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今年の一文字
「今年の一文字」
そろそろ今年の一文字も考えなければならない時期である。
清水寺で毎年発表されるそれと同じで、私が決める私の今年の一文字なのだ。去年は初めてその文字を筆で書いてみた。突然思い立ったので、何かの切れ端に書いたのだった。久々に持った筆で、もう少し上手く書けたら良かったのにと思った。もう少しまともな紙に書いたら良かったのに、とも。しかしそれが今の私のようで愛着があった。今年も筆で書いてみよう。
今年はいつもより三時間も早く年明けがやってきて、来年はいつもより三時間長くなる。
そんな中で、今模索して思い描けた今年の一文字が、年末に考えたそれとが同じとは限らない訳で、私はそんなことを考えながらまた、日比谷線に揺られる。
wacana*
上記は、2012年の思い出であり、今年もまた、同じように内省している。違うことと言えば、それが日比谷線ではなく、千代田線ということくらいである。