わたしが「親孝行」を始めたワケ
それは、人生を時間で換算した時に、両親と過ごす時間が余りにも少ないことが分かったから。
わたしからあなたへの「幸せのエッセンス」は本や教育系youtubeから学んだことを実践し、プラスになったことを、完結に深掘りせずに綴ります。何かのきっかけになれれば嬉しいです。
これはすごく簡単な時間の捉え方です。
1日は24時間。この「時間」というものは、老若男女、大富豪や貧乏な人、誰にでも平等に与えられる唯一のものです。
その「時間」をどう使うか。
「今」というその一瞬一瞬の時間を繋いだものが「人生」となります。
「時間」はものすごく大切にしなければいけないものなのです。
ですから、その「大切な時間」を「大切な人」のために使いたいと思いました。
わたしに残された時間
仮に私が今30歳として、80歳まで生きるとします。
24時間×365日×50年=438,000時間
これが、私に残された時間です。
では、その中でこの先両親(特に父親)と過ごす時間はあとどのくらいでしょう。
当時の私は実家から離れて住んでおり、年に3回の長期休暇のみ帰省していました。
また、両親と過ごす時間から、寝ている時間は除きます。
仮に父親が65歳として、75歳まで生きるとしましょう。
16時間×10日×3回×10年=4,800時間
残り、4,800時間しか無いのです。
日にちに戻すと200日。なんと1年分もありません。
両親は、当たり前ですが私より年上です。
なので、残された時間も短いのも当然です。
しかしながら、このように具体的な数字で見ると、残された時間がとてつもなく短いと感じました。
なので、両親が元気なうちに、出来るだけ両親との時間を作りたいと思うようになり、率先して親孝行をするようになりました。
この逆のことが、自分の子供との時間に置き換えることもできます。
子供は幼稚園に入るまでは親がつきっきりで育てますが、その後「幼稚園」「小学生」「中学生」「部活」「習い事」など差し引いただけでも、子供と過ごす時間はみるみる少なくなります。
子供が大学生になり、一人暮らしを始めたら、その後そのまま就職して完全に親元を離れる場合もあります。
私がそうでした。
親と子という関係は、一番長い時間を共に過ごしているようで、実はほんの限られた時間だけだったということです。
もちろん、それぞれの環境や人間関係で時間の長さは変わってきます。
「両親」や「子供」に限らず、「夫や妻」「親友」「先輩」「後輩」「趣味の仲間」など、みなさんの大切な人との時間を、一度数値化してみてください。
その時間は紛れもなく、あなたとその人との間に残された時間なのです。
いかがでしょうか?
今回は、私の人生の中で始めて良かったと思う「親孝行」を始めた理由についてお話しさせていただきました。
わたしからあなたへの「幸せのエッセンス」でした。