「ヨガ日記」 2.　年の瀬はスガシカオと語り合いたい！

スガシカオはやたらと語るのが好きです。

♩君に話した言葉はどれだけ残ってるの？とか
♩Oh baby僕は君に話しかけてるいつものようにあの日のように、とか

ヨガではよく
「自分の身体の声を聞きましょう」と言います。
自分の身体の声に耳を傾けることで
本当に自分の欲していること、必要としていることを発見する。
そしてその発見した自分に正直になる。
これをヨガではSATYA（真実）と呼びます。

自分に正直に生きることは
とても勇気がいることだけど
自由でとても気持ちの良いことです。

でもヨガはそこで終わってはいけないのです。
それは単なる準備体操。

準備体操で見つけたSATYA（真実）を
スガシカオのように語りかけることがヨガの次の段階です。

どうしてみんな本気で語ろうとしないんだろうと
私はいつも不思議に思います。
曖昧な笑顔や差し障りのない言葉じゃなくて。
親切を装った無関心じゃなくて。

確かに本当の話をするのはとても怖いことです。
見たくないことを見なければならないし
そのために対立や摩擦が生じます。
でも本当の話をしなければ
人と人とはいつまでたっても繋がれない。

真実の言葉で真実の話をして
対立や摩擦を乗り越えた時に
繋がった人と人との関係は
人生でこの上ない宝物になるのです。

♩ぼくらがもう少し愛についてうまく話せる時が来たら

それをヨガではSATYAと呼びます。
そのSATYAで繋がった人の輪こそ
新しい困難に満ちた年に世界中が
何よりも必要としていることではないでしょうか？