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【コラボレーターの仕事術】周りの人を大事にする!利他的な考えを持つコミュニティ作りで、ライフワークを充実させる!  株式会社アズクリエーション代表取締役 髙瀬要人

映像制作・ウェブ制作・デジタルマーケティングと、異なる分野で3社を経営する傍ら、起業家仲間とのコミュニティを築きあげ、サーフィンやお酒をこよなく愛する。今回、インタビューした「株式会社アズクリエーション」代表取締役の髙瀬さんには、さまざまな顔があります。 

30歳で独立するまでに、海外留学や東日本大震災のボランティア、急成長のベンチャーの立ち上げなどたくさんのことを経験。サーフィンのように時代の波にうまく乗りながら、ご自身の成功体験を積み上げている髙瀬さんに、これまでの経緯や今後のビジョンについてお話を伺いしました。

■行動力の源は「流れに身を任せる」こと

ーーご自身の経歴について教えてください。

髙瀬さん(以下、髙瀬):
世田谷育ちですが、新宿と池袋のハーフです(笑)。元々は、サッカーをやっていた普通の学生でした。高校を卒業して半年間オーストラリアに語学留学をしていたとき、色々と考えさせられたのが国際問題について。たとえば、韓国人の友人とコミュニケーションを取る際には、歴史的な背景など何も知らずに英語だけで会話していました。

歴史を含めて、とくに「差別」についてちゃんと勉強したいと思って帰国しました。大学生活の半分くらいはお金を貯めるために土木作業のアルバイトをする日々。専門学科はなかったので、英語を勉強しながら自由課題として取り組んでいました。

卒業してから1ヶ月で就職活動を終え、小規模の旅行会社に勤務したのがキャリアのスタート。ただ、「自分にはサラリーマンは無理だ」とすぐに気づいて、10ヶ月で辞めました。当時、東日本大震災があったため、再就職している場合じゃないと思い、ボランティアを1年ほど経験。そこでさまざまな出会いがあって、もう一度東京で就職しようって考えに至りました。

ITやヒューマンリソース業界で、クリエイターを扱う営業として再スタート。1年ほど経過したときにベンチャー企業からのヘッドハンティングがあって、ジョブホップしました。3年間の勤務で、営業のフロントとバックオフィスの構築、リクルーティングなど幅広く経験。フリーランスとサラリーマンの二足のわらじを履いた後、30歳で独立しました。

システム開発支援やウェブ開発支援など、5年で売上が12億円、社員数60人くらいの企業にまで急成長させました。そこからは株を全部売却して、完全に独立。現在では、映像制作、ウェブ制作、デジダルマーケティングと、大きく分けて3つの会社を経営しています。

行動力があると言われますが、流れに身を任せることが上手いのかもしれないです(笑)。

■“利他的”な考えで、人を大事にする

ーー流れに身を任せるだけで3社を経営するのは難しいと感じますが、仕事をするなかで意識してきたことはありますか?

髙瀬:
とにかく周りの人を大事にしてきました。僕なりにコミュニティ作りに精を出してきて、今の会社はコミュニティから生まれたものです。現在は2つのコミュニティを運営していて、ひとつ目は経営者かフリーランスだけが入れる数人規模。もうひとつは「サーフィン×ビジネス」つまり、サーフィンをやっていて、ビジネスで成功している人の集まりです。どちらも細かい設計があるので、入り口の段階で選別しています。

また、やりたいことや将来の目的をしっかり持つことを大事にしてきました。そのなかでも、ガス抜きできるものはちゃんと持っていて、自分の場合はサーフィンとお酒です。経営者は孤独だと言われますが、コミュニティがあるおかげで楽しい時間を過ごしているので、辛いことも乗り越えられます。

ーーコミュニティ作りにおいて、日々のコミュニケーションで何を大事にしていますか?

髙瀬:「利他的な考えを持つ」つまり相手の軸で考えることですね。たとえば仕事をする際には、バックマージンなどお金の話から入ることはないですね。まずは相手がメリットになることを考えて、「こちらは利益いらないからもらってください」と、提案することが利他的な考えかと思い実践しています。

■成功哲学を、未来を担う若者へ

ーー最後に今後のビジョンを教えてください。

髙瀬:短期的には、経営している3社の事業間シナジーを作ることです。ウェブ制作・クリエイティブ・デジタルマーケティングを融合して、さまざまな企業と協業していきます。

長期的なビジョンとしては、教育分野への進出や学生へのキャリアアドバイザリー、あとは投資家と繋がっていくことですね。「やりたいことを持つことが重要」とお伝えしましたが、将来は環境学などSDGsについて学習している大学生に向けて、ビジネスの観点から教育していきたいと考えています。とはいえ教える側は成功者である必要があるので、まずは自分がビジネスを成功させます。教育カリキュラムには投資をセットにした動きを考えています。せっかく地球にとって良い勉強をしているなら、ぜひ学生のうちからチャレンジして起業してほしいですね。

▼ワクセルコラボレーター 髙瀬 要人さん

<プロフィール>
株式会社アズクリエーション 代表取締役

<経歴>
・高校卒業後 オーストラリアブリスベンに留学
・帰国後、駒澤大学に入学〜四年後卒業
・旅行会社に営業職として就職
・サラリーマンを辞め土木作業員になる、並行して東北大震災のボランティアに従事
・クリエイター専門の派遣会社に営業職として転職
・IT系ベンチャーにヘッドハントで営業職兼営業バックオフィス構築要員として転職
・2015年にIT系会社を起業
・2020年に当IT企業を売却(売却時売上12億円程度)
・2020年に株)アズクリエーション買収及び代表就任
・2020年にCarpeDiem合同会社を設立及び代表社員に就任
・2021年に株)コンゴを共同出資にて設立及び取締役に就任
・現在その他ベンチャー企業への支援及びエンジェル出資を行っています

■代表作・主な実績

■公式ホームページ、SNS等
公式ホームページ
http://az-c.co.jp/

https://www.ckongo.com/

■SOCiAL BUSiNESS COMMUNiTY『ワクセル』
ワクセルは、コラボレートを通じて、人に夢を与え続けていくソーシャルビジネスコミュニティです。健全に学び、チャレンジし、成長し、達成し続ける人が次々と集まるコミュニティを作り続けます。

さまざまな分野で活躍する著名人や経営者、クリエイターの方々とコラボレートすることにより、下記の取り組みやコンテンツ制作を行っていきます。

・YouTube等での番組配信
・オンライン講演会
・出版プロデュース
・プロジェクト創出
・対談、インタビュー記事制作

ワクセル公式HP(主催:嶋村吉洋)

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