8畑[タマネギノコト]
スーパーで「新たまねぎ」の文字を見て、もうそんな時期！？ってなったので淡路島に近いところに住んでいる自分が玉ねぎのことを書いてみますー。
学名:アリウム・ケーパ(Allium cepa)
科名:ヒガンバナ科ネギ属
和名:玉葱
開花:4月
花言葉:「不死」「永遠」
備考:玉のように大きくなる葱の仲間ということから「玉葱」が名付けられた
玉ねぎは最古の栽培植物の１つとされている。
紀元前1600年ごろの古代メソポタミア時代に粘土版の楔形文字で書かれた古代レシピにタマネギが多く存在する。エジプトの壁画にビール、パンと一緒に玉ねぎを食べる姿が描かれている。
一方、古代中国ではタマネギは肺に極めて有害で攻撃性、性衝動を増大されると考えられて漢の時代にはニンニクと一緒に赤い紐で吊るして虫除けとして使われていた。
日本では江戸時代末期には、タマネギを鑑賞用として使われた。食用としては明治18年頃から野菜として栽培され食べられるようになったそうだ。
とまあ、ざっくり書いたがタマネギの歴史って世界中にあるだなと驚き。日本の観賞用っておもしろいですよね。
匂いきついものを見るって笑
そもそも玉ねぎってどうして丸いのか。
タマネギの玉の部分はタマネギの実ではない。
玉の部分は、タマネギの葉っぱが集まって分厚く肥大化したもの。
つまり、タマネギは葉が何層にも重なってできたもの。
皮の部分は、表面が乾燥して茶色くなった。
実は茶色い皮の役割がすごかった。
外からの湿気が入り込みにくくなってり
内側の水分が出るのを防いでくれたりする重大な役割がある。
だからカビに成りにくく、中の水分が保たれているのだ。
種類は、大きく分けて東欧系の辛味品種と南欧系の甘味品種。日本で作られているほとんどが辛味品種である。
甘味品種は、ターボ、もみじ3号、シャルマなど。
辛味品種は、黄タマネギ、ペコロスなど。
一般的に食べられているのは「イエローオニオン」。
辛味の強さは品種によって違う。
早生の方が辛味が少なく、晩生になるにつれ辛味が強くなる。
タマネギを切ると涙が出るのはチオアルデヒドという成分の作用になるもの。
臭いや辛味の元となるのは硫化アリル。
カットすると細胞が壊れてアリシンという成分に変化する。
「血圧を下げる」「コレステロールを下げる」「ビタミンB1の吸収を助ける」働きがある。
ほかにも、ビタミンB2、C、カリウム、カルシウムなどのミネラル、食物繊維がバランスよく含まれている。糖質はグルコース、フルクトース、スクロースが含まれるんだとか。
んで今回の料理は、アグロドルチェ
要は、タマネギの甘酢煮です
タマネギを厚めにカットし
バターで炒める。
砂糖と塩、ビネガーを加え煮る。
お好みで唐辛子入れたり、ミント入れたりしても。
煮たものを1日寝かせ
パイに乗せたり、パンに乗せたりしたら
うまうまですよー。
バーガーみたいでもいいかも
自分でも育てているタマネギ。
観賞用に置いてみようかな笑
草ボーボーだな笑