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パソコンとタブレットを縦置きできる携帯モニタスタンド「WING BINDER」が便利なんだけどね・・・

WING BINDERというモニタスタンドをご存知だろうか?

かつて、クラウドファンディングで販売された、変わり種のモニタスタンドである。

なにが変わっているかというと、

下にノートパソコン、上にiPadを置いて、
上下二段で作業ができるスタンドで、しかも携帯できるスリムさを誇る

というかなりマニアックな製品なのだ。

Camp-fireのクラファンページから引用】

カフェでパソコンを使っている人はたくさん見かける。
普通は、ノートパソコンをテーブルに置いて使っている。

ごく稀に、ノートパソコン用のスタンドを使って、モニタの視点を
高くしている人がいる。
しかし、ごくごく稀にである。

そして、このWING BINDERを使って上下二段重ねでの作業を
カフェでやっている人を、ぼくはこれまで、自分以外に見たことがない。

というか、僕自身、カフェで使うことは、WING BINDER購入以来、
2回ぐらいしかない。

そして、その2回目が、今である。

この記事は、コメダ珈琲店で、WING BINDERにMacBook AirとiPad(無印)を載せて書いている。
MacBook AirとiPadは画面ミラーリングの拡張モニタモードで使っているので、MacBook Airが2画面になっている。

上のiPad(無印)には、WING BINDERの紹介ページを表示させ、
下のMacBook Airで、Jeditを表示させて記事を書く、というスタイルだ。

この記事執筆の前は、別の仕事で、iPadにあるデータの管理表を
Numbersで表示させ、その表を参照しながら、MacBook Airで
Googleスプレッドシートを使って新規で表を作成していた。

何かを参照しながら、別の作業をする、という時に、この上下二段の作業環境はめちゃくちゃ効率が良い。

視線移動なしで、情報を参照しながら、作業ができるのだ。

このWING BINDERの使い勝手を紹介しているWeb記事はたくさんあるが、
ぼくが読んだ記事は、ぜんぶ、上に載せたiPadの画面の下部が、
下のノートパソコンの画面上部と重なって、見えなくなっている。

これだけ見ると、ちょっと不便じゃないか?と思ってしまうのだが、
実際にぼくがやっている方法は、下のMacBook AirをWING BINDERの
下のスタンドから少し手前にずらすことで、MacBook Airの画面を
多めに開くようにして、高さを低くすることで、iPadとの干渉を
なくす、というやり方。

このやり方なら、ちょっと机のフットプリントは広めに必要になるが、
Mac Book AirとiPad両方の画面をフルに使えるので、おすすめである。

WING BINDERは折りたたむとMacBook Airと同じぐらい薄いので、
携帯するスタンドとしては十分に実用的である。

それなのに、これまで外出先で2回くらいしか使っていないのは、
どうしても作業の見た目が大袈裟かつ厳ついためだ。

「こいつ、当面帰るつもりないな」

と、お店の人がドン引きするような作業スタイルなのである。

そんなお店の人の視線、あるいは、他のお客から

「なんやねん、こいつは?」

と思われているかもしれないという自意識を
無視できるメンタルがあれば、カフェでがっつりと
何かの作業をするのに、WING BINDERは最適なツールだと思う。

惜しむらくは、あまりにマニアックな作業をするツールのためか、
販売がクラウドファンディングでしか行われていないということ。

そして、2024年の秋に再販されたWING BINDERのクラファン募集も
終了しているので、欲しくても買えない、ということ。

メルカリなどでたまに販売されている中古品を見かけるのだが、
そもそもこれを買うような人は、それなりにこだわりが強い人だとおもわれ、あまり手放したくないのだろう。
出物は少なく、すぐに売れてしまうようだ。

どうしても欲しい人は、Amazonに「WING BINDER風」PCスタンドという
商品が出品されている。

本家オリジナルとちがって、変な蝶番がついていたりするが、どうしても
欲しい!という方は、とりあえず本家が再販開始するまで、これで
上下二段の使い心地を体験しておくのもよいかと思う。

この上下二段、体験してみないとなかなかその便利さがわからないのだ。

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