ミスをミスにしない!
2日間、母校である追手門学院高校女子サッカー部の練習参加した2日目の話。
1日目に引き続き静かすぎるパッとしない練習。
キャプテンに話聞いて欲しいと言われ2人で話していた。
色々と話は聞いたがやっぱり
・失点後に気持ちが落ちてさらに失点を重ねてしまうこと
・チャレンジするのが怖くて消極的なプレーをしてしまう下の学年の子がいること
・声が全く出ないこと
主に上記のことについて話した。
が、私が最終的に伝えたのは一つだけ。
「ミスをミスにしない!」
「0秒切り替え!!」
ということ。
これは実際に私たちが高校2年生くらいの頃から学年で目標にしたフレーズだ。
サッカーにはミスがつきもの。
ただし1つのミスでは失点には繋がらない。
3つくらいのミスが重なって失点はするものだと言うこと。
例えば、
1、対峙しているDFの後ろにさらにカバーがいるのにドリブルを仕掛けてとられてしまう。
2、攻撃から守備への切り替えがその選手、周りの選手を含め遅い
3、全員攻撃姿勢でカウンター対応に備えていない。
このように3つのミスが重なった時には失点するリスクがすごく高ことを知っていた。
ただし、サッカーは11人で行うスポーツ。
上記の1をしてボールロストしても守から攻の切り替えが早ければそこで奪い返せる。
それが出来ていなくてもカウンター対応をしていれば周りの選手が戻るまでの時間を稼げる。
要するにサッカーはカバーし合えるスポーツだということ。
1つ目ミスしても2つ目のミスをしない。2つ目のミスをしない為にすぐボールを奪いかえす。
するとまた攻撃ができる。
ということは奪われた時のミスなんて関係なくなる。もう、ミスだなんて言わなくていい。
上手く伝わっているか分からないけど、ミスしても次のシーンで改善してしまえばそのミスは別にミスにならないのだ。
だから、消極的なプレーをしてしまう後輩がいても、好きにやらせてあげてその代わりボールロストしても全部奪い返してあげればいい。
失点がミスなんだから
失点してないってことはミスじゃないじゃん!
もっと挑戦しておいでって
何度でもボールを送ってやればいい
その「ミスをミスにしない」という共通認識を持つことさえ出来れば、
ミスをミスにしないためにボールロストした後の守備の強度を上げるための厳しい声掛け
相手ボールになった際の危機管理をするための調整の掛け声
みんながみんなのミスをミスにしないための声掛けが出てくる。
まずはそんなことから声も出していけばいい。
0秒で切り替えもするんだし落ち込んでる暇なんてないよ!
すぐに声掛けあって話して修正する!
それが最強の
「ミスをミスにしない!0秒切り替え!!」
それにキャプテンは重圧からいっぱいいっぱいで選手に、厳しつ指摘することしかしてないように見えた。
だから、褒めることの大切さ。
厳しく言ったあとも最後はポジティブな声掛けで終わること。
を伝えた。
なんか、いい感じに響いてくれたみたいで、今日2人で話したことを先生が管理しているコンディションノートに書いてくれたみたい。
M先生からお褒めの言葉を貰えて嬉しかった。
チームを良くするために考えることの大変さをすごく感じた一日になった。
なんかこの2日間は自分が選手だと言うことを忘れていた。
そのくらい指導者側として充実していた2日間で新鮮だった。
これからも、たくさんの人と話して学び、さらにアウトプットしていけるようになりたいと、
絶対高校教師になってサッカー部を受け持ってやると
強く思えた2日間でした^ ^
長いノートの連投読んでくれてありがとうございました^ ^
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