習慣・継続・決断

習慣を作るのは大変だ。

新しい習慣作りのため計画をしよう!と決意したとして、そもそも毎日の分の計画を作るなんて面倒だし、何を書けばいいかもわからない。書いたところで、どこまでやればいいのか見定めるのが難しいし、無事に完了できるかもわからない。予定外の出来事が起こるのはしょっちゅうだし、毎日の活動は退屈で気持ちが乗らない日もあるし、体調が優れない日もある。

つまり、習慣作りには躓くポイントが幾重にも待ち受けているのである。「日々ちょっとずつ継続する」という言葉ほど言うは易く行うは難きものはない。

多くの失敗を通してその難しさを学んだ末、最近トライしている解決策は、継続したい活動・習慣にしたい活動について、毎日決断を下すという発想法である。私の場合、毎日同じようにやろうという思いは3日もせずに色あせてしまうので、毎日、その活動を行うという決断をするという点に意識を向けるようにしている。言い換えれば、行動を起こす地点にエネルギーを集中させ、行動の成果よりも行動を起こしたか否かに評価基準を置くということである。

やるのに躊躇していたことも、重い腰が上がれば、意外とできることは多い。そういう意味で「とりあえずやってみる」という発想は有効だと思う。継続的な活動も、日々の決断の延長に置くと意外と飽きないものである。

とはいえ、何らかの拍子で途切れてしまったものを復活させるのは容易ではなく、せっかく上がった重い腰ももう一度降りてしまう。

継続を目標に、内容不問で続けてきた活動も、いずれは内容の充実度を求めたくなるのが人情。そしてそうすると活動のハードルが上がり、もう一段高い、継続の壁に直面することになる。

結局、継続のしんどさと真正面から向き合って、それを乗り越えられるかという問題が根本のところなのかな。とはいえ、真正面から向き合うのはエネルギーがいることなので、できる限りそこで消耗しすぎず、継続の壁を乗り越える工夫をしてみるというのは悪くない提案ではないだろうか。

なんとなしに毎日書いていたnoteも、気づけば1ヶ月書かずに過ごしてしまっていた。そのことを振り返って思うところを書いてみました。なんとなしに毎日書くというところの次のレベルを目指したい思い、でもそれを達成するエネルギーがなかったと自己分析しています。そう一朝一夕でできるものではないはずなので、どっしりと構えて、また書いていきたいと思っています。


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