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【ワクセルトークセッション企画】現役大学生でサステナブルブランドを立ち上げた廣瀬彩乃氏が若者に伝えるSDGsの価値

ワクセル主催のトークセッションイベントのレポートです。
ワクセル(主催:嶋村吉洋)は、コラボレートを通じて、人に夢を与え続けていくソーシャルビジネスコミュニティです。

ワクセルは10月25日(月)に、オンライントークセッションイベントを開催しました。ゲストにはサステナブルスカーフブランド「ROSEFFY(ロゼフィー)」代表の廣瀬彩乃(ひろせあやの)氏をお招きしました。

廣瀬氏は現在、名古屋外国語大学現代国際学部グローバルビジネス学科に在学中の現役大学生で、二階堂ふみ氏や山本舞香氏を輩出した『美少女図鑑』のモデル出身。「Jリーグ・クラブチアGREEN ANGELS」1期生として所属し「2020 MISS CAMPUS COLLECTION NAGOYA」準グランプリ&特別賞の二冠を受賞しました。土へ還るスカーフブランド「ROSEFFY」を立ち上げ、クラウドファンディングで目標額の50万円を半日で達成、トータルで3倍以上の金額を集めています。

さらに若者へのSDGsの啓蒙活動プロジェクト「HANDS UP」を立ち上げ、「SDGs×お洒落」をテーマに活動中です。

今回は、学生起業に至った経緯や、SDGsへの想い、活動するにあたって大切にされている価値観等を中心にお話しいただきました。

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写真:トークセッションの様子。左から住谷、三木、廣瀬氏

すべてのきっかけは祖母からもらったスカーフ

廣瀬氏は幼い頃からファッションが大好きでしたが、ファッションはトータルで考えるものだと思っており、一つ一つのアイテムに対するこだわりは強くありませんでした。

しかし、ロサンゼルスへの留学をコロナの影響で断念し、落ち込んでいた時、祖母にスカーフを巻いてもらったことがきっかけで、ファッションアイテムは受け継がれていくものだと気づき感動しました。
スカーフを受け継いだ瞬間が忘れられず、ファッションが受け継がれていく文化を大事にしたいと思うようになり、スカーフの魅力に気づきました。

そこからスカーフを古着屋や通販で買ったり、ネットでお店を探して買いに行ったりし始めます。集めたスカーフを使う中で、使い方やデザインも自分で考えていきたいと思い、サステナブルスカーフブランド「ROSEFFY」を立ち上げました。

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写真:スカーフROSEFFY(rose pink)の写真

「ROSEFFY(ロゼフィー)」とは、「Rose(薔薇)」と「Fluffy(ふわっとした)」をかけ合わせた造語で、「ふわっと香る薔薇のような心地よさを」という思いが込められているそうです。

「ROSEFFY」のビジョンは、スカーフを通して、⼈から⼈へ思いをつなぐサステナブルな世界を実現すること。ロゴは、人と人、そして地球をつなぐイメージを採用しています。地球を表す外枠と、人と人のつながりを表すサークル(円)。中の模様は、人と人のつながりや強い意思、感情の重なり合いを表現しています。

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画像:Roseffyのロゴ
(引用元:廣瀬彩乃氏 note 『新ロゴ発表』

スカーフを通して環境問題に取り組む

環境問題に取り組みSDGsの啓蒙活動「HANDS UP」を友人と一緒にスタートした廣瀬氏。もともと環境問題については何も知らないところからSDGsに興味を持ち始め、ファッション業界の抱えている問題を知って、変えていくべきだと思い行動してきました。

「SDGs(エスディージーズ)」とは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称であり、2015年9月に国連で開かれたサミットの中で世界のリーダーによって決められた、国際社会共通の目標です。

(朝日新聞より引用:SDGs(持続可能な開発目標)とは何か?17の目標をわかりやすく解説|日本の取り組み事例あり

17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。

(外務省HPより引用:SDGsとは?)

