作家、職人を推したい!
水墨画家である義母の作品を世に出したいという想いから全てが始まりました。
有名画家にしたいとか、お金を稼ぎたいとか、あーしたいこーしたいとかあんまりちゃんと考えてないんです。
ただ、ただ、私が義母の作品が大好きで「見て見てこれ素敵じゃない!?」って世界中に向かって言いたいだけなんです。
水墨画を使ってTシャツを作ると言うプロジェクトと並行して、和風のバッグを作成しています。
私は趣味として、バッグやズボンを自分でハンドメイドしてきました。
和風バッグも自分で作る予定でした。
でも、いざ世の中に向けて製品を作るぞと思った時に、ある作家の顔が浮かんだんです。
作家と言っても主婦としてずっと趣味でハンドメイド作品を作っている方です。
私は、この方の手作業は世界一だと思っています。
この方以上に細かく美しく、そして愛情を込めて縫う人をまだ他に知りません。
会うたびに、「売ればいいのに。」と言うのですが、「こんなおばさんが趣味で作ったようなものを売れないよ。」と言うのです。
バッグを作るなら、この人に頼むしかない。と思いました。
この方のデザインはピカイチなのですが、とりあえずは私の希望するデザインを形にしてもらうということでお願いしています。
私が【wabi書院】という自分のブランドで、ある程度販売のやり方を確立することができた日には、彼女には独立し、自分のブランドを持ってもらいたいと思っています。
そして彼女自身のデザインの素晴らしい作品を世に出してほしいです。
いやー、早く世界に知って欲しい。
早く独立してほしいなんて、何を考えているんだと自分でもツッコミたくなります。でも、そういうことなんです。
私は自分のブランドを育てて、大きくしていきたいと言うよりは、私のブランドを使ってより多くの素晴らしい才能を世に出して行きたいと思っています。
日本中にいっぱいいると思うんです。とてもすごいものを作るのに「いやいや私なんて。」「たいした経歴もないし。」「こんなの売れるなんて思わない。」「ていうか、売り方もわかんない。」「そもそも勇気がない。」
みたいな才能の塊が。
そういう人たちを推したいんです。
目を覚まして!あんたのやってる事すごいよ!って言いたいんです。
勇気がなかったら、私のブランドで一旦出してみなよ。
私が世界中に「凄いでしょ!?」って言ってきてあげるよ。
ほら売れたよ。
もう自分の名前出して、自分でやりなよ!
あんたすごいよ!
そんなことをしたいんです。
そのためには、まず私がその大きな枠組みを作らなきゃいけない。
私自身、手探りだけど。
人生かけた【推し活】ができるように。
多分それが私の本当にやりたいことなんです。
わーい!
あおやま みさき
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