責任と使命
2023年7月8日(土)皇后杯兵庫県予選1回戦
私はこの日初めて公式戦で先発でキーパー出場した。
正キーパーが怪我のためセカンドキーパーの私がすることになった。
しかし私はキーパーを本格的に初めて2年ちょっと。しかも、今でもメインはフィールドプレイヤーなのでキーパーをする機会は練習試合で数本くらい。
そんな中迎えた1回戦。相手は社会人チーム。
チームとしては3-1で勝つことが出来た。
高いクロスボールも2本完璧にキャッチすることが出来、入りはかなり良かった。
それに前線の選手が先に3点とったおかげで気持ちもすごく楽になった。
しかし、1失点した。
触ったのに弾ききれなかった。
少しでも前に撮っで触っていたらボールの角度も変わったのに平行、後ろ気味にセービングしたからそのままボールが流れてしまった。
悔しかった。けどかった。
明日の2回戦も勝てばいい。
そして出来れば無失点!
と迎えた9日(日)2回戦。対戦相手は高校生
前半で1失点
しかし後半開始直後ファールでPK獲得。
1対1で試合終了を迎えようとしていた……
しかし、試合終了間際の失点。
失点した瞬間に試合終了のホイッスル
負けてしまった。
本当に悔しかった。
しかも二失点とも反応出来ず見逃してしまった。
それが一番ダメな事だった。
前線の選手が点を取り追いついて、守備の選手は必死に守ってくれる、なのに最後の最後2ゴールを守る責任があるキーパーである私が見逃し……
やる気があるのかと思われるで
と正キーパーが教えてくれた。
絶対に反応はしないといけないし、
フィールドプレーヤーも納得いかないし、
見ている方もなんで?
ってなるよって。
確かにそうだ。
そこまで考えられていなかった。
失点を防ぐ最後の手段としての責任。
そしてなんとしてでもボールに触れる、食らいつく使命。
言うてみれば最終手段なのに
最終手段のものが飛びもしなかったらそりゃみんな納得しなくて当たり前。
みんな何も言ってこないけど
正キーパーが教えてくれたこと。
それをこれから胸に刻んでキーパーももっと頑張りたいと思った。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?