自分の想いを形にしたい、ファッション業界の抱えている問題を解決したいと起業を決意した廣瀬氏。自分の力だけでは何もできないけれど、SDGsについて伝えることはできると「HANDS UP」の活動にさらに力を入れています。

日本のファッション業界は、多様な原材料を使用し、海外の拠点で生産することでサプライチェーンが多岐に渡っています。原材料の調達から消費地に届くまで消費するエネルギーが大量にかかっていることが問題となっています。
また、今のファッション産業は全産業の中で世界で2番目に環境負荷が高いとされています。そして、環境省が実施した、日本で消費される衣服と環境負荷に関する調査では、二酸化炭素排出量が年間9万キロトン、水の消費量が約83億立方メートル、端材等排出量約4万5千トンという結果も出ています。
そういったあまり知られていない事実を広めていくことにも取り組んでいます。
(参照:国際連合広報センター環境省 SUSTANABLE FASHION )

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写真:スカーフの巻き方をレクチャーする廣瀬氏

想いをつなげるクラウドファンディング

「努力し続けられる秘訣は、自分がやりたいと思って始めたことは悔いを残すことなくやり遂げることだ」と廣瀬氏は語ります。想いを伝える手段としてクラウドファンディングを行い、半日で目標額の50万円を集めました。

クラウドファンディングでは、本来使われなくなったコットンの素材を使用し、土に自然と還るスカーフを制作するための資金を募りました。クラウドファンディングを通じて自分の想いを動画やSNSで発信することで、環境問題に興味関心を持ってもらう目的も果たしました。

自分を奮い立たせるためには、自分が何のためにやっているかに立ち返ること、自分が好きで始めたことだからやり切ることです。そして、周りで応援してくれる仲間の存在が頑張る原動力です。

「HANDS UP」の活動は大きく4つ。イベントの開催、SDGsすごろく、グッズ販売、講演会の開催です。海岸でゴミ拾いをして、そのままヨガを楽しむ等の企画も行っています。

さいごに

今後の活動について、立ち上げた「ROSEFFY」を育てていくこと、「ROSEFFY」を通じた人と人のつながりを大事にしていきたいと話す廣瀬氏。SDGsは現代ではビジネスだと捉えられてしまうこともありますが、産業革命以前の人は意識せずとも地球と寄り添った生き方をしていました。一人一人の地球環境に対する意識が変われば、環境問題も解決に近づくはずだと考えています。
今後SDGsや地球環境を考えるプロジェクトを立ち上げているワクセルとのコラボレートを通じ、「ROSEFFY」と同じ価値観を持つ人や、地球環境のことを考える人たちとのイベントや活動をしていきたいという話でトークセッションは締めくくられました。

トークセッションの一部は、ワクセル公式ホームページに掲載しておりますので、合わせてご覧ください。

■廣瀬彩乃氏

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サステナブルスカーフブランド「ROSEFFY」代表。
スカーフのあるライフスタイルを提案している。
2020年9月、若者へSDGsを啓蒙するプロジェクト「HANDS UP」を立ち上げ、「SDGs×お洒落」をテーマに活動中。
【PV】ROSEFFY サステナブルスカーフ
https://youtu.be/0jUEIYnwGec

・名古屋外国語大学現代国際学部グローバルビジネス学科在学中。
・「2020 MISS CAMPUS COLLECTION NAGOYA」準グランプリ&特別賞 二冠
・「Jリーグ・クラブチアGREEN ANGELS」1期生
・『美少女図鑑』のモデル出身(二階堂ふみ氏や山本舞香氏を輩出)

▼廣瀬彩乃氏 公式Instagram
https://instagram.com/ayachiii424/

▼ROSEFFY 公式サイト
https://roseffy.com/

▼ROSEFFY Instagram
https://instagram.com/roseffy___/

■SOCiAL BUSiNESS COMMUNiTY『ワクセル』
ワクセルは、コラボレートを通じて、人に夢を与え続けていくソーシャルビジネスコミュニティです。健全に学び、チャレンジし、成長し、達成し続ける人が次々と集まるコミュニティを作り続けます。

さまざまな分野で活躍する著名人や経営者、クリエイターの方々とコラボレートすることにより、下記の取り組みやコンテンツ制作を行っていきます。

・YouTube等での番組配信
・オンライン講演会
・出版プロデュース
・プロジェクト創出
・対談、インタビュー記事制作

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