【ワクセルトークセッション企画】株式会社TESS代表取締役鈴木堅之さんが足こぎ車いす『COGY』のつくる未来の可能性を語る
ワクセル主催のトークセッションイベントのレポートです。ワクセル(主催:嶋村吉洋)は、コラボレートを通じて、人に夢を与え続けていくソーシャルビジネスコミュニティです。
今回のトークセッションは、MCをワクセル総合プロデューサーの住谷が務め、ゲストに株式会社TESS代表取締役の鈴木堅之(すずきけんじ)さんをお招きしました。鈴木さんは、教員時代に車いすの児童を受け持ったことをきっかけに足こぎ車いすを知り、2008年に株式会社TESSを創業しました。現在は足こぎ車いす『COGY』の製造・販売を担っています。
『COGY』は歩行困難な人でも自分の意思で自由に移動できるように設計されたペダル付きの車いすです。人間の反射機能を利用しているため、左右どちらかの足を少しでも動かせることができれば、ペダルをこげる可能性があり、『Japan Venture Awards 2014 経済産業大臣賞』を受賞するなど大きな注目を集めています。
今回のトークセッションでは、『COGY』開発に関するお話や『COGY』が社会に与える可能性について語っていただきました。鈴木さんの落ち着いた空気感の中にも、事業に対する熱い思いを感じるトークセッションとなりました。
本トークセッションの内容は、ワクセル公式ホームページに掲載しておりますので、併せてご覧ください。
■鈴木堅之さんプロフィール
株式会社TESS代表取締役
1974年生まれ。静岡県伊豆市出身。盛岡大学卒業後、知的障がい者更生施設指導員、理学療法士の養成学校を経て、山形県の公立学校教員となる。車いすの児童を受け持ったことをきっかけに東北大学で研究されていた足こぎ車いすに出会い、同大学が立ち上げたベンチャー企業に入社。同社は廃業となるが、足こぎ車いすの知財を受け継ぎ、2008年に株式会社TESSを創業。足こぎ車いす『COGY』の製造・販売を担う。
■ソーシャルビジネスコミュニティ「ワクセル」(主催:嶋村吉洋)
ワクセルは、コラボレートを通じて、人に夢を与え続けていくソーシャルビジネスコミュニティです。健全に学び、チャレンジし、成長し、達成し続ける人が次々と集まるコミュニティを作り続けます。
さまざまな分野で活躍する著名人や経営者、クリエイターの方々とコラボレートすることにより、下記の取り組みやコンテンツ制作を行っていきます。
・YouTube等での番組配信
・オンライン講演会
・出版プロデュース
・プロジェクト創出
・対談、インタビュー記事制作