゃいけないし、受け取った人が持ち帰るまでに端が折れちゃったりすると思って、今回は厚めで小さいハガキにしました。

55枚も入ってるし便利だからまた何かに使うー!

以上、おうちフリースクール再開に向けた紹介カードをつくりましたよーというお話でした。

【このマガジンのTOP】





いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集